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E6-B Flight Computer, Wind Side: 風の計算
5.中心点がGround Speed (GS)です。 Ground Speedとは日本語で対地速度と言います。これは地面に対しての速度です。飛行機の速度は90ノットなのですが、航空機は風の影響をまともに受けるので、地面から見ると速度が変わって見えます。 この例題では風が左後ろから吹いているので、GSは少し早くなります。 ここでは97ノットですね。 航空機が90ノットで飛行し、風が後ろから押す事になるので、対地速度が速くなります。 6.中心線からの外れが修正角度です。 印が付けられている所が、風に対する修正角度、Wind Correction Angleです。 中心線が0度です。 左に印が有る時は左からの風が有るという事で、修正が左に必要となります。 右に印があれば、修正は右側に必要となります。斜めの線が角度を表しています。印の左横にある太線が10度を示していますので、印が「9度」にあります。 この問題ではWCA、修正角度は左に9度となります。Courseは212度でしたので9度引いて、Headingは203度です。203度で飛行すれば、予定のコースを飛べるます。 TC 212度 − 9度(左はマイナス) = TH 203度
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