- 995 過呼吸発作
- NAME : TECCHAN 2014/01/05 23:17:44
- http://www.cfijapan.com/study/html/to299/html-to225/201-a-HyperV_PB.htm
ある本に過呼吸症候群のことが書かれていたので、ネットで調査しているときにこのサイトを発見しました。 私は医療従事者ではありませんが、救急ボランティアのため、看護師向けの講習会も受講します。 その講習会での話をご参考までにご紹介いたします。
過呼吸発作と過呼吸症候群を混同しているケースが多い。 過呼吸の症状が現れれば過呼吸発作と言えるが、その原因は過呼吸症候群の他、 心筋梗塞や肺塞栓、気胸といった器質的疾患がある。 高齢者で、過呼吸症候群になるようなエピソードがない場合は、特に注意が必要である。 過呼吸症候群ではなく、器質的疾患のため過呼吸発作が生じている場合、 酸素が必要だからであり、ペーパーバッグ(再呼吸療法)で低酸素を助長すれば、危険である。 それが、死亡につながる。 過呼吸症候群は、器質的疾患が完全に否定されてから診断するべきである。
ということで、ペーパーバッグで死亡例というのは、過呼吸症候群ではなく、 過呼吸発作がある器質的疾患を前提にした話と思います。 私が実際に遭遇したケースでは、テタニー症状(助産婦の手)が現れていました。 過呼吸発作の場合、テタニーの有無を確認するのも方法の1つです。 ちなみに、テタニーは、低カルシウム血症やマグネシウムの低下で起こります。 血圧計のマンシェット等で上腕を加圧して、テタニーを誘発する方法も紹介されていました。
実は、私もアメリカの空をセスナとヘリで飛んだことがあります。 ホノルル国際空港で、体験操縦としてです。免許は持っていません。 機会があれば、また、やってみたいと思います。
- 995-1 NAME : 管理人 2014/01/14 12:48:41
- TECCHANさん、 せっかく良いアドバイスを頂いたのに、気が付かずにすいません。
正月休みの最終日で、寝る前でもあり 最近、掲示板への書き込みも減っていて、見落としてしまいました。
「過呼吸発作と過呼吸症候群を混同しているケースが多い。」 私の作ったページはまさしく、この状態です。 これを読むまで二つの言葉があるなんて、気が付きませんでした。
記述に間違いがあれば、教えて下さい。 説明して頂いても、まだ混乱してる所があります。
ペーパーバックに関しての危険性は、袋が小さ過ぎて酸欠に気が付かないと理解しました。 それと、ペーパーバックの危険性が全く知らされていないのが、アメリカの現状とも思いました。 FAAの資料を見る限りでは、ペーパーバックが危険とは書かれていません。 アメリカの医療機関では危険だと警鐘を鳴らしてますが、周知されていないと言うのでしょうか。
「過呼吸発作がある器質的疾患を前提にした話と思います」 死亡例に関しては、操縦というより、マスコミ報道とかネット情報です。 まあ、空気の薄い上空では、危険度が増すのも事実ですけどね。
疾患に関しては、飛行機の世界では少なくないかなと思うので、避けます。 経験者と言う事で、操縦士がそこまで知らないのもご存知と思います。 でもテタニーと言う「筋の固縮」は注意点ですね。 知らなかったけど知っておくべきですね。
免許が無くても、飛行機関係の事ならまた書き込んでください。 単なる好奇心でも大丈夫ですよ。
- 995-2 NAME : TECCHAN 2014/01/14 22:44:42
- > 記述に間違いがあれば、教えて下さい。
> ペーパーバックに関しての危険性は、袋が小さ過ぎて酸欠に気が付かないと理解しました。
バックではなく、バッグです。 大きい袋ならよいかといえば、そうでもないと思います。 最近はペーパー(紙)のバッグ(袋)が少ないので、ビニール袋で代用という話も聞きます。 この場合、なお危険です。
器質的疾患がない過呼吸症候群において、ペーパーバッグで死亡例はないと思います。 酸素を必要とする病気になったのに、酸素を減らすことで、死に至るということです。
ペーパーバッグは二酸化炭素不足の対処療法ですが、 過呼吸症候群は精神的なものなので、原因に対応している訳ではありません。 ペーパーバッグで治ると暗示することで、精神的安定を取り戻すのではないでしょうか。 だとすれば、袋を使わなくても、「吸って、止めて、ゆっくーり吐いてー」という 呼吸法を指導した方がよいと思います。
私が遭遇した過呼吸の症例では、偶々、医師が居合わせており、 呼吸法の指導で軽快しました。ちなみに、テタニーも見られました。
私のプライベイト用名刺は、ホノルルでヘリの前に立つ私の写真を使っています。 航空機に乗せてもらうのと、操縦するのは大きな違いですね。 体験操縦とはいえ、よい経験でした。 知人の妹さん(であり、知人の知人の娘さん)がアメリカでヘリの免許を取りました。 それもあって、体験操縦にチャレンジしてみました。 といっても、あれからもう十年以上も経ってしまいました。 日本でも気軽にできるところがあるとよいのですが・・・
あと、別の知人が救急ヘリの整備士でした(今は引退)。 今さら、航空関連の仕事はできませんが、憧れの世界ではあります。 救急ヘリの場合、ニオイが強烈なようですが・・・
- 995-3 NAME : 管理人 2014/01/16 13:43:29
- 確かにペーパーバックは本の事だもんね。
飛行機の操縦では「精神的」だと理解しておくべきでしょうね。 意外と簡単に陥るとも聞きますし、特に空気の薄い飛行機では危険度も高まるし、 ストレスの多い環境でもあります。 疾患となれば、もうそれは操縦士の域じゃなく、医療ですし触らない様にしておきます。
死亡例はどうなんでしょうね。 死亡した事故が有ったのかな? それとも死亡する可能性が高いと読んだのかな? 専門外なので、死亡例まで確認はしませんでした。 あの時は何人かの人が死の危険性があるからとアドバイスを頂きました。
体験操縦は日本では難しいでしょうね。遊覧程度でしょう。 アメリカや海外に行く機会があれば、ぜひとも試してみて下さい。 体験飛行は教官も気楽なので、喜んでやってくれる人も多いですよ。
|
|