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NDBに向かう方法。 HomingとTracking

ADF、 飛行機は風下に流されて、ADFの針は風上を向くNDBは地上に有る局で、操縦士はコクピットに装備されているADFを参考にしながら飛びます。 ADFは、飛行機の機首を000度(または360度)として、時計回りに何度の方向に局が有るかを示します。

NDB局に向かって飛行するには、最初にADFの針が向いている方向に飛行機を旋回させてやります。
多少の誤差はあるので、ADFの針が真っ直ぐ前に向くようにHeadingの微調整的な旋回をしてください。
すると、眼の前にNDB局があります。
Cross Wind(横風)が無ければ、このままのHeading(機首)で飛行すると、飛行機は真っ直ぐ局に向かって行きます。
しかし、残念ながら多少なりとも横風は存在します。 特に飛行機が飛ぶ上空では何らかの風が吹いています。

飛行機は残念ながら、最初のコースから風下の方へ流されます。
右からの風でしたら、ADFは少しづつ右を向きます。(左に流されるので、局が右側に来ます。)

上空では風が有る。
飛行機は風下に。
局は風上に移動する様に見える。
ADFは風上をゆっくりと示す。
(もちろんHeadingは同じでね。)

そこで操縦士は二つの方法で、横風に対応します。
一つ目は最も簡単な方法でHomingと言います。
他の方法は、Trackingと言う方法ですがやや難しいです。
最初はHomingでも良いのですが、慣れてきたり計器飛行をするならTrackingが必要になります。

ADF, Homing ホーミングHoming ホーミング 
流されても、ADFの針が真上(000度)を示すように飛行する方法です。

例えば右からの横風が有ると、飛行機は風下(左)に流されてADFはやや風上(右)を示します
パイロットはそれを見て、Headingを右に変えます。
そして、また機首がNDB局の方へ向く様にします。

それでも、横風は続くので、また飛行機は風下に流されます。
同じ様に ADFは右を示していきます。
そして操縦士はまたADFの針が真正面に来るようにHeadingを変えます。
これが局まで続きますが、ここで問題が生じてきます。

そして局に近づくと、ADFの針が敏感になりだんだんと大きく右に動き出します。
(局に近いと少しの距離の誤差でも、針の動きが大きくなっていきます。)
すると、だんだんと修正が大きくなってきて、放物線を描くように局に飛行する事になります。
また放物線を描くので、距離の無駄にもなりますし、指定されたコースを飛行は出来ません。

NDB局に向かうには一番簡単ですが、あまりお勧めとは言えず、
IFRでは失格と判断される場合もあります。


NDB Tracking トラッキングTracking トラッキング

これは、横風を修正しながら飛行する方法です。
横風が来る方向に機首を向けて、決まったコースを飛ぶ方法です。

機首を一旦、NDB局に向けます。
すると飛行機は風下に流され、ADFは局を示そうと風上の方向を向きます。
そのままだと、コースから外れるだけなので、もう一度コースに帰ります。
(この時は、外れた角度の2〜3倍ほど旋回してコースに戻ります。
  コースに戻るまでは、ADFは反対を向きます。)

そしてコースに戻れば機首を局に戻すのです。
(コースに戻った時はHeadingとコースの違いが、ADFの表示と同じ角度になった時です。)
また、同じ様にへHeadingをコースを同じにすれば、また流されます。

それを防止する為若干風上に機首を向けて飛行します。
その横風を修正する為の事をWind Creection Angle (WCA)と言います。
Cross Wind Landingで言うCrabですね。
コースを確実に守るHeading(WCA)を探すには、訂正を繰り返す事で見つける事で可能です。
(詳しくはまた別に説明します。)

この時の注意hはCross Checkを忘れずに。  
Headingや高度を守らないと無意味ですし、Headingが変わると、ADFも同じ角度だけ反対側に移動します。

また局に近くなると、ADFの感度が増してきます。
近い分だけ、信号も強くなるのですが、同じ距離であっても、角度に置き換えると大きくなります。
NDB/ADFで飛行している時に、局にかなり接近したと思う時は、3度ぐらいを目安にするか、
もっと、近くに来るなら何もしないで機首を守って、NDB局を通り過ぎてた方が上手く飛行できます。
それぐらいADFは敏感になりますし、局の真上ではぐるっと180度回るだけです。
ちょっとコースが外れてるなら、真横に来る時も有るぐらいなので、
変にコースに持って行かずにHeadingを守っても大した問題にはなりません。
計器飛行の試験でも、よっぽどコースから離脱しなければ大丈夫でしょう。

WCAは横風に対して機首を風向きに向けるのですから、Trackingが上手く出来ていると、
機首はやや風の方向を向き、ADFは風下を示します。
ADFだけを考えると変ですが、機首が右側を向いているのでADFは風下を指します。
上記の図は右からの横風でTracking(TO)を行った場合です。
唯一、表示に変化が出るのは局を通過するまでありません。

インターセプション、Interceptionの問題解説がここに有ります。

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