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大利根飛行場でセスナ150に乗って来ましたよ。楽しかった!

実は関東で飛行機に乗せ頂きました。機体はCessna 150 Acrobat-JA3612。 なかなか自由に乗れない日本の空、この日の事は忘れないでしょう。 場所は大利根空港、成田空港Runway 16のFAFぐらいの地点になるのかな。 関東の方なら、私より良くご存知でしょう。


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先日、東京ビックサイトで行われていた展示会に二日間来場してから飛行機の情報集めに関東に残ってました。 成田のApproach Endにある、ホテルでマニア向けの部屋に宿泊などをして、関東の操縦士さんと出合ったりして、最後にこのフライト。 一生の思い出になるような、関東出張の総仕上げでした。

今回は、益子さんと、 ハワイで訓練中でこのサイトをよく利用して頂いてる、の加藤さんと3人で大利根に行って来ました。 益子さんが、この飛行機の会員でも有り今回のフライトを企画して頂きました。 加藤さんは日本で初めて、私は関東では初めて(日本で3度目)のフライトでした。 朝はわざわざ機長の益子さんに、迎えに来て頂いてと贅沢な事をしてしまいました。

途中で、仕事の後の加藤さんをピックアップして3人で飛行機の話で大盛り上がりしながら、大利根空港に着きました。 (3人でとか言いながら、自動車の中で喋ってたのは私と加藤さんだけと言うぐらい、初めての者は興奮してましたけど。)

前日は強風で凄く気になってましたが、2ノットかそれ以下の微風。まあCalm。 天候はHigh Sirrusが少々、Visibilityは30マイルぐらいでしょうか、絶好の飛行日和。 写真で見ると、ちょっとVisibilityが悪そうですが、実際は凄くVFRでした。

 
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C-150はC-152の前に作られた名機なんで新しいとは言えませんが、整備が行き届いていて、ピカピカ。 子供用の後部座席が有ると言うちょっと珍しい内装だけど、状態は良好。 駐機状態からアメリカの違いが。 RudderのGust Lookはアメリカでもまあ見るけど、 Ailronとプロペラまで固定されていると言う、何とも言えない完全な状況で保管。 ちょっと驚き。 まあ後で理由は分りましたけど。

機長の益子さんは私たちの為に、飛行機の準備。鍵やら書類やら色々と、沢山の準備をして頂きました。 慣れない私と加藤さんは、何も手伝わずに写真を撮ったり、飛行機に触ったりと子供の様に騒いでいました。


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良い滑走路なのに、使ってる飛行機はほとんど居ません。 出発前にPiper Warrior(PA28-161)が離陸して行ったぐらいで、のどかな風景です。 4時間ぐらい滞在してましたけど、離着陸したのはそのPiperと私たちだけ。 何とももったいない。 これはアメリカと日本の違いですね。

私らが騒いでいる間に、一時間ほどかけて、種類の準備、Preflight、と入念に益子さんが飛行の準備を。 途中で益子さんが、左のタンクにガソリンが6ガロンしか無いし、どうしようかと思案。 私はメタボで体重が増加してるので、満タンの燃料はあまりは嬉しくない。だと言って、その場でメタボと言うのも説得力が無いので、10ガロンは有るから一時間以内でしたら大丈夫でしょうと提案。 私の体重で離陸が出来なければ、笑い話。 それは避けないと意見ないと思って、悩んでいる機長にちょっと強めに提案。 思案の後に、意見を聞いて頂いて内心では結構大喜び。 燃料を半分ぐらいで離陸する事になりました。

その後は、エンジンを掛けてTaxiをスタート。。。。 (細かい部分は、皆さんパイロットなので削除。) アメリカみたいに管理人が常駐している訳では無いのに、滑走路も芝生も状態は完璧。 機長の益子さんは気にせずに芝生の上をTaxi。 芝生とは思えないほど、スムーズ。アメリカじゃ考えられない。不測の事態を考えて、 最後はRunwayの上を通過して、Approach Endまで移動。 そこでRun-up。アメリカでやるよりも入念な点検。 もともと、エンジンにも変な振動が無いので、結構、安心させてくれる点検でした。 安全を考えれば、アメリカでもそれぐらいはするべきかとも思うけど。


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Run-Upを終えて、いよいよ離陸。  私が昔の教官の癖が出て不要な事を言わない様にと、離陸速度や着陸速度を聞かずに出発。 入念な点検だったので、私が知らない不調でも事でも有るのかと思ってたら、離陸を始めるとエンジンが調子の良い事。 C-150ですから100馬力とは思いますけど、Powerfulに離陸。 整備のレベルがちょっと違うのかなぁ。 良い感じの離陸でした。

離陸してみるとやはりアメリカとは違う風景。 元々私も飛行教官ですから、右席には慣れているんですが、風景が違う。 まあ、色が違う言うか。写真から見える外が違うでしょ。単なる田んぼなんですけど、アメリカには日本式の田んぼが無いしね。 それが混乱させる。 国としての歴史の違いなんでしょうか。 カルフォルニア米が販売されている事を考えると、田んぼが有っても良い様な気がするけど見た事が無い。 曲線だらけの日本の田んぼは、アメリカに慣れた私には、参考になるよりも錯覚を起させて位置感覚が麻痺しそうでした。ここらが天候の変化に加えて飛行が難しいと言われる要因なのかも。それに、日本には幅が広くて、長い道路が無いのも辛い所ですね。 ここは日本で飛行されている方々のSituational Awarenessの凄さと言うか、空間感覚が確立されているのでしょうね。 まあ機長は日本の操縦士ですから、ここらは安心でしたけどね。

それでも、飛行機JA3612は元気に上昇。 騒音問題で、普通のトラフィックパターンが使えないので、機長の益子さんは、地図とにらめっこしながら飛行を続けます。 それに、近くには成田空港があるのでPatternが高圧線がある方向に作ると言うちょっと苦しい状況。 これは国に関係無く、考えられる状態ですから、別に日本が特別と言う感じじゃありませんでした。アメリカにも変なプロセデュアが有る空港も有るしね。


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そんな事もあって、益子機長が地図は手放せない状況。 それにTraffic Patternが、また騒音の関係でかなりワイドなコース、Wide Downwind。2マイルもDownwindが滑走路から離れると。 (Downwindでエンジンが停止すれば、終わりだね。) まあ私には滅多に乗れないので、風景が多くが見れて楽しかったですけどね。 地図でTaffic Patternを確認しながら出ないと飛べない状況に加えて、途中にある背の高い高圧線。アメリカの高圧線よりも倍ぐらいは高いのではと思いながらDownwindを飛行。 Traffic Patternが大きいので、Patternを飛んでるんだけど、Base Entryの様なApproach。 天候だけでなく、ここらが日本とアメリカの違いで、日本の方が難しいと言われる由縁なのかなぁ。 同じ飛行機だから、やってる事は同じだけど、機長の判断能力がアメリカよりも必要なのは良く分りました。

FAAのPrivateを取っただけの人なら、Traffic Patternを飛行するもの一苦労でしょう。 アメリカで飛行するつもりで飛ぶと、Patternで迷子になったり、高圧線に引っかかるかも。 日本の事ですから、人口密度を考えると他の空港も騒音規制が有るでしょう。 FAAのライセンサーは、Patternを覚えるまで飛行教官か、地元のパイロットに乗ってもらって 空港のコツを教えてもらった方がお勧めですね。 飛行機は同じでやる事も同じなのですが、日本の地形はアメリカみたいには易しくないです。

CessnaだとHigh Wingなので旋回中は翼で滑走路が見えませんから、計器だけを見ている人にはオリエンテーションが難しいでしょう。 PiperやBeechcraft等の低翼機を乗られるならまだマシでしょう。 現在、もしくはこれから訓練する人で日本で乗ろうと考えておられる方は、計器を中心とせずに「滑走路を中心として外を見ながら飛行」する方法を身に付けた方が良いでしょうね。しかもアメリカみたいに土地が安く無いので、目標物になる物が少ない少ない。基本的には大利根空港はBase Entryになるので、滑走路と高度の関係をシッカリと学んだ方が良いでしょう。


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益子機長も元はFAAのライセンサーですが、方向感官が良いと言うか空間判断力が優れてるので上手く適合されてました。 分りにくい地図に翻弄されながらと、苦しい飛行条件でしたが、持ち前のセンスで克服されてました。 まあ、私は横で写真をバチバチと撮ってましたが、大変だなぁっと思ってました。今回は一度のTouch and Goと合計2回のパターンに同乗させて頂きました。

その後は右席を加藤さんに替わって、私がカメラマン役。 加藤さんが飛行機の中で大騒ぎをしているだろうなぁと思いながら飛行機を見てました。 しかも益子さん、私の時よりも凄く綺麗なアプローチにTouch Down。 やはりCFIを持ってるので、不用意に重圧を掛けてたのかと、、、反省反省。


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変わってから3回目のDownwindで急にCrosswindが吹き出しました。 これは、凄い天候の変化と驚きでした。 Calmから急に10ノット以上の横風、もろにCrosswindと、西海岸出身の私には驚き。 10ノットには驚かないけど、あの急激な風の変化には驚きました。 成田のFedEx事故もうなづけるような風。しかも可愛そうに90度のCrosswind。 

まあハワイで訓練されてる加藤さんは、微々たる風なんて言ってたけど。 でも加藤さんも凄い。Privateしか持ってないのに、私よりも風には強い。そらあれぐらいの風でも着陸できるけど、それはCommercialを取れてぐらいからの話し。気分は負けタァ。 そんな風でしたが、益子さんはぴちっとCrabを決めて、真っ直ぐにアプローチ。 さすが日本のパイロットって感じでしたね。 あれだけの急激な風の変化に凄い! そら、ずっと吹いている風なら分りますよ。 上空の二人にはFinalまで気が付かなかったのではないでしょうか?間違いなくUpwindやCrosswindではCalmでしたから。


  

飛行後は益子さんがガソリンをタンクに補充。 飛行機をシッカリと固定させてから事務所に戻って、書類の製作。 何も知らない私は馬鹿話ばかり。事務所から出ると、加藤女史が飛行機の撮影方法を私らに伝授してくれました。答えは地面に寝転んで、出来るだけ下から撮影するとアングルが良くなると。確かに、写真に迫力が出ます。 その後は空港内で写真をパチパチ。 最後は撮影会になって終ってしました。 その後は渋滞に巻き込まれて、京都に帰れず、もう一泊関東に残ってしまいました。


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今まで、考えもしなかった角度ですけど、素人の私らでもかなり迫力の有る写真が撮れるのではと思います。後、太陽の角度を考えて飛行機の反対側から撮れば良かったかなぁ。 今度からはチャンスがあれば地面から撮影をしよっと。40歳を超えた男が、駐機場で寝転がって写真を撮ってれば異様な雰囲気でしょうねぇ。


私のたった2回と思われるかも知れませんが、 中々チャンスがない上に、Traffic Patternがやたらに大きいのでかなり乗せて頂いた気がします。 アメリカで2時間ぐらい乗せて頂いた様な気持ちでした。実際も20分も空に居なかったかも。 しかも大利根は、八尾とかと違って自由がイッパイって感じで気楽でした。 益子さんの下準備やオーナーさんの好意が有って、現実となったと思います。 でも日本にも自由が有ると感じただけでも、心は嬉しかったです。例え、私が引退していても、これからの皆にはチャンスが有るんですからね。 私達は暗黒時代な様な時にライセンスを取った事もあり、かなり否定的でしたが、このフライトで夢が見れました。 それにこのサイトを作って居ても、やりがいが増えました。

機長の益子さん、ありうがとうございます。


お知らせ: 
機長の益子さんの話によりますと、この飛行機はクラブ会員を募集しているそうです。 話しを聞く限りでは、日本でもかなり手ごろの価格で乗れる飛行機です。 一月に一度ぐらい飛行を希望される方にはピッタリな飛行機と思います。 FAAからのライセンスでも、日本の操縦士免許を持ってる人ならメンバーになれるそうです。 条件は、皆と楽しくやれる人で、オフ会とかに参加できる人が希望だそうです。 まあ、最低限以下の価格で提供するけど、楽しくやりたいと言うオーナーさんの考えなのかと思います。 飛行機を借りるだけの人は、ちょっとって感じなんでしょう。

私が理解した範囲では、、、

JMGCの会員になってもらう。初期費用は不明ですが、年会費が18,000円。 この飛行機の会、3612会が月額10,000円。 そして飛行するたびに、1時間がたったの12,000円。 月に1時間だけ飛行する人でも、1時間が22,000円とかなりお手頃なのでは無いでしょうか?平日に飛行できる方なら、1時間増える毎にたったの12,000円ですからね。環境を考えると凄くお得な感じがします。 C-172が1時間で5万円を超えるのが普通らしいですからね。

興味が有る方は、3612会の方へどうぞ。 ウエブサイト

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