Terminal Arrival Area TAA
Basic Tと呼ばれる形
TAAは「T-字形」のほぼ共通した形が設定されいます。
左の図が一般的なTAAルートの説明しています。
「T」の横棒の部分。 3つのIAF
まず上辺に3つのIAFが設定されていて、Final Approach Courseと垂直に有ります。中央のIAFがStraight-in AreaのIAFになります。 もし左右のIAFから飛行してくる場合は「IF」に成ります。(左右のIAFを使うのは、Base Areaと言う所からの飛行です。)
中央がCentral IAF
外側がOutbound IAFとも言います。
「T」の縦の線の部分 中央のIAFからMAPまで
これ
がFinal Appraoch Course。 これは中央の
IAFから始まって、FAFを通過、 そしてMAPまで一直線にあります。
そして各IAFから半径30 Nautical MilesがTAAの範囲。
これらの境界線をTAA Boundaryと言います。 各エリアには飛行可能な高度が明記されていて、エリア別にIAFが設定されています。
この30マイルの範囲に入れば、Approach Clearanceが出れば、各IAFに直接向かう事が出来ます。 IAFに入れます。 その地点からはTAAのアプローチ・チャートに描かれたルートに従ってアプローチしてください。
Outbound IAFからIF(IAF)への距離は、多くが3〜6マイルです。 その空港で最も多く飛行している飛行機の速度で距離が決まる場合が多いです。 Approach Categoryが基本となってますが、 地形や空域の影響を受ける場合もあります。
また真ん中のIF(IAF)には Holding Pattern (hold-in-lieu-of-PT )が設定されています。高度を落とす必要が有る場合や、特殊なルートをAssignされた時には、この場所でHoldingかProcedure Turnが行なえます。 基本的には管制官からの許可が必要です。
Missed Approachも他のアプローチの様に有りますので、その時は他のMissed Approachと同じ様に飛行して下さい。
なお、通常はMAPだけがFly-Over Waypointです。
TAAでの無線、ATCからのClearance の例
飛行機 #1 : TAA Boundary内、30マイル以内に既に入っている場合
“Cessna 1234A, Cleared
R-NAV Runway One Eight Approach.”
飛行機 #2 : TAAの外側で、右側のCHARR Intに向かっている場合
“Cessna 1234A, Cleared direct CHARR, Maintain at or above
Five Thousand until entering the TAA, Cleared R-NAV
Runway One Eight Approach.”
続く (高度の事)