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CG, 重心の位置とStability, 安定性について

Pitch Stability (Longitudinal Stability) の原理

1. 普通の飛行機がトリムが適切に調節して水平飛行しているとします。 (普通の飛行機は安定性があります。)

2. 乱気流や何かの影響で機首を下に押す力が掛かりました。 (手で操縦桿をちょっと押したと考えてもOK)

3. 頭が押されたので、CGを中心に機首が下がります。

4. 頭が下がったので、飛行機は加速します。

5. 加速すると翼と水平尾翼の力が強くなります。 翼のDownwash(下向きの後流)もあり、より多く増えます。
また水平尾翼は翼より後ろに有るため、作用がより大きくなります。

7. Tail 水平尾翼が下がりますので、その反作用として機首が上ります。
安定している飛行機は、操縦士が何もしなくても勝手に機首(Nose)が元に戻ろうとします。

Pitch UPの時も同じ様な現象が起こります。 この際は速度が遅くなるので、水平尾翼のTail Down Forceが弱くなります。 その為に勝手に水平尾翼が上り、その反動で、機首が下がって、また同じ状態になります。 

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もし、CGがCLの後ろに着たら、 重心が後ろ過ぎると、かなり危険! 

 

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