Latitude と Longitude は地球上や地図で、その地点が「何処に有るか?」を表記する方法の一つです。 地球は球体で、その地球の中心点から何度に居るか?と表記しています。
地図には南北と東西の線が多く有りますが、右の図の赤い矢印がSectional Chartに書かれている緯線や罫線です。 また3Dタイプの地図では、球状に合わせて線が描かれています。
地図で見ると、
横の線がLines of Latitude (Parallel, 赤道に平行、緯度)で、
縦の線がLines of longitude (Meridian, 経線)と呼ばれます。
Latitude (緯度)は「赤道から、どれだけ北に居るか?、南に居るか?」を表現します。 赤道(Equator)を0度、北極点と南極点を90度としています。 赤道から遠ざかると、数字(緯度)が増えていきます。 赤道・地球の中心点、目標点、緯度はこの3点が作る角度です。
Longitude (経度)は「グリニッチ天文台を基準に、どれだけ西に居るか?、または東に居るか?(有るか)」を表現します。 グリニッチが有る経度の線を0度(Prime Meridian)として、このラインから離れる毎に東西に180度まで増えていきます。
アメリカは西経(West)で、日本やアジアは東経(East)になります。 まあ、これがアジアが東で、"東洋"やFar Eastと言われる理由でしょうか。
日本でよく見る太平洋が中心の世界地図で考えるなら、真ん中の日付変更線に向かうと、経度が増えると覚えると楽かな。
日本なら右(東)に向かうと経度(東経)が増えて、アメリカなら反対に向かうと西経が増えます。
覚え方!?
Longitude 経線は南北に描かれている線です。 そして、全て長さは同じです。
しかし、Latitudeは赤道から離れると短くなって行き、極点では線では無く、点になってしまいます。
そのため、Longitudeは常に長いです。 長いは「Long」ですので、長いのはLongitudeと覚えてください。LONGitude。
日本語は・・・・ 「経験は長い方が良いから、経線!?」と無理やり考えましたが、どうでしょう。
The Longer Experience (経験) is the Better.....
単位:
角度は1度づつ増えていきます。そして、度の下は、「分」、「秒」となります。 時間と同じで60進法です。一度は60分と同等です。 英語でもMinuteとも言います。 同じ様に1分は60秒、Secondとなります。 表記方法は分で「’」と一点ですが、秒は「”」と2点になります。
例えばロサンゼルス国際空港は
北緯33度36分33秒ですので、 33°36' 33 " North Latitude もしくは N 33°36.55'になります。
アメリカの航空関係では、秒、Secondを使わず、細かい所は、分を少数点で表す事が多いです。