CFI Japan 生徒用掲示板 Piper Cub

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134 ボールはどこにいる?
NAME : ふくねこ 2014/05/26 20:55:29

皆様お久しぶりです。
先日GUAMで訓練してきまして、ひとつ質問です。
(下書き無しの直書きなので、変な文章になったら申し訳ありません。)

Cross wind下でのApproachでSide slipの場合、Turn coordinatorのBallはどこに居るんでしょう?
たとえば右からのCross windで、右にバンクしている状態だとします。
Ball自体は単純に下方Gの方向に居るものと解釈しています。
だとすると、Trackが一定であれば、右に転がってると思うんですが、どうなんでしょうか。

今回はApproach中、しきりに「左ラダー! Ballを見て中央にくるように」と再三言われました。
(ホントのところは記録動画を確認しないと確かでは無いです。1か月近くたって、まだ整理できてないもんで・・・)
でもこの状況でBallを中央に持ってくるためには、右ラダー踏んで旋回状態にしなきゃいかんのでは?と思ったりしています。
なのでApproach中ではTrackを直線にしなきゃいかんわけで、左ラダーってのは判りますが、Ballは右に転がった状態が普通なんでないの?と思ったり・・・。
さてさて、Side slipでのApproach中は、Ballはどこに居るんでしょね?

う〜ん、乱文、乱筆ですね。
とりあえず疑問の内容はご理解いただけたでしょうか。
(まぁ次回、自分で確認すりゃそれで済む話なんですが、それ云っちゃうと身もふたもないし。)



134-1 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/05/26 23:04:08

おお、ふくねこさん、こんばんは。
今月、この掲示板での初めての投稿です。
だいぶ人気が無くなって来たなぁ。
まあ、これほど更新をサボると駄目ですね。
ちょっとねた切れと言うか、達成した気もしてるのですが。

Slipなんですから、ボールはバンクしてる方向でしょう。
しかもバンクしてる反対側にラダーを蹴ってる訳です。

ご指摘の通り、そんな時にボールをセンターにするには、
水平飛行にするか、旋回するしかありえません。

たぶん、教官さんは言い間違えたのかと思います。 
滑走路と平行にするのが基本ですから、
「滑走路と平行にしてね」を
勘違いして「Ballを見て中央にくるように」と勘違いをしたのでは無いでしょうか?

だいたい、Short Finalでボールを見るなんて危険です。
それにボールの無い飛行機もある。
(まあ、体で感じる事は可能です。 お尻や肩の傾きで)

「ラダーで平行、エルロンで位置」で十分です。
後は
「Airspeed!」 これは常に大事。
ボールなんて見てる暇は無いはず。

たぶん、言い間違いだと思われます。



134-2 NAME : ふくねこ 2014/05/27 21:04:05

管理人さん、ありがとうございます。

> たぶん、言い間違いだと思われます。

いえ、云い間違いではないと思います。
十中八九、アタシの聞き間違い、または記憶違いだと思います。 ^o^;
なにせワタワタと渡航して、初(+2回目)のFlightで、しかも初見のCFI。
さらに、いつも通りCrabでApproachしているときに、Side slipの操作を指示されたもので、もう混乱していたのだろうと思います。
事実については、またRecorderを確認しますが、Ballの動きにアタシの解釈は間違っていなかったようなので、聞き間違いの可能性が高いと思います。

それとは別に、今回の訓練では多少慣れてきたためか、具体的な欠点が見えるようになってきたように感じます。
そして幸いなことに、この8月も渡航できることになりましたので、忘れないうちに再訓練できるのはラッキーです。
Cross wind下でのTake-offで、Runway lineから外れないように。
DownwindでThrottleが控えめになって高度が下がってしまう。
ApproachからのTouch-downでフレアが安定しない。
Steep turnではバンク角が安定せずに深くなりすぎる。(ちょくちょく60度近いTurnやってた。 ^^;)
S-Turnで風に流されて正確な180度Turnができない・・・云々。
って、基本操作全部ぢゃん!!



134-3 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/05/28 16:26:08

今日は暑いですね。 33度と温度計が示しています。 (@京都)

Ballの解釈は正しいと思います。
次回にフライトする前は「必ず」教官さんと確認して下さいね。
生徒と教官が同じ事を考えていないと誤解しか生みません。

「Cross wind下でのTake-offで、Runway lineから外れないように。」
Heading Indicatorで機首を守ろうとせず、外を見て飛行機が何処に向ってるか?と意識すると楽ですよ。
Noseの方向じゃ無くて、機体が移動してる方向ね。
計器の表示を気にする人が多いですが、実際は外を見た方が上手く行きます。
ついでにトリムも調節してると、速度を守るのが楽になりますよ。

「DownwindでThrottleが控えめになって高度が下がってしまう。」
スロットルの量は控えめでも大丈夫ですよ。
高度を守る事で減速が出来ますからね。
出力よりもピッチが下がってしまうのと思います。
グアムな長いDownwindなのでトリム調節して、手放しで飛べるぐらいにするつもりが良いと思います。

「ApproachからのTouch-downでフレアが安定しない。」
これは皆が悩む所です。 アプローチが上手く決まってると楽になりますよ。
横風に関しては、エルロンとラダーは別物と考える必要があるかも。

「Steep turnではバンク角が安定せずに深くなりすぎる。」
Overbanking Tendencyでしょう。
計器を中心にせずに、外を見てください。
45度なら、ちょうど半分ですから、そんなに困難は無いと思いますよ。
また、Steep系はVertical Liftの減少でPitch Downする傾向があります。
前を見る事で、計器が変化する前にPitch Downが分かります。

「S-Turnで風に流されて正確な180度Turnができない」
プランニング、予測かな。
(何時バンクが深くて、何時浅い?)
横ばかり見て、前を見るのを忘れてない?
高度がちょっと狂うと計器ばかり気にしてない? Pitchが正しければそんなに高度は変わらんよ。
単に旋回するのでは無く、地上に通過目標地点を考えると楽ですよ。
最初は90度ごと、慣れてくると45度毎とか30度とか。


---

「計器よりも外、外の見方を考え学ぶ、計器はチラ見の確認だけ」
これが理解できて、実行できればPrivateじゃなくCommercialが近いかも。

次回の渡米に役立ちます様に。



134-4 NAME : ふくねこ 2014/06/21 21:55:24

管理人さん、ありがとうございます。 ^_^/
や〜っと、一息つけました。

そんな話をしてると、このご時世、仕事があるだけマシでしょ!と云うお声も聞こえてきます。
まぁ何事も程度問題で、仕事が多いからと云って、それがが収入増につながるとは限らないってのは、自営の方にはご理解いただけるかと思います。

それはさておき。
このサイトと管理人さんのSuggestionは、いつも役立っていただいています。(変な日本語・・・^_^;)
問題は、それを実現できない自分にありまして。
「外を見る」
まさに正論だと思いますし、実際訓練校のCFIさんも「10:1くらいで計器を確認する程度に」とも云われています。
アタシってば、どうも余裕がある場合感覚的なものに弱い傾向があります。
飛行機でいえば、窓から見える景色で45度とか30度とかの識別はあやふやですし、「一定の見え方」ってのにも自分に自信が持てません。
たぶん窓が正方形で、対角頂点に水平線でもくれば45度だと判るし、コンソール上端と水平線が一致していれば水平なんだと理解できると思います。
(左右のバンクはすぐ判るけど、前後の傾斜はかな〜り怪しい・・・。)
それでも機体自体がStableな状態にはないので、機首の見え方が一定でも徐々に沈んだりしてしまいますので・・・。
(Trimでパパッと調整できる人には理解しがたいでしょうけど。 ^_^;)
もちろんそれ自体は、自分の訓練不足であることは理解していますが、操縦者の感覚で飛べるようになるのは、アタシの場合かなり慣れてきてからなのだろうなと思います。
身近な例では、車の運転でも未だに定速走行や車線の真ん中を安定して走らせるのは苦手だったりします。
これが極端に狭い林道だったり、サーキットで限界走行をしているときは、たとえ車両の状態が変化しても、6Km以上走って1秒以内の誤差であったり、数cm以内の車線誤差は普通ですから少なくとも「へたくそ」ではないと思うんですけどね。
とにかく余裕があると、とくにその余裕幅が大きいほど、自分の感覚が信用できない人間です。 ~o~;

いずれにせよ、今はCFIさんの指示を守って飛ぶことが優先ですから、余裕をもって外を楽しみながら飛べるようになるのは、今後長い時間をかけて実現していきたいですね。
(そのまえにGroundも勉強しろよ!って声も・・・)

どうも素直に実感を書いてると、管理人さんに対する反論!?のようにも見えちゃいますね。
そうでなくて、ご意見やご指導はホントに参考になっていますし、ありがたく思っています。
まぁ世の中には、練度の高い方からすれば当たり前のことも、当たり前にできない人間も居るんですよって事でご勘弁を。 ^o^;
次回の訓練でも、少しでも外を見る時間を延ばせるようにガンバります。



134-5 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com/  2014/06/22 02:14:13

反論は気にせず書いて下さい。 反論されても気にしません。
まあ、個人攻撃とか、安全を無視するような事でなければですが。

それに書かれなくても、多くの教官さんもこの掲示板を見てるでしょう。
生徒の気持ちってのが分かるのは彼らには大きなプラスです。
(気にしない教官だと、逆にその教官さんが気になりますが)
教官になると操縦が自動化された様になり、生徒の気持ちを忘れやすい物ですからね。

--- 本題

読んでいて思ったのは 「完璧に飛ばないと!」なんて思ってませんか?
信じ難いと思いますが、飛行機はどうやって「アバウトに飛ぶか」なんですよ。
アバウトに飛べれば飛べるほど、操縦が上手になります。

後は経験ですね。
飛行時間、飛行時間、飛行時間と飛行時間が重要視されるのは「経験を唯一数値化できる」からです。

経験は、どうしても限られてしまいますが、30度や45度、高度、速度はアバウトで飛行してみてください。
それこそ、10:1の1で確認すりゃ十分以上ですから。

実際に飛行機に乗るチャンスは少ないでしょうけど、
椅子に座って、コクピットの中に居る気分で、手順を繰り返し復習して下さい。
そして、可能な範囲を覚え込んで下さいね。

(まあ、今ならPC用のシュミレターとか無料でも有るでしょ? 動かない画像でも良いですよ。
そんなのを使いながら、イメージ・トレーニングして下さいね。チェア・フライト )




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