イメージしながら読んでみて。100%とは言えないけど、予習をしておくだけで生存率が大幅にアップします!
- 取り合えず、水平が第一の目的
- リラックス。 手の力を抜く。
- 何時もリラックスしないと正しい判断が出来ません。
- 貴方よりも飛行機の方が操縦は上手いと思いだす。
- 操縦桿は指先で操作するぐらいで、リラックス
- 勘や本能では絶対に飛ばない。 感覚は無視して、計器のみ
- 必ず貴方の感覚を無視。 計器を信じる
- 前方、上下、左右なんの保障もありません。何も見えないのが雲です。
- 計器で水平飛行を取り戻す。
- 手放しで飛行が可能な様にトリムを合わせるのも作戦。
- 安定すれば、次は雲からの脱出
- 確実に今まではVMCだったので、U-Turnします。
- 前方や上下は何の保証も有りませんので、確実にVMCだった所に戻る。
- 現在のHeadingを見て、後ろの方向を確認。
- その方向にゆっくりとターン。
- 計器は一つを凝視しない。
- Heading Indicatorだけで無く、複数の計器を見る。
- 高度を余り変えない。 Attitude Indicatorでほぼ水平を。
- でも完璧な高度を守る必要は無い。
- よほど低空で無い限り500フィート狂っても大丈夫な場合が多い、と言い聞かせる。
(試験じゃ駄目ですけど、実際の場合は命が掛ってるので別問題)
- 計器は一つを凝視しない。
- 必ず貴方の感覚を無視。 計器を信じる。
- 180度ターン、 Uターンを終えれば
- 取り合えず、水平
- リラックス。 手の力を抜く。 貴方よりも飛行機の方が操縦は上手い
- 指先で飛行。 トリムをセット。
繰り返しだが、一つに拘らない。
- 勘では絶対に飛ばない。 感覚は無視して、計器のみ
- 必ず貴方の感覚を無視。 計器を信じる
- 長く感じるでしょうけど、それまでがVMCなら雲から脱出出来ます。
- 高度を変えたくなるでしょうけど、我慢。100%安全と分からん限り高度変更は危険です。
- リラックス。 手の力を抜く。 貴方よりも飛行機の方が操縦は上手い
- 勘では絶対に飛ばない。 感覚は無視して、計器のみ
- 必ず貴方の感覚を無視。 計器を信じる
また天気が良くても夜間でも注意が必要です。 田舎など暗い所を飛ぶと、暗くて地平線が見えない時があります。 町の明かりもまばら、地平線と思える物が偶然に光の一列に並んで見える場合もあり、違う時も多いです。 私の経験なんですが、大量の明かりがあっても不慣れな地域では注意です。その時はVFRでしたが ロサンジェルス上空で、それまでに見たことの無い光の量。逆に光が多すぎて地平線が分からなくなりました。 この時も外を見ずに計器だけを信じて、LAの端まで飛行し、何とか乗り越えました。 天気が良くても地平線が分からない時は、自分の感覚を無視して計器を信じてください。
数千時間の飛行経験があっても、Spatial Disorientationは起こります。 陥っても普通です。大事な事は、それを認識し適切に対応するかです。 対応さえ出来れば、直ぐに回復し安全な飛行が続けられます。 ただ誰でも陥る事があります。 特に雲の中です。