Class C Airspace
この空域はかなり忙しい空港の回りに設けられています。 私流に何かと言いますと、、、
- 忙しいから勝手に入るな。
- 近くを飛ぶならTransponderと
- Mode-C (Altitude Encoding)を持って来い、そして
- 入るなら、先にApproachとコンタクトしろよ!
- 着陸したいなら、Towerだけじゃ駄目だぞ、、、、、
って意味です。全米に100個以上は有ると思います。 チャート上では赤茶色(Magenta、マゼンタ色)の円で下記の様にチャートで示されています。もっともっと忙しい空港の周りではClass−Bが設けられていますが、Class-Cでも結構忙しいですよ。
上の中心空港の回りに有るのが、半径10マイルのClass-C Airspaceです。 これは結構、標準的な形をしていますが、実際はもう少し形が崩れているのが多いです。じっさいに飛行する場合は最新のチャートとNOTAMを確認してくださいね。 チャートには出ていませんが半径20マイルにはOUTER AREAと言うのが存在しています。法規的には他の空域が無い限り制限は有りませんが、Approach等がレーダーサービスを提供してくれます。実際の飛行では、可能な限り20マイル以上離れた所からコンタクト(交信)を始めた方が良いですよ。
(上記の中品空港はAustin Straubel国際空港という名前ですが、Green Bay空港と言った方が良いかも)
形(標準サイズ) |
半径5マイル:地上から4000 AGLまで。(Inner Circle)
半径10マイル:1200 AGL 4000 AGL。(Outer Circle)
(多くのClass-Cは変形しているので最新のチャートで確認してください。
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必要な物 |
Automatic Altitude Reporting の Transponder (Transponder Mode-C)
Two-Way Radio (双方無線交信が出来る一般的な航空機向けの無線機)
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Pilot Certificate |
特に有りませんので、Student Pilot Certificateとなるのでしょうか。 |
必要な事柄 |
Radio ContactをEstablishする。 (着陸や通過の場合はApproach)
呼び出してCall Signを言って貰えればOKです。
(ただClear of Class-Cなどと入らない様に言われた時は入れません。)
離陸の時はGroundかClearanceと最初に話す事になるでしょう。
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Outer Area |
Class-Cに設けられているAreaですがチャートには描かれていません。
法的な義務も有りませんが、可能な限りApproachにコンタクトした方が良いでしょう。
このエリアではATCが色々なRadarサービスを行っていますし、安全の為にも速やかに交信はするべきです。他の飛行機にも存在を知らせる絶好のチャンスでも有ります。 |
稀にですが、Class-C内に他の空港がある場合があります。4,5マイルほど離れていれば、その部分のClass-Cが削られる事も多いのですが、Class-Cの中にそのまま存在する場合もあります。その様な空港をClass-CのSatellite Airportと言います。その際でもClass-Cの影響を受けます。
Satellite AirportでTowerが有る場合は指示に従って、飛行してください。
Non-Towerの場合は、離陸後速やかに管轄している管制官と連絡して下さい。正式にはATC facility having jurisdiction over the Class C Airspace となってますので、 TowerになるかApproach、またはDepartureになるかは事前調査をしてから離陸する必要(義務)があります。 私なら、中心空港(Primary)に電話します。そこらのパイロットに聞いても参考程度に。嘘の場合も有るので。
速度制限: FAR 91.117
中心空港から半径4マイル以内で、2,500 feet AGL以下の場合は200ktsが上限です。 これはClass-Dでも同じです。
空域について、後日に作ったページ