FAAの筆記試験(Knowledge Exam)について。 : Privateの筆記試験について : PVTの問題へ : IFR、筆記の解説 : IFR問題へ
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Generally speaking, the use of carburetor heat tends to
A) decrease engine performance.
B) increase engine performance.
C) have no effect on engine performance.
一般的に、キャブレター・ヒーターを使うと
A) エンジン性能を下げる。
B) エンジン性能を上げる。
C) エンジン性能には影響が無い。
一般的に、Carburetor Heatを使うと
A) エンジン性能を下げる。
B) エンジン性能を上げる。
C) エンジン性能には影響が無い。
Generally Speaking : 一般的に言えば
Tend : 傾向がある
Engine Performance : エンジン性能
Carburator Heat
キャブレターの氷結の防止や氷結を溶かす装置、仕組み。 外気をエンジンの熱で温めてからキャブレターに送る装置です。 着陸時などエンジンの力を落とす時に予防的に使います。 普通に飛行している際にエンジンの出力が落ちた時や停止した場合にも使います。
エンジンが低出力の場合では氷結の感知が困難なので使います。また低出力ではキャブレター内に気化する前の燃料も付着するので、より気温が下がりやすくなります。 また、低空や着陸前にも緊急時に直ぐに上昇が出来るようにCarburator Icingを予防します。
模式の不時着訓練(Simulated Emergency)の時にCarburator Heatを使い忘れて、 そのまま、本当に不時着してしまう事故が中々なくなりません。
熱源は排気パイプの熱を使います。(排気ガスが混じる事はありません。) 熱い空気の為に密度が低くエンジン出力が低下し、またフィルターを通さない空気を使用するので、必要に応じて必要な時や予測できる時に使います。
注意:
Private Pilot Knowledge Test (Private Written Exam) 2008年09月18日より出題についての解説ですが、
問題が削除されただけなので、CFI Japanでは大きく変わるまで3月分を中心に和訳と解説を続けます。 気が付かずに数問だけ、和訳と解説を行いましたが途中で終わってます。(全問かは不明です)