大阪空港 Runway 32 Left Appraoch End

空の話をしましょう! : 返信用フォーム


1029 ありがとうございます
NAME : 千賀 2014/08/03 09:11:29

ありがとうございます。
ようやく、これで飛行方式の理解がひと段落しました。
しばし、この掲示板に入らないのであとはよろしくお願いします。



1029-1 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com  2014/08/03 11:31:03

お疲れ!

実際の経験が無いので???だらけと思いますが、まあ仕方が無い事です。 実際に自家用を取り、計器飛行の訓練を始めると今までの疑問が氷解しますよ。

ただ、気になる事が一つ。 

千賀さんは飛行機好きすぎて完璧主義になっていると思います。その為、操縦をすると完璧にしようとの考えが強くなり、外を見ずに計器ばかりパイロットになる可能性がかなり高いです。 これでは、操縦の基礎が出来ない典型的な悪いパイロットになってしまいます。飛行機の基本は外を見る事で、変化を目と体で感じる事です。 計器の数値を保つのが操縦では有りませんので注意してください。

PCだとシュミレターばかりで、計器ばかりになりますが、それは実際とは違うと覚えておいて下さい。 計器飛行では計器中心になりますが、それは基礎が出来てからです。

去年にアシアナ航空機が着陸失敗事故を起こしました。1万時間クラスの操縦士が4人も居て、10時間程度での訓練生が学ぶ事が全く出来なかったのが原因です。飛行教官をしてると基本過ぎて不思議でなりません。 計器、機械、コンピュータに頼りすぎて基本(Basic Flying Skill)が忘れられたのが原因です。 計器や自動操縦なんて、サポートだけです。中心じゃありません。

あの事故は韓国機でしたが、日本の飛行機であっても何の不思議も有りません。世界的な問題です。自動車やバイクを乗る時は皆が速度計ばかり見てるでしょうか? 自転車には計器なんてありませんから、体感で操縦してるでしょ。この体感が基礎であり、必要なんですよ。

計器を監視して、自動操縦だけで飛ぶならパイロットになる必要はありません。 高性能なシュミレターのソフトを買えば終わりです。 体感は出来ませんが、今のソフトは本当に凄いです。 

今は意味が分からんかも知れませんが、計器で飛ぶなんて事は大間違いと覚えておいて下さいね。



1029-2 NAME : 千賀 2014/08/03 13:07:03

おはようございます
意見、ありがとうございます。またご指摘を受けましたね。
計器ばかりに頼らないでやりたいと思います。
まぁ基礎を固めてから計器飛行の勉強に移りたいと思います。
(基礎って何から勉強したらいいですかね)



1029-3 NAME : nozatomotoki 2014/08/03 14:10:27

 上田教官の言葉を肝に念じます。 今の私が全くその通りで。。上田教官のご指南の通り外に注視しながら飛行
しなければいけないと理解してるつもりでも、計器ばかり見てしまいます。 早くこの癖を直すのが上達の近道ですよね。
私を担当してくれている教官は、私の計器に頼る悪い癖をもちろん見抜いていて、着陸のアプローチの際は、俺の言う
通りにしろ。いいか、計器を見るな、滑走路を注視しろ、それで3秒後の未来位置を考えろ、このまま行けば、滑走路のどこに
着地するか?想像しろ。そして今のエアースピードをちらっと見ろ、そして視線を外に向けろ、また滑走路を見て、
またちらっとエアースピードを見て必要ならエアースピードを調整しろ。って感じで指導を受けました。また、明後日から訓練します。上田教官のホームページで勉強しながら、次回の訓練に備えます。 本当にいつもありがとうございます。
それと、今週はうちとこの学校は、開店休業状態で。。 オシュコシュ、WIでアメリカ最大の航空ショーに学校の訓練機に乗って、
教官方と家族達が、みんな行ってしまって。。 学校に行っても、飛行機はないや、その前に教官方もいないわで、来週から頑張ります。




1029-4 NAME : 千賀 2014/08/03 16:34:34

nozatomokiさん、こんにちは
状況は理解しました。
やはり、計器ばかり見ていてもだめですね。
貴方の教官が言っているように、3秒後に飛行機がどこにいるかを考えながら飛行するといいかもしれませんね。
これからも頑張ってください。



1029-5 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com  2014/08/04 22:10:54

千賀さん、こんばんは。 ちょっと違う。 

操縦する時は「計器ばかりを見るな!」って意味なんです。 計器飛行とは別物です。

今の千賀さんなら、高度5,500フィートで飛行してとか言うと、高度計ばかり見ちゃうんじゃないかと思うんです。計器を中心に操縦する人は下手が多いけど、勘違いで計器に目が行ってしまうのも事実なんです。

最初の訓練は自家用操縦士です。その時に有視界飛行の基礎を全て学ぶ事になります。その中には計器もあります。計器飛行は、基礎が出来てないと行っても無意味です。それに計器を中心として飛行するには、かなりの技術が必要です。 単なる水平飛行なら何でも同じだけど、ちょっとの変化に対応するのが凄く大変です。


nozatomotokiさん、操縦の上達は外を見る方が確実に早いですよ。慣れれば計器だけでも可能ですが、非効率的です。飛行機なんかアバウトで十分だと思える様になれば十分です。 マニューバー中の誤差は100フィート、X-Cなら200フィート以内なら合格です。

不思議なもので、計器を見なければ逆に高度とかが守れる様になります。まあ、操縦の基礎が出来たのと同じですから、自然な事なんですけどね。

私を含め、教官から色々な事を言われるでしょう。確実に理解してから飛行訓練に望んでください。地上で理解できない物は飛行中には理解できないでしょう。(初めての事なら別ですが。)

HeadingはHeading Indicatorなんて見ずに地平線を見てれば勝手にHeadingが守れます。高度か速度を保つのはピッチです。ピッチが安定すれば大丈夫。 トリムで手放し飛行が出来る様にしてやれば、操縦桿は手を添えるだけで十分。指二本でも多いぐらい。

操縦桿は握らず、トリムを合わせて、基本的には何もしないってスタンスで行けば良いですよ。

Slow Flightも着陸も、Powerで高度、ピッチで速度と理解できれば楽ですよ。

ついでにボール:
いつもボールが右に行ったりしてませんか?たまには左に行ったり。 ボールってのは少し経験を積めば見る必要は有りません。 体で感じられますから。 ボールが右なら体が右側に傾き、右側のお尻に圧力を感じます。 左なら左のお尻に。Coordinatedならバランスが取れて、左右が同じになります。お尻でボールを感じてやってください。意識してると数時間後には無意識で出来る様になりますよ。 それにボールの無い飛行機も合法です。

私はお尻メーターと教えてもらいました。アクロバット飛行士の高木さんはお尻より肩の方が良いと言います。ボールが流れれば体も流れる。nozatomotoki流の方法を編み出してください。



1029-7 NAME : 千賀 2014/08/05 11:30:12

そうですか。ご指摘ありがとうございます。
前からの繰り返しですが、やはり基礎ができていないうちから
計器飛行などをやっても無意味なようですね。
よく理解できました。
1つ質問なのですが、大学とかでパイロット養成コースがちょくちょく
やり始めてきているのですが、「管理人」さんは、何の勉強から始めましたか?
それを教えていただくととても効率的な勉強方法が編み出せそうです。
それから、着陸の時ローカライザーとグライドスロープがありますね。
そのとき三角形みたいな印が真ん中にあれば一応ILSに乗っているわけなんですが、
G/Sで、印が上に行くほど低いのですか?
それとも高すぎるのですか?
いつもFSX(Flight Simulator X)でやっていてそこがよく分からないので教えてください。



1029-8 NAME : 千賀 2014/08/05 11:38:10

先ほどの投稿で、変なふうになってしまったのでできたら1029-6は消しておいてください。
(自分はもう消したのでいいのですが、そちらではどうなっているのかわからないので…)



1029-9 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/08/05 14:11:03

操縦経験が無いので理解が難しいのは良く分かります、 数回でもフライトすれば氷解しますので、それまで待って下さい。 

哲学的になり、理解するのが難しいのですが・・・・・・
計器は飛行機の一部であり、全てじゃありません。ほんの一部です。でも多くの操縦士は「計器が全て」の様な勘違いをするので、その様な勘違いをして欲しくないのです。計器の数値じゃなく、飛行機を感じて欲しいのです。 「3秒後」との表現も、飛行機を感じる事が出来れば自然と予測できます。 (計器だけ見て分かる人も居ますが、それなりの訓練を受けてないと無理です。)

自転車を乗られると思いますが、前方に坂があれば、数秒後にどうなるか?って予測できますよね。 自転車には速度計も高度計も付いていませんが、もし付いていたとしましょう。 そこで計器ばかり見ていても何も予測できませんよね。 実際に坂に差し掛かっても、急には変化はしません。 少し後れてから反応しますし、計器では細かい事まで見えません。 その為、計器ばかりみても後手後手になるので余裕の無い下手糞な操縦になります。 操縦は対処療法の様な考えでは駄目なんです。予測して対応を練っていくのが飛行機です。

現状ではFSXしか無い状態みたいなので、選択肢が無いでしょう。 無い状態なので計器でも計器飛行の練習も良いとは思います。 ただ、FSXをやりすぎて『計器が全てだ!』なんて勘違いをして欲しくないのです。 私ら昔の操縦士はFSXとかを使うとグチャグチャな操縦になります。 これは、実機との違いが多すぎて、対処が出来無いのです。 FSXに慣れれば、航法の訓練とかに使えてよい武器にはなるのですが、体で飛んでいる人間には計器だけだと難しい物が有るんです。 

私はFS2004なのですが、あれでも凄いソフトだと思っています。その上のFSXなら凄いのは簡単に予測できます。でも、実機との違いは必ず有るので注意してください。そして「操縦は計器じゃない!」と心に植え付けて下さい。 飛行機好きが行き過ぎるとマイナスになる時も有り、千賀さんには多くの人が失敗した道に迷い込んで欲しく無いのです。

「三角形みたいな印」
もし分けないけど、この印の意味が分からない。 新しく質問を作って添付するか、画像をメールして下さい。

ILS/VOR Indicatorの真ん中にある点(丸)が飛行機の位置。 GSとLOCの交差する点がILSのコースです。

実際のILSやVOR:
知ってるかも知れないけど、決まったコースに乗るには、旋回を続けては駄目です。 20、30、45度と角度を決めて、コースが近づくのを待ってね。 これをInterceptと言います。 一度コースに乗ると、次は5度未満の修正でInterceptを繰り返す事になります。 本当だと横風が必ず有るので、横風に対する修正角度も考えて飛行します。




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