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E6-B Flight Computer, Wind Side: 風の計算用

Flight Computer(E6-B)のWind-Side(風の計算面)の使い方を説明したいと思います。 一番下の写真を見て頂きたいのですが、ほぼ全てのE6-Bには使い方が書いてあります。 またメーカーが印字したものであれば、試験中に見ても問題はありません。 仕組みと言うか、原理を説明するよりも、実際の例を見て、使い方を説明したいと思います。

一番下の写真のは一番上がJeppeenの教科書に出ているE6-Bです。その下がGleimの紙製ので、右側がASAの同じ紙製の物です。書いてある事はどれも同じ様な事で、アルミ製でもほぼ同じでしょう。 今回はASA社のを参考に説明してみます。そして例題として、Private Writtenに実際に出てくる問題を元にして説明をして見ます。

E6-B Wind Sideに書かれた使い方の方法

ASA社の紙製E-6Bです。

For Ground Speed and True Heading (対地速度とHeadingの求め方)

 1. Set Wind Direction under True Index
 2. Mark Wind Velocityup from Center Point
 3. Set True Course under True Index
 4. Slide Wind Velocity mark to True Airspeed
 5. Ground Speed read under center
 6. Wind Correction Angle reads between centerline and Wind Velocity Mark

 TC -E/+W VAR = MC MC -L/+R = MH MH +/- DEV = CH


例としての問題
(Refer to this figure) Determine the magnetic heading for a flight from Allendale County Airport (area 1) to Claxton-Evans County Airport (area 2). The wind is from 090°at 16 knots, and the true airspeed is 90 knots.

距離と方向(Course)はPlotterで計算してくださいね。 (今回のTrue Course は 212度です。)
Wind 090 @ 16 Knots
True Airspeed 90 kts

 

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メーカーによって微妙に表現は違いますが、同じ事です。 またGleim社はMagneticと出ていますけど、通常はTrueを使います。 上空の風の情報は基本的にTureで発表されてますし、私達が求めるCourseも地図からなんで、Trueになってしまいます。(風に付いてはTureとは現在は何処にも明記されていません)

まあ、WindもCourseも同じ物(TrueかMaganetic)を使っていれば問題はありません。
WindがMagneticならCourseもMagneticで。 もしWindがTrueならCourseもTrueで入力してください。
Gliem社製を使う時も「TRUE」を使う事をお勧めします。 
何故、彼らがMagneticと書いたのかは不明です。 両方ともMagneticの為、問題はありませんが、面倒です。

E-6B Flight Computer 風の計算面、使い方が明記されてるでしょ。 (Wind Side)

 

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