パッと見ると、Headingは135度ですから、飛行機は南東(右下)を向いています。そしてOBSで選んだコースが針が指している270度です。「C」のTo-Fromが左側なので、VOR局も左側にあります。 そして、CDIは飛行機の下に有るので、選んだコースよりも離れる様に飛んでいると分かります。 この様に直感的に分かるのがHSIの良い点です。
VORとして考えると、OBSは270度を選んでます。To-FromがFrom(三角がOBSと反対)なので、飛行機は270度ラジアルの方向に居ると分かります。この場合は180から時計回りに270度を通過して360の間に居ると分かります。(考えかたを変えると、局の西側に居る) CDI Needleで考えると、針は右に触れています。と言うことは、OBSで選んだ270度より反時計回りの方向180度以内に居ると分かります。(270-180-090、 OBSとHeadingを同じにすると、コースが右に有るって意味です)
HSIは、To-Fromの矢印が、飛行機から見たVORの位置、
CDIの針が計算しないでも、OBSが選んだコースの方向を表示してます。