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WAYPOINT

AIMでの説明

A predetermined geographical position used for route/instrument approach definition, progress reports, published VFR routes, visual reporting points or points for transitioning and/or circumnavigating controlled and/or special use airspace, that is defined relative to a VORTAC station or in terms of latitude/longitude coordinates.

AIMの説明ではRNAVとは書かれていません。 「ルートやアプローチコースを決める地理上の地点」と書かれいます。 Wyapointと聞けば昔からRNAVの地点と言う考えが普通です。 それに最後には、「VORTACからの位置関係、もしくは緯度・経度で設定されていると書かれています。( that is defined relative to a VORTAC station or in terms of latitude/longitude coordinates.) 実際ではVFR Visual PointやVFR Routeを示す地点で有る場合もあります。 それにGPS Approachなどのチャートでは名前だけです。

その結果、私流の考えでは、「Waypointsは基本的にRNAV用に設定された地点か、RNAVで設定した点」 と思っています。 それで正式には「A predetermined geographical position used for Air Naviagtion that is defined relative to a VORTAC station OR in terms of latitude/longitude coordinates.」 と理解すれば良いのかと思ってます。

RNAV IFR用のWaypointsの表記に付いて。

複数のWaypointsの種類IFRチャートには複数のWaypointsの表示が有ります。

  1. 真ん中の丸が塗り潰されているタイプ。 Position Reportが義務付けられている場所です。レーダーが無い場合では、位置報告が義務付けられています。 Compulsory
  2. 最も多く見るタイプです。 位置報告はATCからのリクエストが有った場合だけです。(Fly-by
  3. 印が円で囲まれている場合は Fly-Over Waypointsと言います。 このタイプのWaypoint、通過前に旋回を始める事が出来ません。必ず通過した後に、次のコースに向かう義務があります。
  4. Fly-Over Waypointsですが、ちょっと小さめ。 Missed Approach Pointを示しています。 Missed Appraochは、MAP以降の空域しかProtectしていません。その為、早くMissed Approachを開始するにしても、必ずMAPを通過する必要があります。早く旋回してしまうと、障害物が意外と近くに有ったりと、無視すると危険です。 その為、IFR Approachは、どんなAppraochでもMAP以降に旋回する必要があります。 Fly Overです。

    (極端な例ですが、5マイル手前でMissed Appraochすると決めた場合、その時点で大きく旋回すると、アプローチコースから離れます。 そうなると、障害物からの距離の保障が全く有りません。 Missed Approachの設定は、MAP後しか考えていません。 どんなApproachでも、必ずMAPまで飛行して下さい。 ATCからの指示が有った場合は、旋回して下さい。)

Waypointsでの旋回のタイミング

コースAからBに変更する場合、Waypointに来てから旋回すると遅れて、飛び越えてしまいます。 でも場合によっては早すぎる旋回が危険な時も有りますので、Waypointsには2種類あります。 Fly-by Waypoints と FLY-OVER Waypointsが有ります。

多くの場合は真ん中の図の様に、有る程度予測して、旋回を始めて、Bこコースにスムーズに入ります。 この様なのをFLY-BY Waypointsと言います。 VORとかと同じですね。 また、この予測する旋回をLead Turnと言います。

また、早すぎる旋回や、Fixの通過が義務付けられるのは、Fly-Over Waypointsと言います。 右の図です。 
Waypointの回りに円が有るのが特徴です。 この場合は必ず行き過ぎてしまうので旋回後にコースに戻る必要があります。Missed Approach PointやHolding Fixに多く見受けられます。

IAPでのWaypoints

 

古いタイプのWaypoints、 VORとDMEをベースにしたRNAV用に作られた。 GPSでも使える場合が多い。左は昔から有るタイプのIWaypointです。 箱の中にはWaypoint、緯度と経度、VOR/DME StationからのRadialと距離が書かれています。

ちなみに箱の下に書かれている数値はVOR Stationの標高です。実際のRNAVアプローチからです。VOR/DMEのRNAVでもIFR Approachが可能です。

VFR用のWaypoints

 

 

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