CONVECTIVE SIGMETで予報される気象現象:
Convective SIGMETは通常のSIGMETと同じ様に全ての航空機、All Aircraftに危険があると考えられる場合で、しかも対流によって発生すると予測される時です。 Convective SIGMETはアメリカ本土のみにあり、アラスカとハワイでは通常のSIGMETに含まれます。
Convectiveとは日本語で対流と訳せます。飛行機にとって危険なThunderstormはこの対流によって発生します。 その為、 分かりやすいようにThunderstorm関連はConvetive SIGMET、それ以外の危険現象を通常のSIGMETに分けられていると想像できます。
Convective SIGMETに含まれるのは、、、、
- Severe Thunderstormの時で、なおかつ
- 地上での風力が50ノット以上か
- 「雹、Hail」の大きさが3/4インチ以上あるか、 or
- Tornado、竜巻が発生している。
- Embedded Thunderstormの場合。 (他の雲に隠れて見えないThunderstorm)
- Line of Thndrstorm, スコールラインとか呼ばれる、線状に発生するThunderstorm
- 「Heavy(大量)」レベルの降水が広範囲に有る場合。
- 3,000平方マイル以上で、 and (だいたい55 x 55マイルぐらいの大きさです。)
- 40%以上の地域で大量に降る。
その他に、予報士が対流現象「Convective」で発生する全ての飛行機に危険が予測される時もConvective SIGMETが出る時もあります。 Severe(強力)以上のTurbulence(乱気流)、Icing(着氷)、Low-Level Wind Shear(低高度のウインド・シェア)等が対流によって発生すると予測される時です。
CONVECTIVE SIGMET は Thunderstorm等に関連したSIGMET。
上昇気流で起こった物以外の風やDust Stormには関係がありません。