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Aircraft Engine Cooling System 

Cylinderの頭にフレを付けるだけでは、不十分な場合があります。 その為に少しでも多くの空気がそこを通過するようになってます。

By Air Flow (Airflow and Cylinder Head)

多くの飛行機ではシリンダーの上から下へと空気の流れを調整しています。赤い矢印の部分は単なる金属の板ですが、その板で、空気が下に流れ込まないようにしています。 それで少しでも多くの風をエンジン上部に送り込みます。

青色の矢印の部分がCawlingと呼ばれるものです。

空気抵抗を減らすのが主な目的ですが、エンジンを冷やすためにも大事な部分です。また停泊中のエンジンを異物から守る目的もあるかかなぁ。

ただ停泊中の飛行機のエンジンは鳥にとっては、格好の巣作り場所です。大きさと良い、環境と良い。その為、Preflightでは鳥が巣を作って居ないか、確認する必要があります。長時間乗っていない航空機ならCawlingを取って確認すれば良いかも。鳥によっては一晩で結構、材料を集めるのも居るし、冷えれば偵察に入ってくる鳥も居るので、Preflightの時は必ずエンジン内部も確認して下さいね

写真の飛行機はKing Airで中にはジェット・エンジンが付いているので、形がちょっと違いますが機能は同じです。

Engine Baffle 

上のカバーとCawlingだけだと、空気は隙間に逃げるので、エンジンを覆うカバー(Cawling)にはゴムの板の様な物が付いています。

 

それが上記矢印の部分です。 硬いゴム製の部品です。 100%の空気を遮断するのは無理ですが、これで多くの量の空気が、シリンダーのフィンの部分を通過します。

Cawl Flap

ちょっと良い飛行機(C-182とか)では、空気を逃がす為に、Cawl Flapなる物が付いています。これは、エンジンを冷やす空気を沢山通す為に、出口部分が大きく出来る物です。離陸中など高出力、低速で使います。 普通の時は空気抵抗の元になるので、Cawl Flapは閉めます。(すいませんが、これには写真がありません。) 御免なさい!

Cessna-152/172にも付いていますが、制御、Controlが出来ないので、Fixed Cowl Openingと言います。

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