Low-Level Significant Weather Prognostic Chartsの例
読み方の例を。 筆記試験対策ですが、実際の勉強にもなると思います。

これはメキシコ湾付近での一例です。
- 湾岸地域ではThunderstormが多く発生しそうだとの予報です。
- 「丸に逆三角」がRain Showerを表しています。 そして「R」に矢印がThunder、稲妻を示しています。(赤い矢印)
- Rain ShowerとThunderは、Thunderstormの定義です。
- 実線で囲まれた地域は30%−50%のエリアでThuderstormが発生すると予測されています。
- フロリダ半島と、テキサスの南東部 (青色の矢印)の範囲は、可能性がもっと高く、50%以上の範囲で可能性が有るという意味です。
- この後は下記の様になりました。

Tropical Storm (熱帯性の暴風雨)がフロリダに近づいています。 (見難かったので、修正してます。)
中心部が真っ黒でしたら、ハリケーンです。
Surface-400 MB
Category Outlook
青色の矢印で描かれたモコモコの線、Scalloped LineはMarginal VFRを意味しています。 シリングが1,000〜3,000フィート か Visibilityが3〜5マイルとVFRで飛行は可能だが、ちょっと厳しい状態です。
左の図では、アメリカ南東部がMVFRとなってます。 離着陸の練習ぐらいなら何とか出来そうですが、VFRでのCross Countryは避けたい所です。
赤色のラインで囲まれた部分は、気象状態がVFR以下を表しています。
(シーリングが1,000フィート以下か、Visibilityが3マイル以下)
WV (West Virginia)の南部からNC (North Carolia)西部ではVFRでの飛行は無理でしょう。 IFRでの飛行で無いと厳しいでしょう。
Turbulence
左の図はTurbulenceの地域を表示しています。
UT(ユタ州)の北西部を除く大半、CO(コロラド州)の北西の一部、そしてアリゾナ州の北部にTurbulence (乱気流)が予想されています。
強さはModerateからSevere (中度から強度)です。
右がModerate、左がSevere。
高度は地上〜24,000フィートで予報されています。
「/」の左側がTOP(上限)で、右側がBottom(底)を表しています。 右側が省かれている時は、その乱気流が地上、Surfaceから始まってると言う意味です。