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Sectional Chart 区分航空図

Sectional Chart 区分航空図: Topographic Information 地形上の情報 

チャートは地図としても使える優れた物です。 このページでは地形や建造物などの説明です。 
   (空域や空港などの情報を除いた部分で、地図としての見方が簡単に分かればと思います。)

チャートでの標高の色分け標高

航空用のチャートは普通のフルカラーの地図が基本になっています。地形の高さが色で示されており標高が簡単に分かる様になってます。薄い緑色が低地で、こげ茶色に近づくにつれて標高が高くなります。 色の違いで標高が分かり易くなっています。 右側が西海岸の様に海から山脈が有る様な場所のチャートで使われている色です。 そのチャートで使われている色とチャート内での最高高度が描かれています。

フロリダなど平坦な場所では一色の場所もあります。 また印刷レベルがそれ程高くない為、チャートによって微妙なバラ付きが有ります。 深く考えなければ問題は無いでしょう。

航空用のチャートでは、左上から太陽が当たっていると想定するので、山の下か右側に(南東の方向) 影として薄いグレーで描かれています。

またチャートは北西から太陽が当たってると想定して、右下(南西)に影が描かれています。 夕方を意識してるのでしょうか、人間の目では一番自然に想像が出来るそうです。 山の山頂より右下に影が薄く書かれているのが分かるでしょうか。 左上から太陽が当たっていると想定するので、山の下か右側に(南東の方向) 影として薄いグレーで描かれています。

山の上に書かれている点が、頂上です。 そしてその標高が横に書かれています。

色が急に変わる所は山岳地帯で、急斜面が予測できます。 色が一定の所は、標高の差が少ない事を示しており、平坦な地域と想像が可能です。 色は標高別になっていますが、均等でありません。 離着陸が多く行なわれる地域では運行にも大きな影響があり、広範囲で有る為に間隔が狭いですが、高い所になると間隔が広くなっています。 逆に考えると、濃い色の地域を飛行するには注意が必要になります。その為色の濃い所は、よほどPowerの有る飛行機以外は避けた方が良いでしょう。 高さだけでなく乱気流にも注意が必要になるので、高高度でも余裕で飛べる飛行機が良いでしょう。

チャートで分かる地形

茶色でボコボトとしているとしている所は、高い山がたくさん並んでいます。 平坦な所では、一色で変化が少ないです。「平地」と書かれた所は、実際に行くと平らになっています。

左側の「低い山脈」と書かれた所も一色ですが、よく見るとデコボコとしています。 標高は低いですが、実際の地形も同じ様にデコボコとしています。

等高線(Contour)

等高線 (Contour Intervals)の見本同じ標高を示す等高線(Contour)が500フィート毎に描かれています。 薄いグレーの線で描かれています。 左の図では1000, 2000, 2500 などとその線が表す標高が描かれています。 間隔が狭いのは、地表がボコボコとした感じになっています。逆に間隔が広いと地面も平らな感じになります。指定された標高が線で結ばれていると理解してください。 この間隔が狭いと絶壁の様な感じで、広くなるにつれて平坦になります。 平地ではこのContourが滅多に無いぐらいです。 

また頂上の標高も描かれています。 左のチャートでは5,587フィートが山頂の標高ですね。

変化の少ない所では、250フィート毎に等高線が引かれています。 平地の地域のチャートを見ると出ています。 実際の等高線をかなりクネクネとしいますが、微妙な変化を表しているだけのなので、実際は平らです。 逆にそれだけ精密でも有ります。 線自体よりも間隔を見るのがコツです。 それと色の変化かな?

Sectional Chart 斜面の違い

上の山は同じチャートから抽出した山です。 左の山は等高線の間が狭くかなり急斜面の山です。右側の山も標高が高いのですが、等高線の間隔が広く、かなり緩やかな山です。 右側の山は標高の変化が大きく陰が描かれていて山全体が色濃く見えます。右側の山はかなりフラットなので陰が書かれていませんのでスッキリと見えます。 影の付き方で山の雰囲気も想像が可能です。


Sectional Chartでの標高の調べ方SAMPLE 標高の読み方

右の図は、実際に有ったPrivate Pilot筆記試験での問題を図にしてみました。 問題は上のMinot International空港から下の湖、Audubon Lakeの間に有る、薄茶色(Tan)の部分の標高を聞いています。 Terrain の Field Elevationはどれ位かと聞いている問題です。

空港や湖は2,000 feet以下です。(空港の標高と、湖の付近にあるPrivate Airportを見て下さい。湖や水は水平なので、どこでも標高は同じです。) でも質問で聞かれているのは薄茶色(Tan)の部分です。

薄茶色は2,000 feet以上で3,000 feetまでを意味しています。緑と茶色の境目には小さく"2,000"と書かれています。 また、このエリアには、等高線 (Contour Intervals)が薄茶色の部分にはありませんので、最大の標高も2,500 feet以下とも分ります。色と等高線 (Contour Intervals)だけを見ると、この場所の標高は2,000〜2,500 feet MSLと意味しています。

途中の標高を調べて見ますと、、、、 上から、、、

  • 色が変わる所の標高が2,000フィート。 (緑と薄茶色の境目)
  • Private空港(Poleschook)の標高が2,245フィート。
  • 中央にある障害物は、頂上が2,596 feet. 建物自体は396 feetで 引き算をするとそのエリアでの標高が2,200 feetと分ります。
    (一つ上は2,452 - 222 = 2,230 feet)
  • そして、下のPrivate空港(Semchenko)は2,065 feetなどと

小高い所(色が違う場所)が2,000〜2,245 feetぐらいで有ると確認できます。

 

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