例: 下記の状態でのCGの位置は? The CG is located how far aft of datum?
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GIVEN |
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WEIGHT |
ARM |
MOMENT |
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(LB) |
(IN) |
(LB-IN) |
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Empty weight |
1,495.0 |
101.4 |
151,593.0 |
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Pilot and passengers |
380.0 |
64.0 |
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Fuel (30 gal usable no reserve) |
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96.0 |
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- 最初の項目は、Empty Wreightは飛行機の事で、既に計算がされています。
- 次の項目はパイロットと乗客の項目です。 重量が380ポンド、 Armが64インチ。 掛け算をすると、、、380 x 64 = 24,320 がモーメントです。
- 次は燃料。 ここでは30ガロンありますので、 30ガロン x 6 = 180ポンド。 モーメントは 180 x 96 = 17,280 lb-inです。
- 荷物や他の物はありませんので、これで合計が出来ます。
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表の空白を埋めると、、、、 |
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WEIGHT |
ARM |
MOMENT |
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(LB) |
(IN) |
(LB-IN) |
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Empty weight |
1,495.0 |
101.4 |
151,593.0 |
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Pilot and passengers |
380.0 |
64.0 |
24,320 |
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Fuel (30 gal usable no reserve) |
180 |
96.0 |
17,280 |
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重量とモーメントの合計 |
2,055 |
--- |
193,193 |
上記の表には、先ほど計算した物を入力し、 重量(Weight)とモーメント(Moment)を合計しました。 これでCGの計算が可能になります。
計算でCG位置が 「CG 94.01」となります。
このCG位置が、決められた範囲の中にあれば安全に飛行が出来ると言う事になります。これらの範囲を「CG Limit」と言います。 他の言い方として、制限以内って意味で”Within the limits” とか グラフを見て"in the Envelope" と言うような言い方をします。 そしてCG位置の表示として「CG 123.45」と言う書き方があります。
それは「CG、重心の位置は、基準点から123.45インチの所に有る」と言う意味です。
以上は、各項目の重量(Weight)と距離(Arm)を掛け算して、計算をする方法でした。 これで正しく計算は出来ます。
しかし、多くの飛行機のPOHには、表やグラフを使って重量と重心の計算をする事が出来ます。 実際でもこの方法が中心となるでしょう。
表やグラフでモーメントを求めて、それの合計と総重量を元に安全性を確認する方法です。 今では、PCが当たり前になった時代ですが、私らの時はPCなんて普及して居ませんでした。多くの訓練機が生まれた時代でもあります。 その為、掛け算をして、大きな数になるモーメントを計算するのは大変でした。 その為に表やグラフで重心位置を求めるのが普通になってます。もしPCやノートパソコンがあって、Weight and Balanceの計算が出来るなら、それでも十分です。しかし、計算機しか無い時の為にも覚えて下さいね。 筆記試験では計算機は使えますが、パソコンは認められていません。
グラフを使ってのWeight and Balance計算 : 表(Table)を使っての方法
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