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Terrain チャートと標高

Sectional Chartでの標高の調べ方Sectional Chartは普通の地図と同じで、地面の色で各地点の標高が判断できます。

標高の低い所が薄い青緑色から、標高が高くなるにつれて、濃い茶色に変化していきます。Chartの表紙にはそのエリアでの標高が書かれています。また標高別の色分けも分ります。実際のチャートではインクの状態で、若干の色の変化が有ります。

また、500フィート毎に等高線 (Contour Intervals)と言って、同じ標高を示す線が引かれています。小さい文字ですが、その線上での標高も書かれています。

      等高線 (Contour Intervals)の見本
上記の図は等高線 (Contour Intervals)の見本として表示しました。 ちょっとした小高い山で有る事が分かります。そして500フィートごとの等高線が簡単に確認できます。

また、人間の目で自然に分かる様に、北西の方向から太陽が照っていると想定されて影も付けられています。 この角度が一番、自然に見えるそうです。 飛行や運転の多い午後を考えているからでしょうか。

 

右の図は、実際に有った筆記試験での問題を図にしてみました。
問題は上のMinot International空港から下の湖、Audubon Lakeの間に有る、薄茶色(Tan)の部分の標高を聞いています。

空港や湖は2,000 feet以下です。でも問題は薄茶色(Tan)の部分です。薄茶色は2,000 feet以上で3,000 feetまでを意味しています。 このエリアには、等高線 (Contour Intervals)が薄茶色の部分にはありませんので、2,500 feet以下とも分ります。

色と等高線 (Contour Intervals)だけを見ると、この場所の標高は2,000〜2,500 feet MSLと意味しています。

参考までに途中の標高を調べて見ますと、、、、 上から、、、
  色が変わる所の標高が2,000フィート。
 Private空港(Poleschook)の標高が2,245フィート。
 中央にある障害物は、頂上が2,596 feet. 建物自体は396 feetで 引き算をするとそのエリアでの標高が2,200 feetと分ります。
 そして、下のPrivate空港(Semchenko)は2,065 feetなどと 小高い所(色が違う場所)が2,000〜2,500 feetで有ると確認できます。

 

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