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Holding PatternでのWind Correction

実際の飛行

風の影響を考えたHolding Patternのコース実際の飛行では、風が真横や平行で吹く事は多いとは言えず、どうしてもHolding Patternに対して斜めに風が吹くでしょう。 Headwind(Tailwind)と横風が同時に吹いていると考えます。 その為、Holding を飛行する時は、両方の風に対して、修正して飛行する必要があります。

基本: 平方風と横風は別々の物と考え、別々に調節すると飛行しやすい。

とりあえず、Holding Patternに適切な方法で一度入ります。 2回目のHolding Fix通過前には一度は、Inbound Legを正しく飛行する事になりますから、その間にWind Correction Angle WCAを求めます。 そして、2度目のOutboundでは、Inbound でのWCAの3倍(2倍)の修正角度で飛行します。 またその時には、Outboundに入った瞬間から、ストップウォッチか時計で、1分間ピッタリを飛行し、Inbound Legに向かいます。 Inbound に向いた瞬間にまた時間を測定します。そしてCorseからのズレを見ます。 風下に流されていたら、Outboundでの修正が不十分ですから、次のOutboundではもう少しWCAを大きくします。風上に居ればWCAを小さくします。 Fixに到達すれば、旋回を開始しますが、Inboundの飛行時間を見ます。 理想は1分間ですが、たぶん数秒間はずれているでしょう。その誤差分をOutbound Legで調節します。 これを繰り返して、Inboundでのコースがピッタリ、そして飛行時間も1分間ピッタリになる様に調節して下さい。

平行の風の風を修正する:
    Outboundを1分飛んで、Inboundでの誤差を見る。
    その誤差分を次のOutboundで修正する

横風の修正:
    Inbound LegでコースをTrackingし、適切なWCAを見つける。
    Outbound Legでは、そのWCAの3倍の角度を風上に向ける。
       (向きが左右反対になるので、注意)

完璧な数値は、簡単には出せませんので、何度も飛行して修正します。
人やテキストによって、方法が異なります。でもれでも許容範囲です。
最初は教官の指示に従って、後で貴方のベストな方法を見つけて下さい。

 

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Holdingって何? : Holdingのコース : Entry 入り方 : 風の修正 : Patternの形や制限 : ATCからの指示 : Timed Appraoch

 

 

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