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Obstructions 障害物

Obstructions 障害物の記号と説明

背の高い障害物があれば、右の表に書かれている印で、私達に存在を教えてくれます。
高さが200フィート以上の物をObstructionsとされています。

障害物を表す記号には大きく分けて2種類の高さと単独か集団を表す印があります。

右の図の1段目:
細長いのが、建物自体が1000フィート以上を示しています。三角形の形をしたものは1000フィート以下です。 東京タワーがだいたい1000フィートです。

2段目: Group Obstruction
シンボルが重なっている物は、複数の障害物が同一地域に有ると言う意味です。 1000フィート以上の物と、それ以下の高さの物が有る場合は、下の矢印の様に小さい三角形と細長いシンボルが連続しています。

3段目:
電波が発信して居る様な記号は電波と言う意味では無くて、 強力なライトやストロボが点灯していると言う意味です。 衝突防止用のライトなどが点灯している物が有ると言う意味です。
High-Intensity Lightと書かれているので、光度が高いライトって意味です。

4段目: 障害物の高さの情報
上段の数字(2049)は障害物の頂上の標高、海面からの高さを示してます。
次のカッコに囲まれている数字は、それ自体の高さ。地面からの高さを示しています。
この場合は、障害物の高さ(身長)は1,149 feet AGLです。そして頂上の標高、高度計が示す高度が2,0491 feet MSLとなります。

    • 上の太い数字が障害物の頂点の標高です。 高度計が示すべき高さ。 
    • 太い字が、天辺の標高=正確な高度計が示す。
    • カッコの中数字が、障害物自体の高さ。

UCはUnder Constructionの略で、建設中と言う意味です。
NOTICEに書かれている事は、その物体からは灰色のワイヤーが延びている可能性が有ると書かれています。

最後の注意(NOTICE)には。
障害物からはグレーのワイヤーが有る場合が有るので注意せよという意味です。 電波塔の様な場合、倒れない様にワイヤーで固定されている場合が有ります。 飛行機からは見えにくいので注意して下さい。 背の高い塔を支えるのですから、飛行機ぐらい簡単に墜落させるぐらいの強度は有るでしょう。

           サンプル Obstruction Group Obstructionsの例として。 右の図を参考に

矢印に書かれている障害物は、1,000 feet 以上やそれ以下の障害物が複数集まっているという意味です。Ground Obstruction。
高さは、障害物の高さは1,534 feet AGL で 頂上の標高は1,549 feet MSLです。 飛行中は、上段に書かれている数字が障害物の頂点になるので、その数値以下で飛行するのは、危険で、衝突の可能性が有ると理解して下さい。 例にビルを使いましたが、色々な物が考えられます。 電波塔の様に細長い物も考えられますし、野生の木の場合も有るでしょう。

 

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