- 239 pitot tubeに関して
- NAME : tin 2017/05/27 11:16:14
- いつも拝見しています。このようなサイトを作成して頂き大変感謝しております。
質問の方をさせて下さい。
① Pitot tube blocked but drain hole clear→Airspeed decreases to zero
② Pitot tube and drain hole blocked → Airspeed will change with altitude
上記のように参考書に記載があります。
②に関してなのですが、なぜ高度によってエアースピードが変わるという結論に至るのでしょうか？①同様ピトー菅が塞がっている事には変わりないので②もエアースピードはゼロを示すのではないかとおもい質問させて頂きました。（drain holeが関係しているとはおもうのですが、、）
ご回答の程よろしくお願いします。
- 239-1 NAME : くろ 2017/05/27 16:41:51
- 入り口が有り、出口がある。
入り口が塞がれれ、出口が開いていれば管の中の気圧は飛行している気圧。
入り口も出口も塞がれれば、塞がれた時の気圧が管の中の気圧。
専門用語で、トラップ・ジ・エアー(Trap the Air)
上昇、下降する事により、閉じ込められた空気の気圧と、外気圧に差があるのが、①と②の違いではないでしょうか。
- 239-2 NAME : 管理人 2017/05/28 07:08:45
- くろ殿の回答が全てですが、、、、
速度計や高度計などは、本当は気圧を測っているだけで、
実際は気圧を測ってるのです。
その気圧を、標準的な数値と比較して、パイロットに速度や高度を教えてくれてるんです。
Drain HoleはPitot Tube内に雨水等の液体が入った場合に、そこから外に出る様になってます。
ご質問の件ですが、
Pitot Tubeが何らかの状態で塞がれた場合に、このDrain Holeも一緒に塞がれたか？って事です。
Tubeが塞がれた時点で、速度計は不正確になり、使い物には成りませんけども、
その異常な表示でも二つのケースがあるので、それがこの質問のケースになってます。
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Drain HoleがOpenだと、内部の空気圧が外に漏れ出してしまい、内部圧力が無くなります。
その為、速度が無くなった様に表示されます。
Drain Holeまで塞がれてしまうと、塞がれてしまう直前の圧力が常時掛かってしまう状態になります。
速度計はPitot Tubeから入ってくる動圧とStatic Portから入ってくる静圧の差を測ってるだけ、、、、なので
動圧が一定となった場合は、静圧の変化だけが測定されてしまい、
その結果、高度変化（静圧の変化）の分だけ速度計が動きます。
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先端だけ詰まると、速度がだんだんと落ちて行き、最後にはゼロになります。
空気がDrainから漏れるので、圧が下がって行きます。
先端とDrainが詰まると、動圧が固定された状態になります。
何をしても、大きな変化が無くなるのですが、
高度が変わると、気圧・静圧の変化だけが表示される様になります
- 239-3 NAME : tin 2017/05/29 12:22:05
- くろ様、管理人様、御回答ありがとうございました。
理解ができスッキリしました！
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