Area Forecast (広域の気象予報) Precaution 二つ目の段落
二つ目の部分はArea Forecastを使う際の注意事項(Precautionary Statement)を繰り返し伝えてくれます。(下記が二つ目の段落ですけど、これ以外の物は見た記憶が無い様な。。。アラスカは違うみたいだけど)
.
SEE AIRMET SIERRA FOR IFR CONDS AND MTN OBSCN.
TS IMPLY SEV OR GTR TURB SEV ICE LLWS AND IFR CONDS.
NON MSL HGTS DENOTED BY AGL OR CIG.
. |
一行目(
SEE AIRMET SIERRA FOR IFR CONDS AND MTN OBSCN)
IFR ConditionやMountain Obscuration(山が雲で隠れる状態)はAIRMET Sierraを見る事と書かれています。
二行目、
TSはThunderstorm(雷雨)で注意する事を書いています。Thunderstormの存在の可能性まではFAに含まれて居ますが、内容まで含まれていません。これはConvective SIGMETを参考にする事になります。 ここ
でのTSはThunderstormは危険ですよと言う注意事項で、Thunderstormに関連した物を見て下さいという意味です。)
多くのFAには標準的に書かれているのは"TS IMPLY SEV OR GTR TURB SEV ICE LLWS
AND IFR CONDS."です。
訳すと。「Thunderstormでは、Severe or GreaterなTurbulence(強烈な乱気流があり)、SevereなIcing(強烈な着氷が予測されます)。またLLWS、Low-Level Wind Shear(低空でのウインド・シェア)やIFR
Condition(計器飛行状態)が発生させられる可能性が有ります」よ、、、、、、と言う意味です。
注意点はThunderstormの細かい事まではこのFAには含まれません。 本土ではConvective SIGMETを参考にするのが標準的です。
三行目
FAで使われる雲の高さについて書かれています。通常はMSLが使われています。MSLでない場合はAGLやCIGと明記されます。
"NON MSL HGTS DENOTED BY AGL OR CIG."Non-MSLの時はAGLやCIGと書かれます。
これらはどのFAに同じ様に書かれていて、他の物も参考にする様にと毎回の様に書いています。
三つ目のグループから、FAの本文に入ります。 (Synopsis概況とVMCの気象状態、それにOutlookと呼ばれる大まかな予報) 次へ
Area Forecastに書かれている事。
- Header 最初の部分
- Precaution 注意事項を繰り返し
- Synopsis 概況
- Forecast Weatehr (VFR Cloud)
- サンプル問題 from Written