大阪空港 Runway 32 Left Appraoch End

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943 はじめまして
NAME : ame 2013/03/23 18:08:39

はじめまして。こんばんわ!アメリカで訓練しているameといいます。
現在Commercial過程の訓練中です。
先日BriefingにてSupplemental Oxygenについて教えてもらったのですが。

FARでのSupplemental Oxygen Requirementに関するRegulationが多くて解釈に困ってます。
Part 91, 121, 135とそれぞれ異なるOxygenのrequirementがありますし・・・
91については前々からなじみもあり理解しているのですが、121と135についてはうまく理解できていないところです。
また酸素マスクの種類にあるDiluter demand typeとPressure demand typeの違いもよく分かってないところです。
もしお時間ありましたら教えていただけませんか?



943-1 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2013/03/24 00:25:42

難しい話ですね。正直、知りません。 勉強した記憶も無いです。 本当にCommercialで必要なの?
普通、Airline Transport Pilotのエリアだと思ったのですが。

ちょくちょくと調べていきますので、時間下さい。

それと知らない事なので、抜けてたらお許し下さい。
その上で、間違いを指摘してね。

「CFIのくせにPart 121 と 135を知らないの?」と馬鹿にされても、事実です。



943-2 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2013/03/24 01:33:26

システムについて。

FAAが発行する「Oxygen Equipment」に単語の説明が有りました。 上手く説明していて、他にも出てるのでCommercailやPrivate Planeには十分な入門書と思いますよ。

http://www.faa.gov/pilots/safety/pilotsafetybrochures/media/Oxygen_Equipment.pdf

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Continuous flow.
This system delivers a continuous flow of oxygen from the storage container. It is a very economical system in that it doesn’t need complicated masks or regulators to function. But it is also very wasteful - the flow of oxygen is constant whether you’re inhaling, exhaling, or pausing in between breaths. This system is typically used at 28,000 feet and lower.

常に酸素が流れる一般的で単純なシステム。無駄が多いのが欠点。 呼吸を止めていても吐いている時でも酸素が流れるので無駄が多すぎる。

通常は28,000フィートまでのフライト。

---

Diluter demand.
The diluter demand system is designed to compensate for the short-comings of the continuousflow system. It gives the user oxygen on-demand (during inhalation) and stops the flow when the demand ceases (during exhalation). This helps conserve oxygen. Additionally, the incoming oxygen is diluted with cabin air and provides the proper percentage of oxygen, depending on the altitude. This system is typically used at altitudes up to 40,000 feet.

息に合わせて酸素が供給されるタイプ。 息を吸えば流れて、止めれば供給も止まるタイプで、Continuous flowの弱点を補う。また室内の空気とも混合されて、適切な酸素の割合をも保ってくれる。 

通常は40,000フィートまでのフライト。

---

Pressure demand.
This system provides oxygen under positive pressure. Positive pressure is a forceful oxygen flow that is intended to slightly over-inflate the lungs. This will, in a sense, pressurize the lungs to a lower altitude, thus allowing you to fly at altitudes above 40,000 feet, where 100% oxygen without positive pressure will not suffice.

圧力の高い酸素を供給する事が可能で、肺を膨らませるぐらいの勢いが有る。40,000 feet 以上でも使用が可能。

気圧が低くなりすぎると、100%純粋な酸素でも不十分になる時があります。この様な状態でも加圧した酸素を供給する事で、高高度でも安全に飛行する事を可能にする。

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これ以上、細かいのを知りたければ、整備士用のAirframeを探すのも良いかも知れませんね。 (ただ最新のが手元に無いので、調べる気になれなくて。これ以上はAmeさんの教官さんに聞いて下さい。)



943-3 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2013/03/24 06:01:56

FAR 121と135のOxygenの部分や他の説明を3時間ほど読んでいました。 申し訳有りませんが、FAR 135, 121に関連しては説明はしません。 お手伝いは可能ですが、量が多すぎます。 それに、元々、FAR 135やFAR 121は知りません。

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FAR 135はシンプルでしたが、FAR 121は複雑でして、ここで説明するには不適切だと判断をしました。 出来てもFARを和訳する程度か日本語での解説です。 余りにも量が多くて一覧に出来きず・・・・ 一応、一覧表を作り出したのですが、多すぎて。 航空機の種類を限定しないと無駄が多すぎて手に負えません。

FAR 121にはTurbine, Reciprocating, Presurized そして Unpressuriedと分けて法律があります。そして、PilotとPassenger、 それに規模。

FAR 135はSection 89と157でカバーされていますので自力で読んでみて下さい。区別が少なく、まだ比較的理解がしやすいです。

FAR 121はSection 327〜333でカバーされてますが、レシプロとタービンでは違いまして、文章で区別するのは困難です。 どちらにせよ、Checkrideで聞かれるなら、FARは目を通して、どこに書いて有るか?ぐらいは知ってないと無意味ですので、読んでみて下さい。これは暗記する様な事だとは思えません。

高度 10,000 feet
高度 12,000 feet
高度 12,500 feet
高度 14,000 feet
高度 15,000 feet
FL 250
FL 350
FL 410

これらの高度が分岐されている高度です。 これを目印に解読されれば楽だと思います。


----

例として・・・・

When an airplane is not flown at a flight altitude above flight level 250, enough oxygen for 30 minutes for 10 percent of the passengers, if at any point along the route to be flown the airplane can safely descend to a flight altitude of 14,000 feet or less within four minutes.

たぶんですが、「10% of the passenger」の意味が理解しにくいと思います。 最初は???でした。
これは緊急用なので、緊急時に必要な酸素量であって、「常時」では無いと理解されていれば楽だと思います。
「10%の人だけに」とは訳さずに「10%の人に配る事が可能な」と考えれば楽だと思います。

FL 240よりも下で飛行する際、14,000 feetまで4分以内に下降が可能なら、10%の乗客に30分間分の酸素を「供給できる様に」準備しておく事・・・・って感じの和訳になるでしょうか? 「供給できる様に」と考える様にすれば理解が楽になりました。

---

それと、 "Quick-Donning" Oxygen Maskってのがあります。
最近の映画とかで見かけるマスクの種類で、片手で5秒以内に装着可能なマスクの事です。
これがあれば、装着が免除される時と、このタイプで有っても免除されない高度があります。
YouTubeで検索されれば、どの様なタイプかが分ると思います。

---------

何にせよ、教官さんからの教習を受けられたのですよね?
お金を払ってるのですから、意味が分らなくても、一覧表なりリストを頂く事を強く薦めます。
英語のみで有ったとしても、彼らの方が私よりも理解しており、整理もされているはずです。
私1人では、最初から全ては無理です。(と言うか、心が持ちません)



943-4 NAME : Ame 2013/03/24 16:23:42

お忙しい中、ありがとうございます。

解説のほう大変わかりやすく、参考になりました。
まさかそれほど大量のもとになるとは。。。すみませんでした。汗

自分もあれからFARを読みながらノートを作りはじめたのですが。
英語を日本語に置き換えることに精一杯で理解するまでに至らず諦めました。汗

とりあえず、後日、教官と先生に聞いてみて、一覧表があるかどうか聞いて見ますね!
うーむ、そもそもここまで深く知っておく必要はないということですかね?
おそらくcheckrideでもこれほど膨大なものは聞かれないと思うのですが。



943-5 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2013/03/24 23:38:43

> 英語を日本語に置き換えることに精一杯で理解するまでに至らず諦めました。
何とか一覧表でも出来ればと思い、初めて見たのですが、、、、、
FAR 121が複雑でして、心が折れました。


> とりあえず、後日、教官と先生に聞いてみて、一覧表があるかどうか聞いて見ますね!
これが確実です。


> うーむ、そもそもここまで深く知っておく必要はないということですかね?
完璧な事は私には言えませんが、このレベルでの丸暗記は無いと判断するのが妥当でしょう。
もし、CheckrideにPressurizedを使うなら、聞かれる可能性は高くなるでしょうけど。
私が思うには、丸暗記では無く「理解」が求められていると思います。
何処に書かれていて、何て書いてあるか?がより大事だと思いませんか?

私はPressurizedな飛行機を操縦した事がありません。
Supplemental Oxygenの使用は有りますが、Full Faceなマスクなんて経験はありません。
Checkrideに使った飛行機もターボ無しの200馬力。18,000がCeiling。
そんな人間にFL 250以上の話を聞いても意味が無いと判断しませんか?
法律の細かい事を聞くぐらいなら、Hypoxiaの事を聞く方がもっと合理的ですよね。

試験官が何を聞くかは私には分りません。
でも聞く可能性が有ると思われるなら、FARの場所と内容を理解された方が良いと思います。




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