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ADFとNDBちょっと昔からNDB Stationと言うのが世界中に設置されています。 NDB の略は Nondirectional Radio Beacon です。 Nondirectionalは方向性が無いという意味で、全部の方向に同じ電波信号を送信しています。 このNDBの信号は、航空機に受信され、ADFと言う計器に方向が表示されます。 ADFの受信機にNDBの周波数を合わせると、NDBの方角が分かります。 現在の表示では、機首より7度右に、NDBの局が有ると示しています。 後ろのコンパス・カードは固定式、パイロットが自由に動かせるタイプとGyroに連動されてたRMIと言うのがあります。 もっとも多いのが、二つ目のパイロットが自由に設定出来るのが多いです。Movable Card ADFと言います。ADFに飛行機のHeadingを合わせると、局に向かう為のHeadingを教えてくれます。 問題はパイロットが設定するので、機首が変わってもADFのカードの位置は同じです。単にADFの針が移動するだけですので多少の注意が必要です。 最も便利なのがRMIでHeading Indicatorの機能が内蔵されているタイプですが、高価な為、私ら訓練の世界では少なめです。そしてVORの機能も付いているが多いでしょう。RMIの略はRadio Magnetic Indicatorto言います。 最も安値の物は固定式で、何時でも真上が000度(360度)を示しています。 表示されるのは機首(航空機)から見た局への角度となります。時計回りに、機首から何度の方向に局があるかが分かります。Fixed Compass Card や Fixed Azmuthとなります。
NDBは地上に有るもので、ADFは機内にある計器です。 |
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