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Aircraft Engine Cooling System その1 

航空機の殆どのエンジンは空冷式、Air Cooledです。空気をエンジンの回りに通過させる事によってエンジンを冷やしています。この為に航空機エンジンにはFin(ひれ)が付いています。特に元ガソリンの燃焼で高熱になるシリンダーに配置されています。 また空気も沢山通るように、エンジン内部にBaffleと言う壁を作って、より多くの空気がエンジンを通過するように設計されています。 飛行機のプロペラの真後ろ(先頭部分)にある大きな穴から沢山の空気を取り得れ、Baffle(壁)で殆どの空気がシリンダーの上から下へと通過するようになっています。エンジン内部はもっと熱くなるので、エンジンオイル(潤滑油)を循環させて、多くの熱を外部に流しています。

By Air Flow (Airflow and Cylinder Head)

この分から、多くの空気がエンジンを冷やす為に穴が開いています。 またプロペラの真後ろに有る事によって、低速でも多くの風が入るようになっています。

シリンダーはガソリンが燃焼する所でもあるので、一番高温になります。 少しでも熱が逃げるようにFin(はね)が付いています。金属は熱の伝導率が高く (熱が伝わり易いと言う意味) Finで少しでも面積を広げて熱を逃がす様に成っています。

左の写真は航空機エンジンのシリンダーです。この内部でガソリンが燃焼しているので、かなり熱くなる所です。シリンダーに突き刺さってる棒は、点火プラグ(Spark Plug)です。

この考えは一般的にも使われています。特に熱を逃がす事が必要な所です。エアコンの内部に薄い鉄板が規則しく並んでいるのがFinです。パソコン等の中身にもFinが使われています。探せば日常生活でも、けっこう見つけられると思います。

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