Front 前線
大きく異なった気団(Airmass)が接する所を、前線(Front)と言います。 言い方をチョッと変えるとFront とは 2つの Airmassが出会う所、衝突する所で天候が悪くなりやすい所です。 ここでは、この前線を簡単に説明します。 細かい事や詳しい事は専門のサイトで調べてくださいね。 ここでは筆記試験の対策レベルで説明します。 と言うか、私もそのレベルでしか理解していません。
気団、Airmassとは大気の性質が似ている範囲の事を言います。 「暖かくて湿った」とか「冷たくて乾燥している」等の様に特定の性質を持った空気の大きな塊を言います。 特に気温の差が重要な部分になります。 大きさは数キロサイズよりももっと大きく、局地的な物ではありません。 (数百キロ単位かも。)
前線を飛行したり、地上で前線か通過すると、気温の大きな差が感じられます。 その気温の差が有るので、雲が発生しやすくもなり、前線付近では悪天候が予想されます。もちろん違う気団の為に気流(風)の変化もありますし、大気の安定性、湿度、雲量、気圧、Visibilityなども大きく変わります。最も分りやすいのは気温の変化でしょう。次に風(向きと速度)かな。
前線の性質は、気団の勢いで決まる傾向があります。 冷たい気団が強い時は寒冷前線。 暖かい気団が強い時は温暖前線といいます。 冷たい大気と暖かい大気では、空気の密度が違い性質が大きく変わります。 その温度差で雲が大量発生するので、前線付近での気象状態も大きく変わります。 ここでは、私なりに理解した事を書いてみます。
最初にも書きましたが、私は気象学の専門家じゃ無いので、説明は簡単にと思って書いてます。詳しくは専門サイトを探してみて下さいね。