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33 Non-Controlled Airportでのdeparture
NAME : TAC 2012/09/19 06:31:07

初めまして。
英語に弱い私にとってこちらのサイトは本当に助かります。

ところで、Non-Controlled Airportでのフライトについて質問があります。
こちらのサイトでもnon-controlledでの飛び方について書かれていますが、left-patternで出発できない方向、たとえば
http://www.cfijapan.com/ATC/Study/ATC-8-3_Traffic_Pattern.htm
の上から2番目の図であれば南ですとか南東、南西方向に出発する場合というのはright-patternを回って出発していいものなのでしょうか。

恥ずかしながらnon-controlled airportでどういった判断をすればいいか、というのが漠然としてしまっています。
ご教授いただければ幸いです。



33-1 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com  2012/09/20 01:21:45

TACさん、どうも。

正直な所、私も疑問に思って来ましたが、回答を得た事はありません。 その為に、正確な回答は書けません。 ペラペラとAIMを見た所では、回答は見当たりませんでした。 答えはお近くのFSDOに聞いて下さい。 これがベストな回答です。


でも、これじゃ質問をして頂いた意味が無いですよね。 私なりの経験とか考えを書いてみたいと思います。 でも、これが100%とは思わないで下さい。 必ず地域の教官に確認するとか、FSDOに聞いて下さいね。 (単なる一意見なんで、正式な回答では有りませんよ。)

---

正直な所、2の図の様な所では南に行くならRight Turnで離陸していく時が多かったです。大半の人も、そんな感じでは無かったでしょうか? (まあ、Restricted AirspaceやClass-B -C, -D, TFR, Preservationなんてあれば別ですよ。)

でも離陸する所の周辺に看板などで、「xxx feet以下で yyyの上を通過しないで」と書かれて居たら、確実にその指示には守っていました。看板の有る所では、結構、神経質な住民が居るので、注意はしていました。 余裕の有る時は、ターミナルに行って、何か注意事項が書かれてないかなぁと掲示板とかを確認していました。 Turnを遅らす、一旦、通常のDownwindで出て、空港から離れてからコースを変えるとか。

もしかしたら、障害物の存在が有る場合もありますので、Preflightで空港回りの障害物を調べて置くのも必要ですよね。 計器飛行になりますがTerminal Procedure Publicationに大体でてます。 無ければ、地元の人に聞くのが安全でしょう。 操縦士に英語が出来無いと言う良い訳は出来ません。 FARで英語は義務付けられています。

私の勘でしか無いので、再確認が必要ですが、VFRで逆に出て行くのはFARの規定よりも、地方の条例や取り決めの場合が多いと思います。 それに、大半の問題は騒音で、既に運行をしている空港なら、その騒音を測定するのは連邦政府では無いでしょう。


南(反対)に出て行く場合: 一番良いのは地元のパイロットに聞くべきでしょう。 まあ、必ず確認が出来る訳でも無いので。。。この様な時は、直ぐに旋回をせずに、有る程度の高度を稼いでから余裕を持って旋回するのが良いのでは無いでしょうか? 500 feet AGLで旋回する人が多いと思いますが、それを1000 feetや2000 feetまで上げてやるのが作戦かと思います。 これで多くの障害物も避けられるし、住民とのトラブルも避けられると思います。 

270 Departure: より確実な方法として。 これは高度を稼ぐ方法で、Downwindまで飛行して、滑走路の中心を横切るようにもう一度、90度旋回をします。よほど狭いパターを作らない限り、滑走路の上では2000フィートで通過できると思います。 この方法なら、クレームはあまり出ないでしょう。 これは使う頻度も有る程度あると思います。 Tower空港でもたまに指示されますし、旅客機でも、これの広範囲版を使って出て行く場合もあります。

Leftでは無くRight Hand Trafficの場合は何らかの理由がある場合が多いです。でも操縦士がその理由を知らない場合が多いのも事実です。 270 Departureをして、高度を一杯稼いで出発するのが確実かなと思います。

また、この方法はHigh Density Altitude Airportや山に囲まれた地域から出発する時にも使えます。 TowerにもRequestできます。

これをする時には、CTAFで明確に"....making Left/Right 270...."と明言して下さいね。そして、着陸してくる飛行機がSegemented Circleを見る為にRunwayの上空に飛行してないか?と大きく目を開けて確認しつつ、Downwindから旋回する時にも警告をCTAFで流して下さいね。


逃げた様な説明ですいません。 FARとかAIMに明確に書かれてたら良いのですが。 上記を参考に、TACさんの教官かFSDOに確認して下さい。



33-2 NAME : TAC 2012/09/20 03:14:50

ご回答頂きありがとうございます。
着陸の際は指定された場合以外は必ずleft pattern、ベース、ファイナルも決まった位置でターン、と厳格に言われていたので、逆に出発の際は着陸同様leftで出発しないといけないなどのルールがあるのか、と気になっていました。
ベースの空港であれば特段noiseなどを留意する必要はないですしいつも飛んでいるのである程度飛び方というのは分かるのですが、これからcross country を行っていく時に初めて行く空港でどのようにアプローチしてどのように出ていくかというプランニングはAF/Dだけで判断できるのかな、と疑問に思っていたところです。

non-controlledって意外と難しいですね。
どのrunwayを使うかという判断も自分でしなければいけませんしCTAFでは日常会話的な英語でどんどん話しかけてきますし・・・。
場所によってはジェットも降りてきますので着陸するまで他のトラフィックが来ないかと結構緊張しています。

これからも質問させて頂くと思いますがよろしくお願いします。



33-3 NAME : 管理人 http://www.cfijapan.com  2012/09/20 04:17:36

TACさん、 おはようございます。

「必ずleft pattern、ベース、ファイナルも決まった位置でターン、と厳格に」
良い事を言う教官ですね。

「これからcross country」
アプローチに関しては、どの空港でも同じでしょう。
アメリカの場合はSegmented Circleで大半が分って、A/FDで殆どが分ると思います。

離陸に関しては、私も疑問が残る所ですね。
Traffic Patternからそのまま離脱できるのであれば楽ですが、
Patternと逆になると不安は残りますね。
Straight Outを長めにするとか、270 Departureで安全を確保するのが良いかも知れませんね。

ただ計器ばかり見て、外を見るのを疎かにしないでね。
Noseと地平線の関係を理解してると速度は安定するでしょうし、
慣れるとHeading Indicatorが無くても方向も安定するでしょう。
それに体の動きを感じる様にしていれば、Ballが飛ぶ事も無いでしょう。
外を基本にする事を身につけて、障害物とかを安全に回避して下さいね。

「non-controlledって意外と難しいですね。」
Towerは英語で怖い!って思うのですが、慣れるとTowerが居てくれた方が安心できますね。
彼らも完璧とは程遠いのですが、Non-Towerの様な面倒な事はありません。

その点、Non-Towerはご指摘の通り、面倒です。
基本的にフライト数は少ないのですが、逆に気を抜いて飛んでいる輩が多いので注意が必要です。
CTAFでは、相手の言ってる事も良く聞いておく必要が有りますし、無線で送信する回数も多く増えます。
必ずと言っても良いほど、手抜きをする人間も多くて、目を皿の様にしていないと危険です。
Stright-inで割り込んで来る物も居れば、割り込む人間も居る。
言葉が出来無い外国人も多い。(日本人も多いけど)
悪意が有る訳では無いけど、知らないだけで変な所を飛ぶ人間も居れば、
Patternの方向を間違えて飛ぶ人間も居る。

まあ、監視してる人が居ないので、気を抜くのでは無く、逆に気を引き締める必要が有ると思っておいて下さい。


「これからも質問させて頂くと思いますがよろしくお願いします。」
楽しみに待ってます!




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