- 1241 クロスカントリーの通信
- NAME : はしもと 2020/10/25 21:42:07
- はじめて質問させていただきます。最近このサイトを見つけたのですが、すごく勉強になってます。
私はミシガン州在住です。PPLとってから20年近くのブランクがあったのですが、この夏に念願の再開を果たしました。フライトタイムはトータルでは140時間で、再開後は20時間ぐらい、という程度の経験です。クロスカントリーの手順について質問させてください。
instructorと50マイル程度離れた空港まで飛んだ時の通信の手順は以下のとおりでした。
出発地(Class D)のタワーと通信 出発地空域離脱後、Great Lakes Approachにコンタクト。目的地を告げSquawk codeをアサインされる 目的地(class C)のタワーと通信するよう指示される 目的地タワーの指示に従って着陸
Great Lakes Approachというのは最近できたもので、各空港のApproachを統合したものだそうです。統合の結果一カ所になったようですが、よくわかりません。飛行経路によってだと思われますが、違う周波数のGreat Lakes Approachにコンタクトしろといわれることもありました。
質問ですが、
このApproachへのコンタクトはVFRでもMandatoryなのでしょうか?近くのClass Dに飛ぶときは通信を切り替えている間に目的地の空域についてしまうぐらいなので、その時は私はApproachにはコンタクトしないし問題でもなさそうです。となると、Approachは任意であって義務ではないのか?という疑問が湧いてきます。
Approachと通信してSquawk codeもらって目的地まで飛ぶということはフライト中ずっとレーダーで追ってくれているということだと思います。となると、Flight Planをファイルする必要性はあるのでしょうか?
Flight Followingとの違いはなんでしょうか?
私の当面の目標は家族を乗せて数百マイルぐらいの範囲で旅行にいくことですが、まだ通信の手順がよくわかっていないし経験もほとんどないのでまだ自信がありません。こういった長距離を飛ぶ時の手順についてアドバイスを頂けると幸いです。よろしくお願いします。
- 1241-1 NAME : Hibiki 2020/10/27 01:16:41
- はしもとさん、おはようございます。
Class C内に入らないのであれば、アプローチにコンタクトする必要はないです。 なので、近くのClass Dに行く際は、Class Dに入る前に目的地タワーにコンタクトすればいいです(近辺のクラスC内を通過する場合はアプローチにコンタクトが必要)。 VFRフライトプランは、サーチアンドレスキューが目的です。フライトフォロウィングされている場合、必要無いように思えますが、VFRフライトフォロウィングは、必ずしてもらえるわけではありません。管制官が忙しい時、レーダー範囲に入っていない時など、拒否される場合もあります。また、フライトフォロウィングしていない時に、サーチアンドレスキューが必要になった場合、VFRフライトプランを開いていれば、捜索してくれます。 一方フライトフォロウィングは、traffic advisory(近辺の航空機を教えてくれる), safety alert(危険な高度や急接近している航空機)などを提供してくれます。レーダーで監視してくれているので飛行中に困ったことがあれば、即連絡を取れてできる限りの支援をしてくれます。
- 1241-2 NAME : くろ 2020/10/27 06:43:11
- フライトに不安を感じるようでしたらフォローの際、スチューデントだ、ブランクがあるなど付け加えると、沢山の助言がいただけるかも。
- 1241-3 NAME : はしもと 2020/10/27 07:25:12
- Hibikiさん、ありがとうございます。
Approachについてはこういう理解でいいでしょうか?
Class C, Bに向かう、あるいは空域を通過するときだけApproachにコンタクトする必要がある。コンタクトの目安は70マイル手前から(ググったらそういう投稿があったので)。
長くなりすぎると思って最初の私の投稿には書かなかったのですが、Instructorとの世間話で、デトロイトのダウンタウンを観光フライトするにはどうしたらいいかと聞いたところ、Detroit Approachにダウンタウンの上を回ることを伝えて、あとはデトロイトのClass Bを避ければいい、とのことでした。
ですのでなんとなく常にApprochからSquawkをもらうのかとおもいこんでしまったようです。このInstructorはそうすると安心だよ、という意図だったということでしょうか。
今回いただいたフライトプランやフォイとフォロウィングの説明は理解できたと思いますが、とすると、逆にApprochにコンタクトすればフライトプランもフォロウィングも必要ない(意味がない)。フライトプランはよほど田舎でClass Cのないところを飛ぶ時だけ必要。ということにならないでしょうか。。。。?
Squawkもらって墜落してレーダーから消えたら捜索してもらえる。。。。前提ですが。
また質問を返すようですいません。
- 1241-4 NAME : はしもと 2020/10/27 10:59:18
- くろさん
ありがとうございます。たしかにその都度助言を求めるのがいいですね。どうもコミュニケーションを簡潔にしようとして結果的に端折ってしまうことがあったりするので、直さないといけないと思っています。
- 1241-5 NAME : おんらいん 2020/10/27 12:38:10
- Approach (やDeparture)の統合は進んでるみたいですね。
Hibikiさんの書き込みが答えかな。 ただ、義務化されてないから不要ってのも安全上はヨロシクないので可能な限りコンタクトは強くお勧めします。 英語に自信がないのなら、LiveATCなどを日頃から聞いて、耳を慣らしておくと良いですよ。
Flight PlanとFlight Followingは別物と考えた方が良いかもですね。
Flight PlanはFSSが中心となり、到着予定になっても空いたままなら捜索を始めてくれます。 地域には関係なく、どこでも使用可能で緊急時の保険みたいな物でしょうかね。 アメリカでは自由に飛べるので、誰にも知らせてないと消えても誰も気が付かないから。
Flight Followingはアプローチやセンターなど管制官がレーダーでのサービスでしょうか。 余裕がある事が前提ですが、他の航空機とかの安全を補佐してくれる。 コンタクトしてる状態なのでClass-Cとかの要件を満たしますし、 Class-Bなどの許可が必要な場合とかにも便利 (コンタクトがクリアランスでは無いよ) 必要ならレーダーベクターや簡単な気象情報をくれるので便利ではあります。 (管制官に余裕があればとの条件が付くので完全じゃないけど、楽にはなる)
コンタクトは70マイルが良いかは不明ですが、 チャートを見て、空域に近づいたなって感じの時に交信すれば良いかと思います。 まあ70マイルぐらいから無線を聞いて、管制官に余裕があるかな?って思う時に交信しても良いかも。 もちろん、近くで交信を始めても良いんだけど早めがお勧め。 近くなると交通量が増えて、面倒にもなりますからね。 管制官にも1200の飛行機が無言で飛ばれると予測が出来ないでしょ? コンタクトが難しいならトランスポンダMODE-Cはお忘れなく。
ダウンタウン上空 インストラクターさんの説明の通りですね。 SQUAWKはある方が良いけど、頂けるかは空域や時間帯によりけりですね。 ClassB, C, Dが無ければ無線無しでも良いんだけど、 どのこダウンタウンでも空域が入れ込んでるのでお勧めは出来ない。 コンタクトしていて、タイミングが良ければClass-Bのクリアランスが貰える時も。。。
Approchにコンタクトすれば 。。。。。 通過なら全機がFollowingになるのでは? Flight Planも任意ですが、コンタクト先は基本FSSです。
- 1241-6 NAME : はしもと 2020/10/27 20:50:14
- おんらいんさん、みなさん、
丁寧に教えていただきありがとうございます。理解できました。
まだ近距離の範囲で飛んでるので、通信の情報を整理してる間にどんどん目的地に近づいて頭が追いついていかない。。。感じになってしまっていますが、頑張って挑戦して慣れていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
- 1241-7 NAME : Hibiki 2020/10/28 03:04:56
- 皆さんが仰られた通りです。
ちょっと付け足しですが、VFRフライトプランは、パターンワーク以外の場合ファイルすることをお勧めします。 https://www.1800wxbrief.com/ 上記のウェッブサイトでファイルして、ルートの天気やNOTAMも入手できますし、数年前からeasy open and closeっていうサービスがあります。 これを使えば、flight planをオープンするためのリンクがEメールかテキストで送られます。リンクをクリックするだけでフライトプランをアクティベートできるので、数秒ででき、FSSと話す必要もありません。到着した後は、クローズするために送られてきたリンクをクリックするだけです。 FSSでオープンしてクローズするのは面倒でしたが、今は便利なサービスもあるのでよろしければ試してみてください。
- 1241-8 NAME : はしもと 2020/10/28 06:03:52
- Hibikiさん、
ありがとうございます。今度早速試してみます。そんなに簡単ならたしかにどこ行くにも気軽にファイルできそうだし安心ですね。いただいたウェブサイトはチャートを見るのに使っていましたが、フライトプランは知りませんでした。
今回久しぶりにフライトを再開しましたんですが、いろんなことが便利になっていて驚きました。GPSもiPadも私がPPLとったころはなにもなかったですから。Youtubeも重宝してます。
もっとも免許とる費用も数倍ぐらい上がってる感覚ですけど。。。
- 1241-9 NAME : 暁雲 2020/10/28 06:45:22
- https://www.aopa.org/training-and-safety/students/crosscountry/articles/vfr-traffic-advisories
少し足しになるかな。
- 1241-10 NAME : はしもと 2020/10/28 08:29:58
- 暁雲さん、
ありがとうございます。Controllerの人の記事なんですね。Flight Following提供する側の視点もみえてわかりやすかったです。結局Flight FollowingもFlight Planも使えるツールは使うべき、というのが結論ですね
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