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ATC無線と発音先日、2ページほどATC(TowerとGround)の交信を一言一言、書き写してみました。(1,2) まあ、言っている事は、一度で大体分かるんです。でも書き出してみると、また違いました。 思ったよりも時間がかかるし、自分の英語力にちょっとショック。 ((でもATCをマスターするのは真面目にやっていたら簡単にマスターできるからね。 これを読んで難しい、と勘違いしないでね。))まずCall Sign(例航空機の呼び名、例・Cessna 12345)とか。今までは乗る事ばかりだったので、自分以外の飛行機に言っている事は、基本的に真剣に聞いていませんでした。もちろん、大体は聞いてますよ。流れとかが分かってると、焦らなくてもすむし、飛行機の位置が分かれば言われる前に大体が予測できるしね。でもCall Signまでは適当にしか聞いていませんでした。 ですから、「Censsna 7093F」とTowerが言うと「Censsna 77923F」とか「「Cessna 9792F」とか違って聞こえるんですよね。自信を持っていても、後の交信で間違いが気が付いたり。確かにMYFでもっと乗って居れば、よく飛んでいる飛行機とかなら自然に覚えてもっと楽でしょうけど。まあ関係の無い機種はそこまで重要じゃないしね。ただショックが大きかった。 それから機種もDutchessとCessnaと聞き間違えたりね。それに「マーリン」と聞こえる飛行機。N-Numberから調べると「Swearinge」なんですけど、どう聞いても「マーリン」にしか聞こえない。Pilatusも同じ。 やはりアメリカ人にはアメリカ人の英語があるんですね。(でも、そんなのは気にするべきだけど、飛行機を諦めるべき事でもないし、そんな飛行機を知らない人の方が多いからね。私にすればAirbusもBoeingも同じ大きな飛行機としか思って無いし。) まあ、あなたに言われている事さえ分かれば問題は無いので、皆さんは自分を呼ばれた時だけは理解しておいてね。ただ覚えておいて欲しいのは、私もアメリカの大卒で20年ぐらいアメリカに居ました。それでも聞き間違えるぐらいです。日本人の発音とアメリカ人の発音には大きな差が有ると忘れないで下さい。飛行機に乗れないとか、プロになれないとかじゃありません。ただ、Commercail Pilotになって自信が付いても特にCall Signは慣れてもしっかりと、ゆっくり言いましょうね。 数百時間の飛行時間で慣れてくると、早口になってしまいますので注意が必要ですよ。 私が言いたいのは「日本人は慣れてもアメリカ人の真似はするな!」です。 特に日本人の多い空港で訓練している人。意外と通じていない時が多いですよ。慣れた管制官なら理解してくれても、一度外に出ると通じませんから。ゆっくりと「ゼロ」と言っても「セブン」と管制官が聞き間違えたりなんて多くあります。飛行時間が多くてもしっかり、ゆっくりが基本です。その点、MYFは難しいけど良い訓練にはなるでしょう。私は北の方で生活していたので、そこで免許を取りました。無線はかなり楽だったので、Privateなら簡単でしたけど。しかしIFRを取ってやっと、違うTowerに挑戦しようかと思ったぐらいでした。管制官が日本人慣れしていて本当のATC交信をマスターするには時間が掛かりましたね。未だに悪影響も残っているし。 余裕が出てきたらですが、日本人の発音はどうしてもアメリカ人には成れないので、「そうすれば通じ易いか?」を管制官の気持ちで考えてみれば如何でしょうか。 そしてもう一つ、順番が意外と適当。 例えばTowerが「Runway 28R, Clered to Land」と言っても、書き出すと「Cleared to Land, 28Right」になったりと順番が逆になったり、削除していたりと意外と私の頭は適当に出来ています。もしかしたらStudentの時から教えている間までずっと間違えてたかも。今回、ページを作るにあたって、完璧を目指したので、初めて?、一つ一つの単語を聞きました。 それで自分の思い込みと言うか、英語力の無さと言うか、ただ単に知らなかっただけかは不明ですけど、それで初めて気が付きました。「分かってたけど認めていなかった」だけかも知れない。まあ別に意味は理解が出来ているので、問題になる事はありませんけどね。 皆さんもチャンスがあれば一つ一つの単語を、順番道理に聞けるか試してください。私は今回は完璧を求めてこんな事で、1分を書き出すのに約1時間も費やしました。あとで聞き直してもエラーが沢山、見つかるし。 たまに居る教官やパイロットにみたいに聞いてない振りをするべきだったかも。別に意味さえ分かれば良いのですから、気にするべき事でも無いんでしょうけどね。 まあ、そんな事もありまだ聞き間違いはあるでしょう。気が付いたら教えてくださいね。途中で完璧さはギブアップしてます。 それから、書き出しは予想よりも時間が掛かるので、これからはリクエストに答えて書き出しをしようと思います。 私はIFRをやりだしてから気が付いたのかな。それまでは「何か言ってるは」程度にしか聞いていませんでした。教官も教えてくれたか疑問にも思いますけど、当時は完全に知りませんでした。分からない事に関しては「Say Again」という事も多かったですけど、まあ日本人的というか、何でも「はい、はい、はい」、「Roger」って感じで飛んでいました。確かに「Cleared to Land」って言葉だけを待って飛行していたのを覚えています。いやー危なかった、と言うか適当だった。 みなさんは管制塔の言う「Traffic Advisory」には対応できるようになってくださいね。 おまけ・2 おまけ・3
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