E6-B Flight Computer, Calculator Side: アナログな飛行コンピューター:計算機?
他にある隠れ機能とでも言いましょうか、便利機能などを紹介してみます。 全部は無理ですけど。
色々な予備機能
青矢印の「G」が一例です。
まず下にある青矢印の所が、Temperature Conversion Scaleと言いまして、気温の単位を変更する時に使います。
上部が摂氏(°C)で下部が華氏(°F)になります。
氷の出来る摂氏0度Cでしたら、華氏では32度Fになります。 華氏の100度Fでしたら、体温でおなじみの摂氏37度Cになります。
上部の矢印が書かれている所が、Nautical Mile = Statute Mile = Kmの換算に使えます。 (飛行機に使うマイル、海里=普通のマイル=キロメートル)
NAUT、STATやKMと書かれた矢印に換算したい距離を合わせます。すると、自動的に他の所では換算された距離が出ています。
この上の図でしたら、63 Nautical Miles = 72 Statute Miles = 116 Km と簡単に距離が換算できます。
また他にはガソリンの重さ計算、体積の換算等が出来ますので、チャンスが有れば試してみてください。 始めは変な物に見えて当然ですが、知れば知るほど便利です。アナログなんで多少の誤差は出やすいですが、問題は有りません。操縦した事が有る人なら分かる様に、完璧には飛行できないのが飛行機ですから、これぐらいの誤差は許容範囲です。
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