大阪空港 Runway 32 Left Appraoch End

空の話をしましょう! : 返信用フォーム


1170 Slipstream の説明図について
NAME : Kuni https://nekohiko.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306143749-1  2018/11/01 19:15:13

http://www.cfijapan.com/study/html/to199/html-to125/107e-3_slipstream.htm
のページにある
戦闘機のプロペラ先端から螺旋状にたなびく「すじ」が、
右側の上面図の螺旋と逆向きなのは何故ですか?



1170-1 NAME : 古びた管理人 2018/11/02 02:10:41

こんばんは、指摘されて良く見てみましたが、よく見ると良く分からんですね。
右側の図は、あるテキストからの写しですし、私らが乗る飛行機はあんなイメージで。


写真の方はプロペラの後ろには「回転してる気流が有るよ」って意味で載せてみました。

螺旋の方向は飛行機の見方が前からと後ろからの違いだと思うんですが
じっくりと見ると、逆向きの様な気もしますね。特に左側。

昔の写真、故意的なのか偶然なのか、シャッター速度が遅くて白い線の見え方が判断できないです。
図と同じ方向だと思ってみる、逆だと思ってみると、、、思った方向に見えちゃう。
交差してる部分、どちらが上なのか下なのかが判断できないですね。
上下の違いで回転方向も変わって見える。
錯覚に関しては、私には回答はできません。


生徒の皆さんには、プロペラの後ろには回転する気流が発生してるんだとイメージして頂き、
その結果、高出力で、特に低速の時は、飛行機は左に向こうとするんだと理解して頂ければ。
Slow Flightの際、右ラダーを踏み込まないとまっすぐ飛ばない一つの理由にSlipstreamが有るんだと思って頂ければ良いと思います。

適切な説明が出来なくてすいません。



1170-2 NAME : Kuni https://nekohiko.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306143749-1  2018/11/03 17:50:54

http://a2asimulations.com/forum/viewtopic.php?f=23&t=64295&view=next
リンク先のプロペラ戦闘機のプロペラはみな同じ回転方向(進行方向に向かって時計回り)ですが、螺旋の向きがSlipstream を上から見た説明図と明らかに逆回りです。プロペラ先端の後縁側(右ネジの方向)にたなびいているので、Spiraling Slipstream の螺旋方向(左ネジの方向)とは逆なのです。



1170-3 NAME : 古びた管理人 2018/11/03 19:23:09

私には、時計回りに見えるんだけど、どこかで勘違いしてるのかな。
錯覚が邪魔して私の脳みそがまともな判断が出来ていません。
自信が無くなってきた。



1170-4 NAME : Kuni https://nekohiko.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306143749-1  2018/11/04 13:23:43

螺旋をどちらにたどるかによって、CW, CCWは逆転するので、右ネジか左ネジかで識別して、「ネジの向き」が違うのであれば、別の現象の痕跡であると考えられますよね?


1170-5 NAME : 古びた管理人 2018/11/05 00:26:55

ちょいと意味が分からん部分もありますが、、、、、、
プロペラが逆回転してるなら、高出力・低速では左に行かずに、右の方へ旋回しようとするだけではないでしょうか?
写真の飛行機は古そうなので、当時は逆回転の飛行機が有ったのかも知りませんが、歴史的な事はゴメンなさい。
私らが訓練や飛行する飛行機、単発機は時計回りですから、CWで良いのでは無いでしょうか?

もし、逆回転する飛行機を操縦する事があれば、右ラダーではなく左ダラーを押し込む事だけの事です。
計器ばかり見ず、前方、地平線を見ながら操縦するのであれば、無意識に左ラダーを踏むでしょう。
操縦に慣れた者であれば、体に掛かる負荷の変化でも無意識にラダー操作してるでしょう。
(教官とかボールが見えない席に座ってると、体感でCoordinationする事が多いですからね)


高出力で急上昇する際に左へ行こうとするのは、一つの事で発生してるとは認識していません。
色々な要因が組み合わさっての出来事でしょう。
それらが、Spiraling Slipstream, P-Factor, トルク。
そして、トリムなどの調節不足や、個別の機体の癖、重量分布の不均等さ、
最後に操縦士の癖や緊張、勘違いなど細かい事の組み合わせと思いますけどね。

単なる元操縦士、好奇心が強くてちょこっと多めには勉強しましたが、
上記の複数の要因、どれが一番大きいか?なんて調べた事は無いので、どれが強いとは言えません。
私の知識に関係なく、複数の事が重なり合って左に行こうとするのが現実でしょう。



1170-6 NAME : 日スポ 2018/11/05 15:37:25

管理人やまれぬ理由で研究室発足か!


1170-7 NAME : Kuni https://nekohiko.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306143749-1  2018/11/05 18:21:42

本投稿の冒頭で指摘した戦闘機の写真のプロペラからたなびく螺旋は、Propeller Tip Vortex (Propeller Vortices)であって、Spiral Slipstream の螺旋(旋回流)とは別物です。

Cessna 172 の例
Propeller Tip Vortex がSpiraling Slipstream の螺旋と逆向きである事を証明する動画
https://youtu.be/uNBBnUUgHZk
1:30辺りから図で説明
2:30辺りから動画再生で説明(螺旋の方向に注目)

知り合いの元パイロットの方に聞いたら「プロペラ機のパイロットで、プロペラボルテックス知らない人いるんだ?(ボルテックス出ないような)いい条件でしか飛んだ事ないんだろうね」と不審がっていました。

Cessna L19 の例
飛行中に胴体下面から左舷に回り込む流れは無いことを証明する動画
主翼の吹き降ろしに抗って、微弱な Spiraling slipstream が残っていたとしても、垂直尾翼をhitしない(垂直尾翼まで届かない)
https://youtu.be/-YvSAg1c2Zk

管理人さんへお願い

パイロットを目指す人達に誤解を与えないように、Propeller Tip Vortexの写真の補足説明(Spiraling slipstream そのものではない事)と、その右側の胴体をグルグル巻きに回り込み、しかも主翼を貫通するかのような「Spiraling Slipstream の妄想図」を是非とも見直してください。

あと、別の投稿への返信でパイロットを卑下するかようなexcuseをされていましたが。何よりこれからパイロットを目指そうと頑張っている方々に失礼です。前向きな管理人さんからそんな愚痴めいた書き込みがなされるとは思いもしませんでした。非常に残念です。

私が伝えたかったのは以上です。
kuni



1170-8 NAME : 古びた管理人 2018/11/05 20:06:23

動画をみてみました。
C-172: あれはTipが出来る方向であって、後流とは反対になるのでは??? 
(前に行く Vs 後方に行く) (TIPが移動する方向 VS 気流の流れ = 反対)
C-L19(?): 排気管から出てる煙ですよね? プロペラの下から出てるんじゃないかな? 
出版社や先人が言いたいのはプロペラ全体からであって、下部の配管からとは違うんじゃない?

妄想図: なぜ私がこんな事を言われるのかって不思議ですが、個人攻撃をするなら出版社に言えば?
引退した人間に言って、何になるの? 先人のパイロットや教官は全員間違えてるのかな???

パイロットを卑下する: これは余り否定しませんが、こんなのは読み手の判断でしょう。
一人じゃ何も出来ないのは普通の事です。別に飛行機じゃなくても、この世の中では当然でしょう。
「パイロットは凄いんじゃ!」とか「機長は最高じゃ!」なんて考えは危険でしか無いでしょ?
特に飛行機は大きくなればなるほど、複雑になればなるほど、パイロットだけでは無理。
実際にその様な事が原因で事故も発生してる。 
書き方はよく無いとしても、CRMって呼ばれる基礎的な部分と思ってます。
『変な夢を与える方』がよほど罪じゃないかな? 飛行機って安く無いもん。
他人と上手くコミニケーションが出来ない人間はパイロット向けとは言いにくい。特に旅客機。
やはり人間は謙虚じゃ無いとね。
色々と研究されてるのですから、CRMを研究してみてください。
過去のパイロットエラー、意思疎通の障害などによる事故原因を探ってみるのも良いと思います。

Excuse: 言い訳と訳しても良いんだけど、、、、実際に、そこまで考えて飛行するもんじゃないんだけどね。
Kumiさんの操縦を見たことが無いから、これ以上は書くのが難しかな。
計器ばかりに頼る下手なパイロットじゃなければ、理解は出来るはず。
鼻の高いパイロットと言うか、天狗って言うのか、、、
免許があるだけでは、職なんて無いのが日本だからね。



1170-9 NAME : くろ 2018/11/06 06:33:04

ご周知の通り回転する物には必ず反作用が生じます。
その特性が顕著に現れるのがプロペラ機、

ジェット機など飛行機のC.G(中心軸)の直線上からの直線距離でその作用は顕著に現れます。
ま、ケリを入れたり、けりを付けたいお話ですね。

ちなみに多発(双発)機では回転方向を左右対比にし打ち消しを試みている機材もございます。










参照:V型エンジン



1170-10 NAME : 古びた管理人 2018/11/06 07:37:17

> ケリを入れたり、けりを付けたいお話ですね。

蹴りを入れられるのは変な気分ですね、なぜ私???
私が初飛行する前から普通に教えられてる事で、大きな問題でもない。

けりを付ける必要ってあるの?って言うか、普通に飛行してたら普通に感じる事。
この普通に発生する原因が何か?って事なんでしょうけど微妙な気持ちです。

確かにパイロット向けのテキストには「怪しい」図とかは多少含まれてるのは否定しませんし、
何年かに1度は変更されるのも事実あったからね。 
(小学生の教科書で聖徳太子って名前が消えるような感じ?)

Kumiさんが言いたい事は分からんでも無いけど、そこまで正しいとも重要とも思えない。
(主観的な事なので、どちらが正しいってのは無関係だけど)

機首が上がってる飛行機は左に行こうとするのは、何を言っても現実に発生してる事。
これは誰も否定は出来ない事実だから、常に「Right Rudder」って叫んでる教官も居る。
この原因はP-Factor, Slipstream, Torqueが航空力学的な物とされてるだけで、
どれが何%なんて議論もしないし、姿勢や環境でも大きく変わる。
操縦士なら、どんな状況でも真っすぐに飛ばす事が任務であり、それが出来りゃ十分だと思うんだけどね。


そーいや、たまに「なぜ翼が揚力を発生するのか?」って議論がたまに出ますよね。
これに似た様な物かな???
これって最終的な答えってでたんだろうか? 個人的には無意味な議論とは思ってるけど。



1170-11 NAME : 古びた管理人 2018/11/06 07:42:41

怪しい図とは、理解を深める為に重要な部分を「強調してる」物を指してます。

実際には肉眼では認識しずらい物(差など)を、
理解しやすい様に、非現実的にまで協調した図の事です。

アイデアが分かれば良いので、協調が大きすぎるって感じ。
ただ現実に近い図にすると、理解するのに苦しむ様な事。
特に手書きでの説明に多いかな?




お名前 必須
メールアドレス 任意
ブログとかサイト 任意 ▼本文必須 下記の本文は必ずご記入ください。
投稿キー(必須) 1852と半角で入力してください。

COLOR :
戻る

- P-Web Board 1.05 -