- 3 carb heat について
- NAME : taku 2012/05/18 11:17:43
- お世話になっています。現在カナダにてフライト訓練中です。
carb heartについてお聞きしたいのですが、私の教官はpower-on decent の際に carb heart をonつまり使うように指導されています、実際、普通はどうなんでしょうか。 毎回、高度を下げる際に、reduce powerの前にcarbをonしています。 carbheat を入れるタイミングについて教えていただけないでしょうか。
- 3-1 NAME : 管理人 2012/05/18 15:03:20
- takuさん、質問ありがとうございます。
今、思うと絶対的な確証も無く来たので「思います」との表現になりますが、ご理解を。
私はタコメーター上で「Green Arc以下」のPower SettingでCarb Heatを使えと学びました。 基本的にはGreen Arcに有るか?無いか?の判断で良いと思います。
でも、Carb Iceは湿気が高ければ気温が30度を超えても発生する可能性が有りますので、絶対と言うのは有りません。 (20度C以上では疑問ですが、実際に「華氏100度F」でCarb Icingが有ったとの記事も読みますので、嘘では無いでしょう)
それに、エンジン出力が下がってくると、Carb Icingに気付き難くなるので、低出力でIcing防止としてと思えば良いのではと思います。 特に着陸時の様にアイドル状態では分かり難くいのですが、着陸態勢からのGo Aroundの時にCarb Iceは致命的ですので、 低出力ではCarb Heatの防止的な私用が大事になると思っています。
個人的な経験ですが、3000フィートとかの巡航中に上空で急にエンジン出力が落ちた事があります。 この時は水平飛行で2400RPMと質問されている時よりもPowerが高い状態です。 それの時は、Carb Heatを引くと、直ぐに回転数が治りまして、その後も問題なく飛行が出来たので98%はCarb Iceだと思います。 しかも真冬でもなく、暖かい昼間の出来事で数回ありました。 ですから、Carb HeatをONにすべきタイミングに絶対的な物は無いと判断しても良いのではないかと思っています。
その為に私の教官は、低出力の時、 そして分り易いと言う意味を含めて「Green Arc以下で」と教えてくれたのでは無いかと思います。
Emergency Landingの練習で、そのまま本当のEmergency Landingになったとの話もチラホラと聞くので、低出力の時! と答えます。 そして湿度が高い時は35度CぐらいでもIcingの可能性は有るとの予測を持っていればと思います。 でも常に35度C以下でONにするのは非現実的で、エンジンにも悪影響が多いです。 そこで、回転数の低い時がCarb Icingが分かり難くく、Carb Iceの影響度も考えて「Green Arc以下の時」がお勧めかと思います。
以上かな。 他の方で、別の方法や、ご意見があれば、ぜひ書き込んで下さい。
- 3-2 NAME : 管理人 2012/05/18 16:21:57
- よく見ると「power-on decent」て書かれてますよね。
Green Arc以上の話だとちょっと変ってきますが、 Power-Onとはどれぐらいの事だったのですかね?
- 3-3 NAME : taku 2012/05/18 16:41:18
- 回答ありがとうございます。
すみませんpower-on desent は、pawerを絞っての降下のことです。1500rmp程度です。分かりにくくてすみません。 高度を下げる際に、パワーを絞り、降下しますが、この際の手順として、 先にキャブONか又はパワーを下げてからキャブONが望ましいかが聞きたかったのです。 また、パワーが下がった状態から水平飛行又は高度を上げる場合、先にパワーを入れてから キャブをcoldにするか、、細かい話で、教科書に書いていないもので、又は、どちらでもよいのか。もしご意見がれば お聞かせください。
- 3-4 NAME : 管理人 2012/05/18 17:21:58
- 1500 RPMならGreen Arc以下ですね。 ならCarb Heat ONですね。
普通は「Checklist」か「POH」に書かれている順番です。。。。 なんて書くと寂しいですよね。
目的を考えれば、どちらでも良いかと思います。 C-152ではPOHはPower > Carb Heatですね。 基本的にThrottleの操作が中心で、Carb HeatやMixtureは補助的な物ですし、Throttleからの方が自然な動きになると思います。 良くは無いですけど、ちょっとぐらいCarb Heatが遅れても大きな影響は有りませんしね。 あくまでも、Carb Icingの防止が目的ですから。
それとは別の考えで行くと、Carb Heatの空気はフィルターを通過せずに、暖められて直接キャブレターに入っていきます。 可能な限り綺麗な空気を使いたいと言う事で、先にThrottleを手前に引く方が良いとも思います。
細かい事を考えれば何でも可能性は有りますので、臨機応変が本当の答えで、深く考えずに。でも忘れないでね。。。が答えかな?
- 3-5 NAME : ふくねこ 2012/05/18 19:42:16
- アタシもGreen arcを下回るようなSettingの場合に、Carb heatを入れるように教えられました。
もちろん飛行中の話です。
管理人さんの云われるように、Icingの発生状況は、気温、湿度、気圧、燃料温度、Throttle開度等々、多彩なので一概には決められない事から、目安としてGreen arcを教えていただきました。 ただ構造上、管理人さんの云うとおりCarb heatがONになっていると、Air filterを通らないため、砂塵や異物を吸い込む危険が高くなることから、「必要な時に使う」よう云われています。 (むやみにONしっ放しにするな!って事ですね。) もちろんONのままでは出力が上がらず、離陸や上昇も大変になっちゃいますが。
手順としては、Throttleを絞ってからCarb heatをONにすると、さらに回転が落ちてしまうため、着陸時などのThrottleを調整する状態でDecsentするような場合には、まずCarb geatをONにして、それからThrottleを調整しました。 Climbの時には、もう同時にドカンです。 ^_^; どうせThrottleを一杯に入れるので、その際に親指でcarb heatを同時に押し込んでいました。
- 3-6 NAME : 管理人 2012/05/18 21:54:57
- ふくねこさん、
微妙に違う所がありますが、私の場合はそれ以上に忘れる事も多かったのも現実でして、、、、 そんなのが現実です。 本当は忘れるのはNGな事なんですが、順番はそこまで気にしなくても良いのかなと。
「Climbの時には、もう同時にドカンです。 ^_^;」 ドカーンは止めましょう。 操縦はスムーズに!が基本ですから。
でも、ふくねこさんの指摘の様にFull Powerが必要な時は、Mixtureはグッと押し込む癖を付けて下さいね。 Carb Iceを起こしてちゃ別ですが、COLDにして置かないと本当のFULL Powerにはなりません。 将来はPropeller Controlが有る飛行機も乗るでしょう。 その時もProp Controlは押し込まないとエンジンがぶっ飛ぶ事になりますので、 Full Powerでは全部前が基本だと覚えておいて下さい。 (例外は標高が驚くほど高い空港からの飛行ね)
- 3-7 NAME : taku 2012/05/20 16:48:04
- ありがとうございました!よく分かりました。
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