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Float -Type Carburetor、キャブレターの仕組み : その10 

キャブレターの仕組み: 飛行機のキャブレターには高度が変わって空気の密度が下がっても対応できるようにMixture Controlが付いています。航空機の場合は、空気の薄い上空を飛行しますので空気密度が大きく変化します。この変化に対応する為に燃料を調節する必要があります。 これをMixure Controlと言います。

飛行機が上昇をしていくと、上空の空気が減ってきて、燃料の方が多くなります。その為燃料の量を制限して、空気が薄くなるのに対応していく必要があります。何もせずに上昇していくと、Fuel/Air Mixtureは「Rich、濃い」状態になりエンジンの効率が落ちていきます。

Chamberの出口にはもう一つの弁が付いていて、コクピットのMixture Controlと連動しています。仕組みは簡単で、レバーを手前に引くと、弁が下りて行って、燃料の流れに制限が出来ます。一番奥まで押し込むと燃料が抵抗無く自由に流れて生きます。逆に一番手前まで引くと弁が完全に閉まり、エンジンが止まります。実際では、エンジンの様子を見ながら、途中まで引きます。使い方の説明はMixture Controlのページへ。

  次の説明、Throttle エンジン出力調整

キャブレターの写真
キャブレター アイシングについて

キャブレターの説明に帰る : Mixture Controlに付いてのページ : 最初の説明ページへ

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