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Missed Approach 進入復興

Missed Appraochの飛行コースと高度
これ は、IAP(チャート)に示されています。 またATCからの指示が有った場合は、それに従います。 文章化されたさてたコースと高度がIAPの右上に明記されています。(右上の矢印) そして忙しい状態でも理解しやすい様に、Profile Viewの箱の中にMissed Appraochの手順が記号で書かれています。
(右下の矢印)

VFRで言う、Go-Aroundと同じ事と思って下さい。 計器飛行の場合ですと、ちょっと高度は高くなりますけど。 速やかに上昇を始め、Powerを離陸設定にし、FlapやGearを離陸状態にし、そのまま上昇を続け、安全高度で巡航状態にします。

(訓練では、PowerをAppraoch Setting, Gear Up, Flap Upで行うと思います。でも、実際のILSでは着陸を行うのが本当の目的です。 単発のセスナ172ぐらいですとまだマシですが、 重い飛行機なら200 feet AGLのDAでFlapやGearを下げる事 は少ないし、DA前でGearやFlapを下げるのが常識的です。特に短い滑走路では。)

Missed Appraoch Procudureの例 IAPより

Missed Approach Procedureの図解、 Profile Viewの所

このSBA VOR Rwy 25でのMissed Appraochの方法:

まず、着陸態勢から離陸・上昇態勢に入ります。Go-Aroundと同じ。 
   注意点は必ずMAPまで飛行します。
ここからは、指示に従います。 Proflie View(左の図)の一番左にある、左旋回でHeading 205にして高度4,000フィートまで上昇します。 
次はGVO VOR(113.8MHz)のR-127にInterceptします。(二つ目、中央)
そしてGOLET IntersectionでHoldingをして次の指示を待ちます。(最後の箱、右)

MAPやDAに到達する前にMissed Approachを開始した場合は、必ずMAPまでのルートを飛行して下さい。 手前でコースを変える事は想定されていないので、早く旋回すると障害物や山に激突される可能性があります。 (obstacle clearance is not guaranteed) コースの左右には大きな山や背の高い障害物が有るかも知れません。  高度はどんどんと上げてください。 低高度は危険ですので、早く高度を上げてより安全に飛行してください。 また、ATCからの指示や誘導が有った場合はそれに従います。

(FAFからMAPの間に、Climb Restrictionが有る場合は、その高度がMAPまでの最高高度になります。場合によってはMissed Appraoch Procedureにも高度制限が有る場合もあります。高度の上 に線が引かれている場合は、それが上限となります。)

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