Segmented Circle 滑走路のパターンはどっち?
下記の空港でしたら、Segmented Circleの中にはテトラヒードロンと言うのが使われています。これは矢印の先端の様な形をしていて、その方向に向って離着陸をする様にという意味があります。 (もしくは風が吹いてくる方向です。)
離陸中に撮ったので、少々ピンボケ気味ですが、右の様な三角形の様な物をテトラヒードロンと言います。
またLanding Direction IndicatorやWind Dihederalとも呼ばれています。
上空から見ると、下の図のように、綺麗な三角形に見えます。
さて上の図の場合はどうなるでしょうか?
まず、風の向きを見て、滑走路を決めます。
テトラヒードロンを見ると、着陸はRunway 22を使うようにと指示しています。
(風は左下から約220度の方向から吹いています。)
しかし、Runway 4−22には「X」が描かれていますので、Closed(閉鎖)という意味でRunway 22は使用できません。
その代わりとして、向かい風が来ているRunway 18を使う事になります。
(右からのCrosswindになりますが、それでもRunway 18ならHeadwindです。)
次はRunway 18 のTraffic Patternの方向です。
Segemented Circleを見ると、Runway 18の部分(円の上)の鍵型が右旋回を示しています。
(滑走路の西側を使って!と言う意味です。 空港の北東を飛んで欲しくないのでしょう。)
上記の状態では、Runway 22が使えないので、Runway 18のRight Traffic を使う事になります。