- 32 口頭試問
- NAME : maso 2012/09/06 12:42:57
- こんにちは。今月末にチェックを受ける予定なのですが、試験飛行する前に口頭試問があると思います。
内容、問題数、時間など、おおまかで結構なので何か情報を頂けないでしょうか。
oral exam guideを購入しているのですが、ここに記載してある内容を全て頭に入れるのは不可能に近いのでは!?と、焦りを感じています。もちろん、内容は全て把握する必要があるとは思っていますが、限られた時間内で対策をするためには、闇雲に丸暗記するのは得策でないと考えています。 「ここは絶対質問が飛んでくる」など、そんなポイントがあれば、まずはそこをきっかけにしたいと思っています。
直近で受験された方がいらっしゃいましたら、口頭試験についてアドバイスを頂けないでしょうか。 もちろん、直近で無くても結構ですので、何か情報があればお願い致します。
- 32-1 NAME : 管理人 2012/09/06 18:06:39
- もう20年以上は受験してませんが、、、
FAAテストの基準はPTSと呼ばれる物です。その本にテストの内容や項目が書かれています。 絶対とは言いませんが、受験される試験のPTSを読む事を強く勧めます。 このサイトにも出ています。最新かは疑問ですが、ちょっと日本語でのヒントも書いてます。 最新のはFAAのサイトで検索すれば直ぐに見つかりますよ。
私の時代はAirspaceがホットな試験項目でしたね。そして、元々、毎回しないと駄目なWeight and BalanceとFlight Planの作成。 最近ではRunway Incursionが10年前から騒がれてるので、Airport Operationとかが熱いとも聞きましたよ。
私の理解では、完璧に暗記するのでは無くて、安全に操縦できるか?とか常識的な判断や知識が有るかだと思っています。 丸暗記する人も多いのですが、そこまでする必要も無いと思います。でも、どこに、その情報が載っているかを知り、分からない時にサッと回答を見せてやる知識があればと思います。 私がCFIの試験をFAAの事務所で受けた時は、別に本を見て回答しても何も言いませんでしたよ。過剰にするのは駄目でしょうけど、そこらは常識で。 まあ、十分な知識があると理解して頂ければ良いと思います。
「oral exam guideを購入しているのですが、ここに記載してある内容を全て頭に入れるのは不可能に近いのでは!?」 この本は単なるガイドなんで、参考資料です。これぐらいの知識があれば良いと考えてください。そして、大事なのは理解する事です。 暗記なんてしても無意味です。暗記しても、何にも知識が増えたとは言えません。 最初に暗記が有っても良いと思いますが、大事なのはそれらを理解する事と思います。そして、その知識が使える様になって初めて身に付きます。 まあ、暗記なんて不要です。理解していれば十分です。そして理解すれば、逆に暗記も楽に出来ますよ。
後、試験官さんに教えてもらったのですが、大半の人は全て口頭で説明しようとするそうです。でも、知識の確認が目的なので、紙に絵を書いて説明しても良いそうですし、強く勧めるって言ってました。
暗記が必要な部分も有るでしょう。でも、理解する事を中心にしていけば良いと思います。 後はPTSを見て見て下さい。
- 32-2 NAME : maso 2012/09/11 12:37:22
- 管理人さん
ご助言ありがとうございます。仰られる通りで、暗記は無意味です。内容の理解が大切ですね。頑張ります。 日本にいた頃、パワーポイントを使用した自作のスライドショーを後輩の教育用資料として作っていたのを思い出しました。例え言語に100%の問題が無かったとしても、相互理解に言葉だけでは足りない部分もあると思います。当日、試験官に説明するのにも、紙と鉛筆を使用して、oralを乗り切りたいと思います。 ありがとうございます。
- 32-3 NAME : 管理人 2012/09/11 18:13:40
- Masoさん、Good Luck
大事なのは「安全に飛行できるか?」って事です。 完璧に飛ぶ必要も無ければ、完璧な知識を求められている訳でもありません。私ら日本人は、なぜか完璧主義が多いのですが、実際はそこまで完璧に出来る訳なんて誰にも有りません。 完璧を思うあまりに、暗記しようとする人が多いのが現実かな。理解の前に暗記する方に労力がつぎ込まれる様な雰囲気が多々見られますが、それはちょっと違うと尾覚えて頂ければと思います。 理解する前のステップに暗記は良いのですが、暗記で終わらせると駄目です。
(忘れても、初めてでも理解が有る方が、暗記が楽でもあります。関連付けが出来るので、覚えやすいでしょ。)
もう、お気づきと思いますが飛行は修正の連続ですよね。その中で完璧は熟練者でも不可能に近いです。 でも上手い人は修正が上手い。 その修正をするには、物事を理解して、実行、活用、応用するのが必要です。 まあ、暗記が一番最初のステップになるのですが、大事なのはその事柄を理解して活用する。そして色んな場面で応用できる知識です。
理解、実行、応用、活動、、、、、意味は違うけど似た様な言葉なんで、私は「理解して!」と強調しています。
使えない暗記なんて無意味ででょ。 試験官に「出来るぜ!」とか「安全だよ」と理解してもらう様に持っていけば大丈夫です。 相手はプロですから、中途半端な丸暗記では通じません。でも、完璧も求めてないです。 せいぜいPTSに書かれている範囲です。
安全に飛ばせるぜ!って感じで考えれば良いと思います。 口答試験は、「飛行機は理解はしてるよ。 安全対策も任せておいて」と分かって貰えれば丸暗記に頼る必要はありません。 Ground Schoolで勉強する事もテキストの内容も最終的な目的は安全飛行で、丸暗記じゃないでしょ。
ダラダラと抽象的な説明になりましたけど、ヒントにして頂ければと思います。 「丸暗記だけだと不十分、理解が必要・・・・・」
- 32-4 NAME : maso 2012/09/13 11:51:08
- ついでになりますが、本日、筆記試験にpassしました。
やっぱり理解は大切ですね。見たことが無い問題もありましたが、考えれば必ず回答は見つかりました。60問中2問はGleim2012に収録されていませんでした。
- 32-5 NAME : 管理人 2012/09/13 12:21:03
- Masoさん、 筆記試験の合格おめでとうございます。
口答試験の事を聞かれてたので、筆記試験は終わったのかと思っていました。 筆記試験は暗記でも、何とかできる範囲ですが、お気づきの様にFAAは以前の様に問題を公表しません。
私らの時はコンピューターでの試験ではなくて問題集を手渡されて、そこから出題されていました。 しかも、その問題集が連邦政府の本屋で販売もされてました。表紙も紙質も同じで、100%公開。 それでも、合格率が70%前後だったのですけどね。
今は時代が変わってFAAは公表しません。新しい問題は特に。まぁ。当り前か。 でも、もともと、公開しないのが普通とも思いますけどね。
まあ、理解すれば解ける問題ばかりです。今後は理解を中心に勉強して下さい。 練習機でフライトする、Cross Countryに行くと意識して下さい。 その練習機で「俺がフライトしても安全だよ」と伝えれば基本的には合格ですから。
- 32-6 NAME : maso 2012/09/15 13:10:57
- ついでのついでに質問で申し訳ないのですが、実技試験の際、例えばslow flightで高度が200ft近く変動してしまった場合、その場で不合格になってしまうものなのでしょうか?それとも試験官の裁量次第なのか、もしくは前後の実技能力次第で左右されるものなのでしょうか。教官はその辺を気にしていないそうで、ある程度の課目がこなせていたらいつもgood jobとしか言いません。デブリーフィングで本当に大丈夫?と聞いても大丈夫とのこと。PTSにはスピードや高度などの上下幅が記載されているので、少し気になってます。
- 32-7 NAME : 管理人 2012/09/15 14:10:15
- あまり細かい事を聞かれると回答のしようがありません。本音と建前ってのも有るでしょうね。厳密に言えばアウトでしょう。不合格にされても文句は言えません。
ですが、教官をやってると数分乗るだけで、その人の技量が分ります。 私レベルでそんなんですから、試験官となるともっと凄いでしょう。
どっちにせよ分ってりゃ200フィートも狂う事は少ないですよ。試験官がジッと計器を見てるとも考え難いし。それにPrivateレベルで完璧に出来るなんて、生徒自身以外は誰も思ってませんから。
単に計器を見て完璧にしようと思わない事です。外を見てやる癖を付けて、計器は参考程度にしか使う程度に抑えてれば大丈夫です。もちろん、ボーっと外を見てるだけだはダメですけど。何を見て、何を注意するか?と分ってれば上手く行きます。これはHood時間を除けば飛行全体に言える事です。
何度も書いてますけど、右席からは余り計器類は見えては居ません。高度計はまだ見やすい方だけど。計器って隙間が有るじゃ無いですか。 その隙間のせいで、右席からは見えない物なんです。
まあ、深く考えないで。 気楽に気楽に。 考えすぎて緊張すると逆効果。 筆記試験が終わった程度でしょ? 考え過ぎですよ。 これからクロスカントリー。 そして、試験の準備。 計器ばかりみてると期待は薄いですが、まあ、今後はグーンと技量も上がりますよ。 後、完璧にを狙わん事です。まず、教官でも不可能。 100フィートしか無いと思うより、100フィートも余裕があると思えたらOKです。
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個人的な見解ですが、Slow Flightは、 Pitch, Power, Aileron, Rudderの使用方法と目的、そして外の見方が分ってれば簡単だと思うよ。
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