Weather Depiction Chart : Category Outlook
このチャートでは、Outlookと言って、大まかな天気状態を教えてくれます。 Weather Depiction Chartでは、エリアをVFR, MVFR(Marginal VFR), IFRと分けています。 VFRの地域では比較的気楽にVFRで飛行が出来る地域。 IFRでは計器飛行が中心となる地域。 Marginal VFRでは、法律的にはVFRなんだけど、それでは飛行が困難になる地域を示します。
Weather Depiciton Chartでは天候が悪い範囲は、実線で囲まれています。 そして、IFR Weatherの範囲では”Shaded Area"と言って、影と言うか横線で影の様に表されています。 例として、上の表では赤色でIFRと記載してあります。 単に実線で囲まれている範囲(Contoured)ではMarginal VFRと言って、合法的にVFRでも飛行は可能ですが、ギリギリVFR飛行が可能な地域と成っています。例として、赤字でMVFRと記載して置きました。
Category Outlook 気象上でのIFRとVFR、航空法(FAR)とはちょっと違います。
VFR
Ceilingが3,000 feet以上、Visibilityが5マイル以上の範囲。 簡単にVFRで飛行できる範囲です。 何も囲まれていない範囲です。
Ceiling greater than 3,000 feet AND Visibility Greater than 5 miles
MVFR (Marginal VFR)
Ceilingが1,000〜3,000 feet もしくは Visibilityが3〜5マイルの範囲。 法律的にはVFRなんですがVFRで飛行するのは楽では無い範囲です。もちろん普通の人はVFRでは飛ばない方が良いでしょう。 Marginalと言う単語には 「ギリギリ、端の、境目の」等の意味があります。 Chart上では実線で囲まれています。
Ceiling greater than or equal to 1,000 feet TO less then or equal to 3,000 feet,
AND/OR
Visibility Greater than or equal to 3 miles TO less then or equal to 5 miles.
IFR
Ceilingが1,000 feet以下かVisibilityが3マイル以下で、法律的にも普通では飛行が出来ない範囲です。 実線で囲まれていて、その中も横線で書かれた影がある範囲です。Shaded Areaとも言います。
Ceiling less than 1,000 feet AND/OR Visibility less than 3 miles
チャートの右下には英語で、Category Outlookの説明がしてありますので、貴方の眼でややこしくなれば確認して下さい。
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各METAR局の天気情報の見方 AC00-45Fより
Category Analysis 天候の区別方法、Outlook
前線(Front)
例として
オクラホマの天候
ケンタッキーの天候
テキサスの天候
ネバラスカ〜ミシガンの前線
ミシガン〜インディアナの天候