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Private Pilot Ground School モドキ
F. AIRPLANE ENGINE and SUBSYSTEM
- Engine エンジン
- produce power to turn propellers プロペラを回転させて、
- pulls airplane forward 前方に飛行機を引っ張る。
- Principle of Operations
レシプロ・エンジンの原理
- 4-strokes & 5-events 4つのストロークと5つのイベント。 (工程と状況と訳すべきかな??)
- Stroke: Intake, compression, combustion, exhaust ストローク:吸気、圧縮、燃焼、排気
- Event: Intake, compression, Ignition, power, exhaust イベント:吸気、圧縮、点火、パワー、排気
- Dual Ignition System 航空機エンジンには、二つの独立した点火系統が有ります。
- better performance 性能の向上
- safety 安全性の向上
- Mixture Control & Altitude ミクスチャー、混合率の調節と高度
- needs of mixture control: 高度を変えて飛行する飛行機は、燃料と空気の混合比に注意が必要。
- thinner air at high altitude = enriches 高度が上がると空気が薄くなり、燃料の比率が高くなる。 Enrich
- needs of precautions in descending flight: get too lean
高度を下げる時は、混合比が引く成り過ぎないように注意する。
比率の薄いLeanになって、オーバーヒートの可能性が。
- Heat -problems in any engine- 熱 どんなエンジンでも熱は問題になる
- system prevent over heating
加熱を防ぐ仕組み
- engine oil
エンジンオイル
- to lubricates 潤滑、摩擦軽減
- to cool by circulations 循環させて、温度を下げる
- to seal 隙間にオイルの粒子が入り込んで、漏れを防ぐ
- to clean up (brings dirt to an oil filter) ゴミや埃などをフィルターに送る。
- to prevent corrosion and rust 錆や腐食を防ぐ
- fins (to dissipate heat into air) フィン(羽?) 表面積を増やして大気に熱を逃がす。
- baffle (circulate air) バフル、そらせ板、導風板。
ゴム製の物で気流の流れを制御・変更させて、熱い所に空気を半強制的に循環させる。
- curl flap (more air as needed) カウル・フラップ (可動式、自動、固定がある。)
エンジンの後方に大きな窓の様な物を設置して、熱い空気を逃がしやすくする。
- Overheating
オーバーヒート (エンジンが熱くなり過ぎる事)
- loss of power 出力の低下
- high oil consumption オイルの大量消費、損出
- excessive wear on Internal parts 内部部品の損傷
- Cause of Overheating
オーバーヒートの原因
- climbing too steeply -too slow- 急劇な上昇、速度が遅すぎる
- too much power 出力が多すぎる。
- too lean mixture 混合比が薄すぎる。
航空機用エンジンは、故意的に多すぎるガソリンをエンジンに送り、余った燃料が熱を排出してくれる。
- not enough oil 不十分なオイル
- wrong fuel (lower-than-specified) 燃料の種類を間違える。 指定よりも低い燃料。
- Corrective Action
対処法
- increase airspeed (decent or level-off) 下降や上昇から水平飛行にして、加速する。
- reduce power エンジン出力を減らす。
- enrich mixture ミクスチャーをリッチに。混合比を高くする
- check oil level during a preflight 離陸前の点検でオイルの量を確認する
- fill with correct aviation gasoline (avgas). If not available, use higher AVGAS 正しい燃料を使う。
無い場合は、航空用でレベルの高いのを使う。 (まあ、最近のアメリカでは100LLが殆どですが。)
- Abnormal Combustion
異常燃焼
- mostly caused by overheating 大半がオーバーヒートが原因
- detonation
デトネーション (ノッキング)
- mixture explodes instead of burning normally 混合気が燃焼せずに、爆発する。
通常は点火プラグの火花で燃焼が始まるが、不規則に自然発火してしまう状態。
- loss of power, vibration, internal damage エンジン出力の低下、振動、内部損傷
- pre ignition
早期点火
- uncontrolled combustion of fuel/air mixture 制御が出来ていない混合気の燃焼。
- in advance of normal ignition 通常点火の前に始まる
- hot spot (carbon deposits, cracks....) 熱い点、ホットスポットからの燃焼
- in other cases, they are usually caused by pilot mistakes.
他に原因があるとすれば、大半が操縦士のミスです。
- Check Oil and Fuel オイルと燃料を確認する
- use correct grade and type of fuel 正しいグレードの燃料を使う(デトネーション防止)
ジェット機用とレシプロ用を間違えないように。
- oil level オイル量の確認を忘れずに。
- engine room for any blockage, エンジン室(回り)に変な物体や障害物が無い事を確認。
- aware of high temperature 高温に注意。
- Carburetor (float type) フロート式 キャブレター
- to mix fuel with air at proper amount 適量の燃料を空気と混合させる。
- principle of a float-type carburetor
フロート式キャブレターの簡単な原理
- metering air pressure difference at Venturi throat near air-inlet.
ベンチュリ、空気の入り口付近に有る細くなった部分(ベルニューイの定理)を利用して、
気圧差を作り出して(測定して)、適切な混合気を作り出す。
- carburetor icing
キャブレターの凍結
- loss of power 出力低下、スロットルを閉めた様な感じ
- 20 to 70 degrees in F with high humidity 気温が華氏20〜70度で湿気の多い時が注意。 摂氏-7〜+22度
- use of carb heat キャブレターヒート
- hot air from exhaust muffler (heated, but not mixed)
マフラーの熱を利用。 混ぜる事は無い
- melts carb ice and prevents carb icing 凍結を溶かしたり、予防したりする。
- enriches mixture -loss of slight power- 混合気の濃度が上がり、出力は低下する。
- used in many training fleet, but being replaced in newer airplanes
多くの訓練機とかで使われているが、新しい飛行機ではインジェクション式に変わりつつある。
- Fuel Injection (instead of a carburetor)
燃料注入式 インジェクター (キャブレターの代わり)
- better distribution of fuel = better performance 燃料配分の効率が良い。 性能の向上
- less nor no carb ice (induction icing, blocked air inlet by ice) キャブレター・アイスの可能性は無い。
ただ、入り口付近がIcingで邪魔されたり遮断される可能性は残る。
- Constant-Speed Propeller 定速プロペラ
(Studentでは使う事は滅多に無いと思うので、簡単に。Private Pilotなら操縦は可能です。興味があればリンク先へ。)
- a pilot can choose most efficient blade angle of propeller パイロットが効率の良いプロペラの迎え角を選べる。
- not pitch angle, but angle of attack on prop 取付けの角度でなくて、大気との角度である「迎え角」。
- propeller control - blade angle - RPM プロペラコントロール=プロペラの角度=(空気抵抗)=RPM
- throttle control - engine output - manifold pressure スロットル=エンジン出力=マニホールド圧
- power change
出力を変える時には注意が必要!
High Power & Low RPMは内部圧力の増大で危険!
- to increase (mixture, prop, then throttle) 増やす時: 先にProp (High RPM) そしてスロットル
- to decrease (throttle, prop, then mixture) 減らす時: 先にスロットル、そしてPropを調節。
ミクスチャーに関しては、そこまで神経質に成らなくても良いが、微調節を忘れずに。
- Good Operating Procedure
賢い運用方法 (とでも訳しましょうか。 操縦する者には賢明な操作とか)
- Don't let tank dry before switching tank
タンクを変更する前には『絶対』に空にしない。
- vapor lock 空気がラインに詰まり燃料補給が止まる。
- air can clog fuel line (fluid) 空気が連料ラインの栓みたいになる。
燃料ポンプは空気を吸う能力は余り有りません。空気は延びたりして空回り見たいになります。
液体を押し出す能力に十分に有るのですが、空気の様な軽い物には対応をしていません。
- fill the tank after the flight
その日の最後のフライト後はタンクを満タンにしてやる。
- prevent moisture タンク内の空洞を減らし、結露を防ぐ。
大気には湿気があります。 夜間に気温が下がると結露して、それが燃料系に流れるかも。
- After starting an engine,
エンジンを始動した直後は、
- check engine oil pressure, adjust RPM オイルの圧力が上がるのを確認して回転数を微調節します。
無意識にRPMを下げても良いが、オイル圧を確認してオイルが循環してるのを必ず一番に確認を。
- Hand prop
手でプロペラを回して、エンジンをスタートさせる事。
- have a competent pilot in the cockpit 知識と経験のあるパイロットが操縦席に居る事。
- you don't know what is going to happen 何が起こるかなんて、予測不能です。
- Do walk around inspection for preflight 飛行前には、歩いて点検をう事。 癖にして。
- MUST use a written checklist
必ずチェックリストを使う事。
- all items in logical sequence 全ての必要項目が、筋の通る順番で書かれて居る。
- eliminates any omitting an important step. 重要な項目が抜けない様にする為。
暗記はダメです。危険。それに試験も不合格。乗客に冷やかされると思うのは子供の考え。
暗記で全て行って、その後にChecklistを使う考えも有りますが、それじゃ無意味と思ってます。
- After long shortage
長期間の保存後 (長い間、乗らなかった場合)
- check damage and obstructions by insects and animals
特に虫や動物、鳥などによる破損や、穴や隙間に異物やその物が紛れ込んでいないか?と確認する。
Pitot Tube, Static Port, Engine Roomは必ずチェックして頂きたいし、他の空気の取り入れ口、エンジンやキャビン、Flight Controlとか、あらゆる隙間に注意して下さい。 飛行機は空洞だらけなので、小動物にはとっておきの隠れ家です。
出来れば、整備士にエンジンや操縦系統、計器関係、無線機、そして法的点検なども調べて貰うのが良いと思います。
エンジンのオイルを循環させる為に、プロペラを回す時は、Hand Propを行うつもりで、最善の注意をして下さい。
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