- 889 FSDOでの口頭試問について
- NAME : ja2492 2012/08/04 22:32:42
- 皆さま、たくさんの助言をありがとうございます!
後日、面接の内容を詳しくご報告いたします。
- 889-1 NAME : 管理人 2012/08/05 02:13:36
- 報告、楽しみに待ってますよ!
Inspectorの人は普通のアメリカ人ですから、明るい人が多いと思います。 でも、中には暗い人も居れば、口数が少ないのも。 中には運が悪く、頭が悪くて人種差別的な人も。 結果が悪くても、再挑は出来るから。
- 889-2 NAME : maso 2012/08/08 13:45:29
- つい最近に日本のグライダーライセンスをFAA発行のライセンスへ変更しました。今年の3月頃です。
質問内容は至って簡単。
何故ライセンスを書き換えるのか? どこで飛ぶの? 教官は見つけた? いつアメリカに来たの? ビザは? 滞在予定は?
あとは適当な日常会話です。ただ、FARの一部は読まされました。英語に不自由がないことというルールなんだと、理解しましたか?という意味です。担当によって異なると思います。
その後、安っぽいA5くらいのペラペラなコピー用紙にサインをもらって終了。正式なライセンスが発行されるまでは、それが代わりになるとのこと。120日?以内にそれが郵送されるが、もし届かない場合はすぐに連絡をするように言われました。3weekくらいで届きましたが。
身体検査に関しては要注意です。というのは、発行されたライセンスの裏に注釈で「日本のライセンス有効性に従う」と書かれます。つまり、アメリカではグライダーライセンスに身体検査が必要ではないのですが、日本で有効な身体検査を常に所持しておかないと、FAA発行のライセンスでも有効性がないことになります。FAAにも問い合わせましたが、FAAの中でもすぐに回答が出てきませんでした。日本くらいなのでしょうか、グライダーでも身体検査を求められるのは。 毎年日本で身体検査を受けなおすのは大変なので、こちらでライセンスを取得し直しました。
ご参考までに。 ちなみにですが、日本の滑空協会に問い合わせてみれば、きっと類似情報は得られるはずです。協会と関係がどれほどか知りませんが、有名なR子さんとか、ミンデンで飛ばれていますから。他にも何人もアメリカで飛んでますよ。 フロリダには日本人が経営するグライダースクールもあります。Zから始まるスクールです。ご参考までに
- 889-3 NAME : maso 2012/08/08 13:49:11
- そうそう、T大学ですね。M沼滑空場でJunior乗っているのでしょうか。ASW24は今は?
- 889-4 NAME : 管理人 2012/08/08 15:02:19
- masoさん、情報をありがとうございます。
全く知らない事なので、助かります。
アメリカの仮免許はペラペラですけど、実際に初めての飛行試験を受かると、その紙切れが小切手以上に見えるんで不思議です。30年近く前の事だけど、単独飛行よりも覚えてる。
身体検査は日本のは必要なのですかね? Inspectorが悩むなら、私には回答は出来ないでしょうけど。 でもFAR 61.75(b)(4)を見るとアメリカのが有ると不要な気がするんだけど、どうなんでしょうね。
(4) Holds a medical certificate issued under part 67 of this chapter or a medical license issued by the country that issued the person's foreign pilot license;
- 889-5 NAME : maso 2012/08/12 10:58:22
- 仰る通りで、身体検査は不要です。FAA発行のライセンスであれば。
私の場合、FAA発行でも日本ライセンスをベースに書換えをしただけですので、どうやら日本のライセンスに有効性があることが前提になるようです。他のクラブ員も、そしてFAA FSDOも知りませんでした。クラブにいた主席教官?が問い合わせをしてくれて、その際のFSDOのとの間の話で、「日本の身体検査が有効でない」=「日本ライセンスが有効でない」=「日本ベースのFAA発行ライセンスも有効でない」という認識になったそうです。 私が書類手続きを始めた際には、FSDOの回答では「アメリカで日本ベースのライセンスがFAAによって発行されれば、日本で身体検査を受けなくていい」とのことでしたが、親切にも?クラブ教官が問い合わせてくれたおかげで、FSDOからの回答がこの様に変わりました。教官いわく、FAAも担当者で意見が異なる場合があるとのことです。日本人からしてみれば「なんじゃそりゃ?」と思いましたが、そんなこともあるのだと。。。
最初は回答が変わったことを問い合わせようと思いましたが、アメリカ滞在は長いですし、アメリカでの飛行経験がないので、やっぱり勉強の意味で取り直そうと思いました。power機と違ってグライダーの場合、クラブ会員にならないと定期的には飛べません。周囲からの理解を得るためにも、ライセンスを取ると決めました。日本人だけでなく、アジア人でさえ過去に会員の経歴がないので。。。グライダーももちろん無線での会話で苦しみます。幸いにもpowerがstudentでしたので、その辺はカバーできていますが、機体同士での会話が増えるグライダーですので、簡単にはいきません。
アメリカでは過去に日本人が1week単位でグライダーをレンタルして、日本ではできないダイナミックなソアリングクロスカントリーをするのが流行りましたが、コミュニケーションができないパイロットが多く、事故やインシデントが多発したそうです。それ以降、レンタル、特にアメリカ以外の国で発行されたライセンスを基に書換えをしたライセンス保持者には、絶対にレンタルしないなどあるようです。保険も跳ね上がるようです。 なにはともあれ、郷に入れば何とやら…ということですし、事故に遭って、その原因がコミュニケーション難という具合になるのも悲しい話ですので、私は勉強し直してライセンスを取り直すことを選択したわけです。
ご参考になれば・
- 889-6 NAME : 管理人 2012/08/12 11:34:38
- 61.75は「Private pilot certificate issued on the basis of a foreign pilot license」がタイトルで、外国の免許をベースに発行したPrivate Pilotって意味なんですが、InspectorはFAR61.75どう読んだろ?
> 「日本の身体検査が有効でない」=「日本ライセンスが有効でない」=「日本ベースのFAA発行ライセンスも有効でない」という認識になったそうです。
Masoさん、興味があれば聞いて頂きたいのですが、、、、 FAAのPilot CertificateとMedicalは別物です。Required Flight Crewの場合にMedicalが必要な場合が多いですが、切れても免許自体が無効になる訳じゃ無いですよね? Pilot Certificateは免停とかにならない限り無効にはなりません。 そう考えると、上記の考えには矛盾が有ると思いませんか?
日本のMedicalが無くても、免許が無効になるのでは無くて、機長として飛行出来ないのでは無いでしょうか?
FAA Inspectorは飛行教官よりも知識は有るでしょう。でも、InspectorやExaminerは完璧じゃありません。完璧と思う人が多いけど、彼らも人間で間違うことが有る。 と言うか、法律の作りで完璧には成れない様に出来ています。 (これは時代の流れに変更が出来る様にと、クッションを持たせるのがアメリカの法律です。問題が出た時に最終判断を下すのは、当事者で無くて裁判所の裁判官です。)
一人のInspectorが決めるには重い事なんで、厳しく判断すると思います。でも、それが最終判断ではありません。 試しに別のInspectorに聞くか、AOPAに聞いてみては如何でしょうか? FAAの本部やサイトで問い合わせるのも方法ですが、チャレンジしてみませんか? 何かシックリとしない解釈です。
でも、面倒なんでFAAのライセンスを狙うんですよね。 それほど強い物は無いね。 大学院みたいにPrivateじゃなくて、Commercialとかを取れば、、、なんてどうでしょう。 日本のライセンスの縛りは無くなるのか疑問だけど、Checkrideが必要ってなら別のRatingも作戦かと。(Practialが必要なんで、飛行試験は100%必要でしょうけど、別のRatingって意味で。)
- 889-7 NAME : maso 2012/08/13 12:59:20
- おっしゃる通りです。機長として飛行できないのであって、免許が無効というわけではないです。すみません。
この一連の発端は、日本のライセンスをベースに書換えをしたFAA発行ライセンスの裏に ISSUED ON BASIS OF AND VALID ONLY WHEN ACCOMPANIED BY JAPAN PILOT LICENSE NUMBER(S) ****. ALL LIMITATIONS AND RESTRICTIONS ON THE JAPAN PILOT LICENSE APPLY.
という記述があったことが始まりでした。クラブ教官が初めて見たということなので、この解釈をFAA FSDOに問い合わせました。その回答が、「日本の身体検査が有効でない」=「ライセンスが有効でも、日本で機長として飛行できない」=「日本ベースのFAA発行ライセンスも機長として使用できない」という意味です。日本に帰って身体検査を受けて、日本で機長になれる状況になれば、アメリカでも機長になれるという解釈だと思います。
先日の書き込みで「有効でない」という表現を使ってました。管理人さんの仰る通りで、 「有効でない」× 「機長として飛行できない」○ の解釈になると思います。すみません。
今、手元に日本ベースのFAA発行ライセンスがあること自体が、日本ライセンス&FAAライセンス共に有効である証拠ですね。AFS-760から受け取ったレターにも、日本ライセンスはvalidだが、日本の身体検査がvalidでない、と書かれています(当時、切らしていました)。教官からもらったメール(FAAの回答)も見直してみましたが、PICになれないと書いてあるだけで、ライセンスが無効とは書いてないです。
日本に帰った際に、身体検査を受け直せば、このライセンスでPICになれると思いますが、年一回の身体検査のために帰国するのも。。。ということで、現地にて再度ライセンスを取り直すことにしました。
- 889-8 NAME : 管理人 2012/08/13 22:28:43
- 何か納得出来ない所が有りますけど、向こうがその様な回答をするなら。
FAAのライセンスを取られるならそれで。。。。。。。。。。。。。。。かな?
まあ私らCFIは法律の専門家でも無い訳ですし、CFIに成っても私らも単なる人間と言う事で。
(たぶん、Inspectorも考えてるだろうけど、たった一人の日本人の為に踏み込んだ解釈も出来ないだろうしね。)
- 889-9 NAME : maso 2012/08/14 14:15:58
- 何度もすみません。いや、本当に仰られる通りで、私も納得ができていない部分が多々あります。何度もFSDOへ駈け込んで話をして免許まで漕ぎつけたのですが、グライダークラブがこのライセンスを100%認められないのだと思います。外国ライセンス保持パイロット(アメリカ以外の意味)のトラブルは、このクラブに限ったことでなく、多発しているようですし。クラブとしても保険の問題もありますから、「80%は信用・信頼しているけど、残りの20%を自力で満たして、クラブ員を安心させてね」というニュアンスもあるのだと思います。
FSDOおよびクラブの回答に納得がいかない点もありますが、悩んで労力を使うより、さっさと飛行訓練してライセンス取り直す方が自分のためだと考えました。確かに、日本のみの飛行経験者が外国で飛ぶには、やはりちゃんと訓練が必要だと、現在痛感しておりますので、この選択は間違っていなかったと思います。
ちなみに、最初にFSDOに駆け込んだ際に対応してくれた2人の職員の間でも、そこの点について意見が食い違ってました。。。FSDO職員の経験にも左右されてしまう要素があるのでしょうかね。。。
- 889-10 NAME : 管理人 2012/08/16 08:42:25
- > FSDO職員の経験にも左右されてしまう要素があるのでしょうかね。
彼らもFARに精通してる訳じゃありませんからね。 しかも61.75なんて、滅多に無い事例。 最初の質問方法から注意して説明しないと彼らも勘違いするし、誤解もするよ。 ここはビジネスとかでの、交渉術と同じでしょう。 英語が出来ない日本人だからとの理由は使えない。操縦士には英語が必要です。 まあ、相手から正しい情報を聞き出すには英語も日本語も無いけど。
まあ、教官にしても、Inspecotor、試験官でも人間であり、完璧じゃありませんからね。 どちらにせよ、現地で免許を取るってのは、費用と時間に余裕があれば良い経験なので、良い作戦と思いますよ。 お気づきとは思いますが、確実にアメリカのルールは日本と違います。 それと地域と言うか地形と言うか、違いには少しは慣れますからね。
後は、日本や海外から多くの外国人を受け入れている所に相談してみるのも作戦かもね。 極端な程に私の事を嫌ってる方も居ますが、その方でも知識は凄い物ですし、やはり現役の人は凄いなと思います。どんな形であれ、現役でやってる人は、それなりの物が有るなと思っています。 まあアメリカでやってる人は飛行機に関わらず、普通では無い所もあるので個性が強くて面白いですけど。 (あっ、私もアメリカには20年近く居たので、今でも変人扱いされてます。)
免許を再習得されるって事で、無意味でしょうけど、AOPAとFAAのサイトは使えますよ。 極めるなら、彼らを利用するのは作戦だよ。
- 889-11 NAME : ja2492 2012/09/19 23:06:37
- 管理人様、maso様
FSDOでのグライダーライセンスの書き換えについてご報告いたします。 (大変遅くなりました。m(_ _)m)
8月10日にSanDiegoのFSDOに行って参りました。 朝の10時にアポイントメントを取っていたのですが、思いの外バス停からの距離が遠く、いきなり15分遅れで汗だくのままFSDOに駆け込むことになってしまいました。受付の職員はとても感じのよい初老の女性で、遅刻したことを陳謝すると”暇だから何も問題ない”とのことで一安心。
事前にFAAに送ったライセンス書き換えの申請に対する返信書類を見せ、その後女性職員と世間話をしながら15分ほどかけて申請書類に必要事項(住所、ライセンス番号、身長、体重など)を記入しました。
書類記入完了後、奥からテンポラリーライセンスを持った若い男性のFAAのinspectorが現れ、挨拶をしてログを見せるとそのままテンポラリーライセンスにサインするよう言われ、言われるがままにサインすると”これで完了、じゃあね”と言い残してinspectorは去ってしまい、実にあっけなくFAAライセンスの発行が完了しました。
結論を申しますと、inspectorとはほとんど会話すらせずに、ものの30分ほどでFAAライセンスを手にすることができました。
その後、9月10日までSanDiego近郊のWarnerSpringsという滑空場に滞在し、クロスカントリーを楽しんできました。山のすぐそばで、非常にコンディションが良いところでしたので少しご紹介させていただきます。
WarnerSpringsは、SanDiegoから車で2時間ほど東にあります。周囲を6000〜10000ftほどの山に囲まれており、山の上にほぼ毎日発生するコンバージェンスラインを伝って、南はメキシコ、北はLAエリアまで簡単に足を延ばすことができます。場合によっては、Tehachapiやさらに北部のSierraNevada山脈へと進出することもできるようです。
WarnerSpringsではコマーシャルオペレーションを行っており、観光飛行や機体のレンタルが可能であるほか、週末にはLAやSanDiegoエリアから数多くのオーナーパイロットがやってきてフライトを楽しんでいます。
皆非常にレベルが高く、クロスカントリー初心者の私としては非常に勉強になりました。
>maso様 私はT大学の学生で、JA2492(junior)とJA2486(ASW24)に乗っています。W24は健在です!
最後に、皆様たくさんのお返事をありがとうございました。
- 889-12 NAME : 管理人 2012/09/20 03:59:30
- JA2492さん、ご報告有難うございます。
受付の人と、会話が出来たので簡単に終わったのと、 準備が的確に出来て居たので安心して貰えたのでしょうね。 ほぼ完璧な準備だったので、向こうも安心してたのでは。 準備に不備があったり、受付の人との会話がグチャグチャなら話は違ったかも。
ここで、色んな人が多くの意見を書きましたけど、 なんやかんやと準備をしておくと、相手に通じるのでしょうか。 まあ、確実に言えるのはFAAはJCABに比べて、細かい所までは見ないのでしょうね。
JA2492さん、私にはグライダーの経験がありません。 チャンスがあれば、一度は乗せて下さいね。 あるグライダー教官さんによると、 グライダーは飛行機の様に誤魔化しが効かないと教えてもらいました。 一度は、その人から免許を取ろうかと考えてましたが、 チャンスが流れてしまいました。 でも、グライダーに興味が無くなった訳では有りません。 日本でもアメリカでも可能性があれば行きたいと思います。
- 889-13 NAME : maso 2012/10/01 11:48:16
- ja2492さん
クロカン、いかがでしたか。楽しめたようで何よりですね。もしかしたらSky Saylingで飛ばれたのでしょうか?機体は何をレンタルされたのか、ソロにすぐ出してもらえたのか、どれくらいのクロカンできたのかなど、教えて頂ければと思います。レンタルできるグライダークラブの数は少なくなっているらしいので、情報として知っておければと思います。 今年の六大戦はT大学は大活躍でしたね。最終日もKOに続いてポイントできたのはジュニアと24のようですね。素晴らしい。
管理人さん 飛行機に関するサイトでグライダー話で申し訳ありません。 私も記入し忘れていましたが、確か担当者が入ってきた際には既に「ペラペラのライセンス」を手に持っていました。 2492さんのお話と併せて考えてみますと、基本は口頭試問といっても、その場で発行がダメになることは無さそうですね(全く英語が喋れないのであれば問題ですが。。。)。
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