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78 FSS122.1R
NAME : かずや 2013/05/09 13:02:03

毎度お世話になっております。
早速質問なのですがVFRのチャートでVORの名前の上にFSSの周波数がありますよね。
たまに122.1Rというのがあります。Rの意味はパイロットからFSSにReceive onlyっていうのはわかるのですが
お互い話せないとするとFSSはどういうことをしてくれるのでしょうか?



78-1 NAME : masa 2013/05/09 15:20:23

無線が2つある飛行機のみ別のチャンネルで話します。
うちの場合は一番近くのVORの周波数を使ってトランスミットしてますよ〜
パイロット→vor→fss
fss→パイロットて感じです。
無線がひとつしか無い機体には乗ったこと無いのでわかりませんすみません。



78-2 NAME : かずや 2013/05/10 04:57:55

なるほど。パイロットはVORを使ってFSSとコンタクトを取るんですね。
なんでVORを通してコンタクトを取るんですかね。



78-3 NAME : 管理人 2013/05/10 07:55:00

返事が遅れてすいません。 Masaさんの回答でOKです。

お互いに話せる様になってるので、通常と同じです。 昔の無線や通信が弱い時代の名残かな。
VORが無線通信の中継になってるのです。

122.1は、下に書かれているFSSがRecieverを持っているって事です。
(VORの下にFSSの名前が書かれているでしょ?)
飛行機はその周波数で送信してやれば、FSSが聞いてくれているはずです。
「パイロット→vor→fss」を122.1で行います。
すると、FSSが122.1が書かれているVORの周波数で返事してくれます。

---

ただ、この場合ですと、FSSは複数のVORに対応してますので、どのVORかを言ってやると喜びます。

例えば・・・ハワイのLanai VORの場合、122.1Rが上に書かれて、VORが117.7MHz。
無線機のCOMMを122.1に合わせます。
そしてNAVを117.7にしてLanai VORを受信します。
必ずボリュームを上げて、モールス信号が聞こえる様にしてね。
そして、
"Honolulu Radio, Cessna 12345, Listening on Lanai VOR, Over" と送信します。
返事が有れば、何時もの様に。

--- 1個の場合

通常の航空無線機は、通常交信用が左にあり、右側がVOR用です。
Comm−Navって言います。
ですから、無線機が1台の飛行機でもCommとNavは同時に聞く事は可能です。

モールス信号を確認するでしょ? その時の様にNAVのボリュームも上げておきます。



78-4 NAME : Kr 2014/09/14 00:30:13

はじめまして。ただ今米国にてフライトトレーニングをしているのですが、上記にある

「パイロット→vor→fss」を122.1で行います。
すると、FSSが122.1が書かれているVORの周波数で返事してくれます。

の意味がよくわかりません。

「パイロット→FSS」を122.1で行い
「FSS→VOR→パイロット」をVORの周波数で返事をしてくれるということでしょうか?
つまり、(ラジオの種類によっては)モールス信号と一緒にFSSの返事がパイロットの耳に入るということですよね?



78-5 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/09/14 03:00:17

変ですけど、そうですよ。


"San Diego Radio, Cessna 123AB, receiving on Imperial VOR"

となるそうです。

実は個人的には122.1R等の使用経験はありません。 
122.2とかTwo-WayのFSSが多く、残念ながら2つの周波数を使った事は無いんです。
それで、教えておらった事を書いてるだけと指摘されれば、否定できません。

覚えていて欲しいのですが、今はGPSなど便利な物が色々と出てきて、
実際にFSSに聞くより、Center等に聞く人が増えてるし、
Datalinkなんて言う素晴らしい物も有るそうです。

が、

チャートが出されてから何十年との月日が経っています。
その為、50年以上も前に使われて居たのが現在まで残って、
また、それが標準となっている場合が多いです。
新旧が複雑に絡み合ったのが、現在のチャートで、
こんな不思議な現象が有ると覚えておくと理解が楽だと思います。



78-6 NAME : Kr 2014/09/14 08:39:06

たびたびすいません。Krです。

「パイロット→vor→fss」を122.1で行い「fss→vor→パイロット」をvorの周波数で行う。
それとも
「パイロット→fss」を122.1で行い「fss→vor→パイロット」をvorの周波数で行う。
のでしょうか?

管理人様のコメントにあったように、前者の「パイロット→vor→fss」を122.1で行う、のであれば、vorにも122.1の受信機と送信機も必要になるような気がしてしまって…。それであれば、fssにその送受信機を設置すればいいのに、と思ってしまいまして…。

逆に後者だとすれば、fssにはreceive onlyの設備しかない、という状況がとてもしっくりきます。

もう訳がわからなくなってます。面倒な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。



78-7 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/09/14 10:12:07

すんません、混乱する書き方で。

122,1Rの場合は、FSS自体では、遠すぎて電波が受信できない状況である。
それを改善するのに、遠方に受信機、Reciever(R)を設置している。
もちろん、そのVORとFSSは有線などでつながってるのでしょう。

受信機だけなので、VORの音声で聞いてね、って感じでしょうか。

携帯電話が当たり前になった、この通信の時代ですが、飛行機にはまだまだ戦前のテクノロジーが使われています。
ですから、こんな不明な事もあるんです。
でも、VORもGPSに変わっていく時代で、何年かしたら、ほぼ消滅するそうです。
FSSも経費削減で大きく変わっています。
それに、よほどの田舎や特殊な地域で無い限り、2つの周波数でって事は無いのも現実です。
私も書いてるけど、やった事は無いんです。

雑学:
「FSS 122.1」で検索すると説明されているページが出てきますよ。
実はFAA関連のテキストで調べたのですが、Receiver Onlyってのは書かれてるんですが、
どれでパイロットが受信して!って記述が見つかりませんでした。
もしかしたら、私に知らない何かが有るのかも。

雑学 2:
大半はVORに多いけど、NDBの場合もあれば、RCOと言って受信機単独の場合もあります。

聞かないでね:
周波数の下に下線が有るとNo Voiceって意味ですよね。
それなのに下線があるのが有る!
HIWASが設置されているVORでも、一部でUnderlineされてるのがあるでしょ。
実は不思議でして・・・・・・ ここは質問しないでね。
質問するなら、貴方の教官に聞いてね。
まあ、勉強不足なのですが、
実際に使う機会があまり無いのも。
まあ、現実派ここら辺なんでしょうかね。
FAAも手抜きしてる、アメリカ人らしい、、、、って思う様にして逃げてます。



78-8 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/09/14 10:18:21

あっと、

『パイロット→vor→fss」を122.1で行い「fss→vor→パイロット」をvorの周波数で行う。』

で良いと思いますが、

122.1Rの場合は、 
『パイロット > VORに設置された受信機に122.1で > 有線など > FSS』
それで
『FSS > 有線など > VORの周波数 > VOR受信機のCommのVoice > パイロット』
って感じでしょうか。

DC−3や戦前の飛行機が現役でもあるアメリカです。
施設にも古い装備が残ってるのでしょう。
上には「有線など」と書きましたが、今は違うかも知れません。
詳細はユーザーには分かりません。



78-9 NAME : Kr 2014/09/14 15:10:02

ありがとうございました。
大変勉強になりました。もうすぐ試験です!助かりました!




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