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旋回中に検討する事風が吹いている時に旋回するには、検討する必要が有るのは、Ground Speedと横風です。 1番の地点で:Ground Speedが早い時: 風が真後ろから吹く時は、Ground Speedが最速になります。 修正をしなければ、コースから外側に押されるように、予定コースよりも大回りになってしまいます。膨れてしまうというか。 それを防止する為に、風が後ろから吹く時はバンク角度を深くして急旋回をする必要があります。まあ急旋回と言ってもバンク角度を5度ぐらい増やせばOKでしょう。 考え方を変えるとGround Speedが早いので、その場所を早く通り過ぎてしまいます。その為、大急ぎで旋回する必要があるので、バンク角度を深くする必要があります。 もちろん、コースは刻々と変化するので、常時バンク角度は変化していきますよ。 それに風力も変化するので、角度は何時も一定では有りません。 覚え方は、Tail Wind = Fastest Ground Speed = Steepest Bank 3番の地点で:HeadwindでGround Speedが遅い時: 先ほどの地点から180度旋回をすると今度は風が前から吹いてきます。すると今度はGround Speedが最も遅くなりまして、通過するにも時間が必要です。 バンク角度を 調節せずに飛行すると、コースが予定よりも内側になってしまいます。 押されてしまうので、内側に飛行してしまいそうになります。 この様な場合では、バンク角度を浅くして、風下に流されても円が小さくならない様に修正します。 覚え方は Headwind = Slowest Ground Speed = Shallowest Bank 2と4番での地点で: 風が真横から吹く時 円の一番風上か風下になる場所での飛行方法。 この場合はバンク角度がMedium Bank、平均的な角度になります。 その代わり、このポイントでは機種が真横では無くて、風上に向く様に修正する必要があります。 ここのポイントで飛行機が真横に向いてしまっていると、飛行機は風下に流されてしまい、綺麗な円が描けません。その横風に対して修正をする為に、機首をやや風上に向けてやる必要があります。 まあ、DownwindやUpwindで正しくバンク角度を取っていると自然と機首が風上を向く様になります。 DownwindでSteep Turnをすると航跡が円状になるだけでなく、Heading,機首の変化も 早くなる分90度ぐらいの地点では、自然と機首が風上を向きます。 そして、反対側ではバンク角度がShallow,浅くしていく必要がありますから、旋回速度が徐々に遅くなって、Headwindになる頃には機首は真っ直ぐと風上を向く様になります。 90度後の風上では、旋回が遅い分、自然と機首が風上を向いています。
まあ中々、ここまでうまく旋回をする事は有りませんけど、慣れてくると徐々にその様な飛行パターンになってきます。この様な事を訓練する時は、コースに入る前に、地面に目標ポイントを見つけて置くとやり易くなります。またこの訓練を始める時はDownwindから訓練に入る様にします。Downwindでバンク角度が最も深くなりますので、それ以上バンク角度が深くなる事はありません。(無いはずです。) 各教官には色々なテクニックがあるので、あなたは彼のテクニックをマスターして下さい。 多少の違いは有っても結局は同じです。
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