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E6-B Flight Computer, Calculator Side: メインな部分を説明します。

E6-B Flight Computer, Calculator Side: アナログな飛行コンピューター:計算機の機能部分の名称

赤色で書かれている「A、B、C と Speed」がこの面のメインとなります。 

矢印「A」の部分が、距離を表します。 そして内側の数値が60を示す所が速度になります。(この60は、1時間が60分なので、60が速度を表します。 また燃料計算をする時は距離の変わりに、燃料の量を示します。 「外側は距離だ!」と覚えておいて下さい。

矢印「B」と「C」が時間を表します。 「B」の部分が基本で「C」はサポートです。 真左にある50や55の数字は50分や55分を表しています。目盛はその間の変化をしまして居ます。 真上は、「80、 90、 10、 11、 12 ..... 」と続きますが、 これは「80、 90、 100、 110、 120 .....」を意味しています。それが続いていって、下の30が「300」を意味します。 ここまでは時計回りでしたが、反時計回りに行きますと、「真上の10が100をも意味し、90、80、70、、、、と来て真下の30では、単に30を意味します。 (同じ30でも、時計回りと反時計回りでは10倍の差が有ります。)

Flight Computerは円形になっているので、グルグルと永遠に回る事が出来ます。
「30」と書かれている所は、「30」なんですが「300」でもあり、「3,000」、「30,000」でもあります。 逆も言えまして「30、 3、 0.3、 0.03 ...」と続いて行きます。 まあ、一周すると10倍になる、もしくは10分の1になると覚えておいて下さい。

「B」は基本的に「分」で表されていますので、大きくなりすぎた数値を「時間」に直す為に書かれています。「B」で30(300の部分)を見ると「C]が300分の変わりに5時間と一目で分かる様に書かれています。 「C」が2:30でしたら、150分なので、「B」は150を表す「15」に成っています。

矢印「B」で最も大事なのはSpeedの矢印で示されている「60」の部分です。 多くの場合、速度は「1時間」でどれだけ移動できるか?を示しています。 1時間は60分なので、60の部分だけ形が変わって、直ぐに目が行くようになっています。 例えば62Ktsでは一時間に62海里(Nautical Miles)進むと言う意味です。これは日本のKm/時やアメリカ人の一般生活で使われているMPHと同じ様な意味です。 日本とアメリカで考えて、速度で時間を使わないのは、日本の天気予報に使われている風速ぐらいでは無いでしょうか? (細かい学業・研究レベルは除きますよ)

上の図では、60の印(Speed)が62を指しているので、62Kts、 62MPH、 や 62Km/時を意味しています。 
場合によっては60の印を「Speed Index」とも言います。 

時間、速度、距離の計算方法

燃料の計算も同じ方法で考えます。ただ外円が距離から燃料の消費量に変わるだけです。 ヒントはE6-Bの本体に印刷されています、 Speedと書いた細い方の矢印です。

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