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E6-B Flight Computer, Calculator Side: メインな部分を説明します。

時間、速度、距離の計算方法

前ページではE6-Bの見方を説明したので、ここでは実際の使い方の説明を。 
今回は飛行機が120ノット(Knots)で飛行してると想定しまいます。

E6-B 120ノットの時

最初に「外側が距離、中側が時間」と頭の中で思い出して、クリアーにして下さい。 よく見ればE6-B本体にも書いてますけど。

まず、速度が分っている場合には、60(Speed Index)を速度の所に合わせます。 これが基本です。速度は1時間単位ですから60分に合わせて下さい。 それで、この速度での、距離と時間の関係が明確になります。 120ノットでしたら、外円の120に内円の60(Speed Index)を合わせて下さい。

これで外側はその速度で飛行した場合の距離がわかります。 例えば40分なら、内円の40分の部分を探して、その反対側を読みます。すると、反対側は80マイルと分ります。反時計回りでしたが、時計回りに行くと、60、70、100、200、、、、と増えて行って、400分=6時間40分=800マイルとも解読できます。

もし、距離が55マイルで、何分の飛行時間が必要か知りたければ、外円で55を探し、内円を読みます。
すると55の位置が28分弱を指しています。 (正確には27.5分です。)

速度が知りたい時

速度を知りたい時は、飛行した距離を外側に探し、そしてその反対の内円に飛行時間を合わせます。 そして60(Speed Index)を見るとその状態での速度が分ります。  例えば12マイルを8分で飛行したとしましょう。。。。。。 外に12を見つけて、それで内側に8が来るようにします。 8は無いので80を代用します。 そして60分まで時計回りに移動します。 内側が「80、 90、 10、 11、 15、 20、 25、 30、 40、 50、 55」と増えていきます。 その時に外側は「12、 13.5、 15、 16.4、 22.4、 30、 28.5、 60、 75、 82」と増えていきます。 

すると1時間の60分で外側に90が来ますので、速度が90ノットと分ります。  ここは写真を掲載しませんので、貴方のE6−Bで試してみて下さい。

知りたい物 最初に 次に 答えは
距離を求めるには 内円の「60」の反対側に、速度を合わせます。 飛行時間を内円に探します。 その反対側が距離になります。
飛行時間を知るには 内円の「60」の反対側に、速度を合わせます。 飛行距離を外円に探します。 その反対側が飛行時間になります。
速度を割り出すには 外円に飛行距離を探します。 内円に飛行時間を合わせます。 60分の反対側が速度になります。

 

これがFlight Computerでの速度、距離、時間の関係です。

燃料計算をする時は 
速度がGPH燃費(1時間の消費量)に変わり、
右側の距離が指定時間での燃料消費量となります。

 

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興味があれば、復習用の図

 

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