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1271 MV22オスプレイのバンク角について
NAME : 矢野亮 2023/04/28 11:32:09

2022年3月にノルウェイで起きたMV22オスプレイの墜落事故について調べています。
こちらのサイトに航空機の旋回についていくつか記載があったので、他に聞く人もいないので伺います。
米軍の事故報告書では、事故は、渓谷で地形をなぞるような低空飛行訓練中に墜落しており、パイロットの操縦ミスということで結論づけられています。
事故報告書には
事故機は、高度532フィート下降した後、バンク角45°で渓谷の地形に沿って飛行した。この時の速度は259ノットで中隊の規定値より39ノット速かった。
その後、谷の川に沿って左に旋回した。この旋回の間にバンク角は68度になった。海軍航空隊の飛行マニュアルでは、MV22Bにおけるバンク角の角度は60度となっていると、事故報告書にあります。
左旋回の後、高度と速度を失い、谷の西側の壁に急速に接近し始めた。地面を避けるために事故機は、89度の右旋回を行った。この右旋回の時の事故機の速度は202ノット、高度は海抜1261フィート。事故機ははこの飛行で、谷の西側の壁から27フィートのところまで近づいていた。
右旋回をしている間、コントロールレバーの位置は2,3秒間、後方いっぱいに減少させた。その後、急激に前方のソフトストップいっぱいまでになった。
バンク角と高度を維持している間、飛行速度の低下は、転回率の増加と意図していた転回半径の減少を引き起こした。つまり、狭くて速い転回になったということ。90度近くでの転回は1分間で4,000フィートほどの降下を引き起こした。
この後、墜落したとありますが、お伺いしたいのは、
航空機の飛行でバンク角は何度まで許容されるのか。
乗客の居住性や荷物の安定からではなく、機体の操縦可能な範囲として。
旋回する際は、速度を上げることが必要だと思いますが、狭い渓谷で低空(300フィート〜500フィート)で飛行する場合、操縦はかなり難しい技術を必要とする、できればそのような飛行はしないほうが良いと思うのですが、いかがでしょうか。
このサイトには不向きな質問かも知れませんが、感想がおありでしたら教えてください。



1271-1 NAME : くろ 2023/04/30 09:13:16

かなり特殊な機体の話のようですが、許容とかやってはいけない禁止事項などは機種によって変わります。

民間機になりますが、カテゴリーで大まかに定められているのは、PART 23 で AIRWORTHINESS STANDARDS: NORMAL, UTILITY, ACROBATIC, AND COMMUTER CATEGORY AIRPLANES
どちらかと言うとこちらの規定は、どういう運行をできるのかでして、そのカテゴリーの中でどの機種がそういった飛行ができるか
POH(パイロット オペレーティング ハンドブック)に記されております。機体自体の強度もありますが、燃料の供給や失速特性、その他色々。。

60°のバンクで1.41倍、75°バンクで1.96倍失速しやすくなります。



1271-2 NAME : 矢野亮 2023/05/03 20:41:03

ありがとうございます。



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