Sectional Chart 区分航空図 Topographic Information 「他の人工物」
チャート上に描かれている、人工的な物を一部、代表的な物を説明しました。 全てを書く事は出来ませんし、全て知りませんのでお許しを。細かく知りたい人は、FAAが発行する "Aeronautical Chart User's Guide"ってのを見て下さい。 細かいですが良いよ。
町と黄色に丸い点
多くの人が住む人口密集地は黄色で描かれています。 また小さな村や集落は丸い点で描かれています。黄色い線の区別は難しいので、特殊な物が無い限り、判断が難しいですね。 まあ、大きさで人口や密集度の量とかが予測できるかな。
道路と鉄道
黒い線で書かれています。二重線で描かれた高速道路は目印として使いやすいですが、一本線の道路の場合は全てが書かれている訳では無いので、ちょっと見づらいですね。 鉄道は何も無い所なら見やすいかな。 単線が多く見づらいのであまり目印として使った事はありません。橋やトンネルも日本と同じ様に表記されています。
高圧線
アメリカは広いので高圧線が多くあります。 見にくいのでチャックポイントとしての価値は少ないと思いますが、低空飛行をする時はチャートを良く見てから判断してください。 また電柱を使った電線は表記されていませんので、注意して下さい。 スズメが止まる様な細い電線でも飛行機を墜落させるので、本当に注意が必要です。
その他の目印
もっと色々と記号が有りますが、これ以上は雑学の世界になるのでは?と思いますのでLegendやFAAのAeronautical Chart User's Guideを参考にして下さい。 操縦士として知っておくべき事や航空に関する事は、別ページで説明します。
障害物
高さが200フィートを超える物体はObstruction (障害物)として表示されます。 Obstructionのページを見て下さい。