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Airspeed Indicator の表示

航空機には、その速度を表すAirspeed Indicator、対気速度計と言うのがあります。 なぜAirspeedと言うかと言いますと、航空機は空気、Airに浮いている物ですから、空気に対しての速度しかわかりません。 その為、航空業界ではAirspeedが中心に使われています。 地面に対する速度は計算でしか分りません。

最近ではグラスコクピットと呼ばれるコンピューター表示が増えてきていますけど、基本は上記の様な計器です。 この6つの計器が基本になってます。 また電気に頼るグラスコクピトでも、必ず、上記の物は何処かに設置されています。信頼性は確実に上ですからね。

Airspeed Indicatorは左上の計器です。 この飛行機は、皆さんの訓練機よりも上級機種なのでちょっと計器は違いますが、基本は全く同じです。

Airspeed Indicatorの読み方

Airspeed Inc\dicator Sample  色分け

速度を読むのは自動車のと同じなので、難しい事はありません。 針が示す速度を読んで下さい。ただ単位には気をつけてね。基本はノットですけど、古い機体の場合、違う場合もまれに有ります。さて、上の図はPrivateの筆記試験からです。それを参考にと思います。

飛行機の場合、Airspeed Indicatorはパイロットに分りやすく、4色の色で表示されています。 Rangeと言う呼び方で分けています。

緑 Green Normal Operating Range
これは通常に飛行できる速度で、ちょっとぐらいの乱気流でも飛行出来る範囲です。

白 Flap Operating Range
フラップを使用する場合に飛行が可能な範囲です。

黄 Caution Range
飛行は認められているけど、速度が速いので注意が必要となります。 乱気流がある所では飛行できません。Smooth Airのみです。

赤 Never Exceed Speed
絶対に超えてはならない速度です。 
それ以上だと、正面から来る空気の圧力が強すぎて、構造上に問題を起すか、空中分解の危険性があります。

V-Speeds
上記のRangeの一番遅い所と早い所は、その飛行機にとっても大事な部分で、V-Speedと呼ばれています。

Airspeed Indicator V-Speed

緑色部分のV-Speed
最低の部分がVs1と言われる速度で、Flap Up, Power Off, Level Flight, Maximum Weightで失速を起す速度です。 まあ、その速度以下では飛べないという事です。 Flap Up Stalling Speedとも言います。
最速の部分は、VNOと呼ばれる部分で、乱気流があって飛行を行っても良い、最高の速度です。 (黄色の始まりでもあります。)

白色部分のV-Speed
最低の部分がVs0と言われる速度で、Flap Down , Power Off, Level Flight, Maximum Weightで失速を起す速度です。 まあ、その速度以下ではFlapを下げても飛行が出来ないという事です。 Flap Down Stalling Speedとも言います。 
    (実際はPwerが有ったり、軽かったりとこの速度以下でも飛行は可能です。しかし、Load Factorが増えると、この速度以上でも失速します。)
最速の部分は、VFEと呼ばれる部分で、Flapを下げて飛行を行っても良い、最高の速度です。 この速度以上でFlapを下げたりすると、Flpaが吹っ飛んだり、翼に損傷を起したりします。 感じませんがFlapの圧力は凄いので、注意してください。Maximum flaps-extended speedと言います。

黄色部分のV-Speed
最低の部分がVFEと言われる速度で、緑の終る部分でもあり、同じ意味を持ってます。乱気流があっても飛行が可能な最大速度。
   英語ではMaximum structural cruising speedと言います。
最速の部分は、VNEと呼ばれる部分で、どんな条件でも超えては行けない速度です。 次の赤いラインです。

赤いラインの部分
VNEと呼ばれる速度で、絶対に超えては行けない速度です。Never Exceed Speed。
  越えた瞬間に航空機の安全性の保障が無くなり、Airworthiness Certificateも無効になります。誰にも分らんじゃないの?と思われるかも知れませんが、空気の圧力が強すぎで、ダメージは確実に残ってます。


Airspeed Indicator 対気速度計について : Pitot-Static Instruments/Systemについて

 

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