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Circle-to-Land, Circling Appraochでのコース

Circling Approachのコース FAAのIFR Handbookから

Aの場合。 もし、RunwayがMAPに達する手前に見つける事が出来て、無理なく、通常のアプローチが可能なら、直接着陸する事も可能です。 Staright-inの設定が無くても、無理せずに通常のStraightinで着陸が可能と判断できれば、わざわざサークルする必要は有りません。 基本的には、時間的に余裕があり、Normal Appraochが可能なら、Straight-inでもOKです。 もし、雲から抜け出るタイミングが遅かったりした場合は、Bのコースで飛行する事を強く勧めます。

もし、天候がVFRで他にVFR機が沢山いれば、TowerにStraight-inやBase Entryをする様に言われる場合も有ります。空港は貴方の為だけの物では無いと理解して飛行や訓練をして下さい。 当たり前の事ですが、Class-D以上の空港ではTowerからの着陸の許可は必要です。 Appraoch Clearanceは計器飛行でアプローチをしても良いという意味なんであって、着陸とは別の事です。

 

 

Bの場合。 もしRunwayを発見しても、時間的に余裕が無く通常のアプローチで着陸できない場合や、単に高度が高い場合では、このルートで飛行する事になります。 Aの様にBaseに入れない場合でも、一旦Runwayの上を通過してからDownwindに入って着陸する事になります。 

Aのコースか、Bのコースかはその時の高度、気象状態、Trafficの状況などで判断が変わります。 VFR以下の天候でしたら、多くの場合はSVFR状態かそれ以下になりますので、他の飛行機を考える必要は無くなります。 

 

 

 

 


Cの場合。 アプローチが着陸する方向と反対の場合は、この様なDownwindを作るようなコースを飛行します。天候に余裕があれば、普通のTraffic Pattermを飛行するのも良いでしょう。Visibilityが物凄く悪い場合は、Baseを作らない方法も有りますが、風に流されたりするので、プランニングが大事になります。 また変にラダーを使うと(Uncoordinated Turn)の場合はStall/Spinの危険性が増すので、狭いコースなら、AirspeedやCrosswindに注意する必要があります。

 

 

 

 

 

 

Dの場合。 Circling Appraochを行う場合、無理にDwonwindを作る必要はありません。 一旦、滑走路を飛び越えてからDownwindに入る方法もあります。 無理してDownwindに入るよりも、余裕を持つのがこのコースの目的です。

 

どの様なコースを飛行するにしても、必ずProtected Area内を飛行する必要があります。 どのコースを飛行するか、また違ったコースを飛行するかは貴方の判断です。 左のルート以外を飛行するのも可能です。飛行ルートは、航空機の性能、貴方の技量、風、天候、障害物、地形、空港のデザインや規定、距離、ATCの指示などで判断する必要があります。

Preflightとして、離陸する前に着陸空港の回りにある、障害物や山など衝突する危険性の有る物を、確認しておく必要があります。Appraoch中に障害物などを確認する事も可能ですが、意識がAppraochに集中するので、確認を忘れてしまうのが普通の人間でしょう。でも、Circling 中の空中衝突は頻繁にある死亡事故なので、離陸前に確認するのが賢いパイロットでしょう。 訓練でなく本当のIFRでのCirclingは危険だと覚えておいて下さい。


Circling Appraoch : Circling Mimimum と Category : Circling Course

 

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